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【保存版】AWS SysOps アドミニストレーターのサンプル問題を解いてみよう!

こんにちは、CryptoGamesの高橋です。

クリスペというサービスを行っている会社です。

本日はこちらのSysOpsアドミニストレータ試験ラボのサンプルを実際に進めていこうと思います。

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-sysops-associate/AWS-Certified-SysOps-Administrator-Associate_Sample-Questions.pdf

はじめる前に


AWSのサービスには料金がかかります。

事前に確認を行い、テスト終了後クリーンアップを忘れずに行なうようにお願いします。

0 試験問題

まずは、こちらが試験問題です。

11) 試験ラボの例
ある企業が、新規 Web アプリケーションを展開しようとしています。次の手順に従って、高可用性 MySQL8.0 データベースを構成してください。
1. すべてのリソースに us-east-2 リージョンを使う。
2. 以下で指定された場合を除き、デフォルトの構成設定を使用する。
3. カスタムデータベースパラメータグループを作成して、event_scheduler パラメータの値を true に設定し、データベースインスタンス作成時にこのパラメータグループを使用します。
4. カスタム AWS Key Management Service (AWS KMS) キーを作成し、データベースインスタンス作成時にこのキーを使用します。
5. CIDR ブロック 192.168.1.0/24 から TCP ポート 3306 へのアクセスを許可する VPC セキュリティグループを作成します。データベースインスタンス作成時にこのセキュリティグループを使用します。
6. Amazon RDS データベースインスタンスを起動します。
7. 起動後、RDS データベーススナップショットを手動で作成します。
スナップショットの Amazon リソースネーム (ARN) を入力してください:_________________

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-sysops-associate/AWS-Certified-SysOps-Administrator-Associate_Sample-Questions.pdf

以下、「us-east-2」リージョンを使うをすっかり見落としてしまい、「東京」リージョンでやっております。

実際にやるときは「us-east-2」リージョンでお願いします。

1 パラメータグループを作成しよう

では、問題文の中のこの部分を作成していきましょう。

3 カスタムデータベースパラメータグループを作成して、event_scheduler パラメータの値を true に設定し、データベースインスタンス作成時にこのパラメータグループを使用します。

RDSから下のように行き、「パラメータグループの作成」を選択

下のように、情報を入れて、「作成」

作成後に、チェックを入れて、「パラメータグループアクション」から「編集」

検索窓から「event_scheduler」を検索し、値を「ON」にして、「変更の保存」

これで、パラメーターグループは完了です。

2 KMSを作成しよう

では、この部分のKMSを作っていきましょう。

4 カスタム AWS Key Management Service (AWS KMS) キーを作成し、データベースインスタンス作成時に このキーを使用します。

KMSの画面に入り、下のように設定します。

キーの管理アクセスで任意のUserを選んで、「次へ」

もしなければ、IAMユーザーを作成しましょう。

やり方が不明でしたら、こちらの記事の第二章をご参照ください。

次の「使用」アクセス許可は特に指定せず、「次へ」

問題ないことを確認して、「完了」を押します。

これで、KMSができました。

3 セキュリティグループを作成しよう

次は、こちらですが、公式の解説にはVPCの作成がありませんでした。

. CIDR ブロック 192.168.1.0/24 から TCP ポート 3306 へのアクセスを許可する VPC セキュリティグループを作成します。データベースインスタンス作成時にこのセキュリティグループを使用します。

以下、私がやったやり方で書いていきますが、公式の解答ではありませんのでご留意ください。(公式の解答が無かったため)

3ー1 VPCの設定を行う

まずはじめに、VPCとその環境を作成します。

問題文に「高可用性 MySQL 8.0 データベースを」とありましたので、マルチAZ構成で作成していきます。

VPC作成画面から、下のように作成していきます。

問題文中に「CIDR ブロック 192.168.1.0/24」が出てくるので、それを包括できる、CIDRブロック(192.168.0.0/16)を設定しています。

次にサブネットCIDRを設定しています。

プライベート-1a 192.168.1.0/24
パブリック-1a  192.168.2.0/24
プライベート-1c 192.168.3.0/24
パブリック-1c  192.168.4.0/24

ただ、今見たら、「CIDR ブロック 192.168.1.0/24 からアクセス」だったので、ここは下のように「192.168.1.0/24」はパブリックにすべきでしたね。

プライベート-1a 192.168.2.0/24
パブリック-1a  192.168.1.0/24
プライベート-1c 192.168.4.0/24
パブリック-1c  192.168.3.0/24

どこかのタイミングで、こちらは修正を行います。

「VPCを作成」で下のように作成されていきます。

3ー2 サブネットグループを作成しよう

では、次に下のようにサブネットグループを作成しましょう。

下のように、VPCを選択し、サブネットを追加していきましょう。

下のように、プライベートサブネットを選択し、「作成」

(ここは合っていると思いつつも、解答がないので少し不安な部分です。
もし、自信がある方はコメントしていただけると助かります。)

下のようにサブネットグループが完成しました!

3ー3 セキュリティグループを作成する

とうとうセキュリティグループの作成ですね。

問題文に沿って、下のように設定し、「セキュリティグループを作成」

これでセキュリティグループができました。

4 RDSを作成する

では、こちらの問題文に沿って、作っていきましょう。

Amazon RDS データベースインスタンスを起動します。

RDSの画面から「データベースの作成」

「標準作成」「MySQL」を選択

公式の解答では「本番稼働用」にチェックを入れますが、今回はテストなので、「無料利用枠」をチェックします。

試験当日は「本番稼働用」が良いと思います。

下のように設定して、進みます。

この辺りで、作成したサブネットグループセキュリティグループを設定していきます。

DBパラメータグループは第一章で作成したパラメータグループを選択します。

KMSも第二章で作成しましたね。

それを入れていきましょう。

これで、データベースができました!

5 スナップショットを取得する

では、最後にこちらに沿ってスナップショットを作成しましょう。

起動後、RDS データベーススナップショット手動で作成します。
スナップショットの Amazon リソースネーム (ARN) を入力してください:_________________

データベースにチェックを入れて、「アクション」から「スナップショットの取得」

任意の名前を入れて、「スナップショットの取得」

これで、スナップショットができました。

こちらのARNの情報を提出しましょう。

これで、ラボ内の問題は完了です。

最後に

終わった後は、不要なものは必ずクリーンアップを行なってください。

料金が継続的にかかってしまうため、忘れないよう、十分ご注意ください。


今回は以上です。

最後まで、ありがとうございました。

サポートをしていただけたらすごく嬉しいです😄 いただけたサポートを励みに、これからもコツコツ頑張っていきます😊