見出し画像

ICU合格体験記&入試対策④知識は不要!?人文社会科学

こんにちは!
英語の記事に全力つかいすぎて少し投稿頻度下がってました、、
今回は「人文社会科学」編です


まえがき

他大学とは大きく違うこの「人文社会科学」。
レアな試験形態だからこそ、
一体どんな科目なのか?どんなことが問われているのか?
ここでホームページに記載されている事実と、筆者の意見を分けて書いてみます。

どんな科目?試験形式

試験当日の1科目目。
時間は80分、四択マーク形式で45問前後、90点分。

論文(A4ぎっちり8〜10枚分くらい?)を読んで答える問題。

論文の内容は文学、哲学、芸術、政治、宗教、経済、歴史などの分野から出題される。(←公式HPより)


どんなことが問われているのか?(筆者の意見)

どんな試験でもそうですが、作問者の意図を逆算して考えると、攻略の近道になると思うので、これを読んでくれている受験生の方も、実際に自分で過去問を解いた後に、作問の意図を考えて、どうすれば作問者と同じ目線に立てるか考えて見ても良いかもしれません☺️

私が受験中実際考えていたのは、楽しんで論文読める?ということでした。
この文章、かなり長くて、正直自分の全く興味ない分野だとしんどいと思います。でも、逆に自分がある程度考えたことがある話題だったり、ちょっと知ってる!みたいな話題だとぐんぐん内容が入ってくるんです。

この時、何が違うかというと、ちゃんと論文を自分のものにしながら読めてるか?ということだったと思っています。
自分がもつ意見や知識を照らしながら読むことで筆者の意見をはっきりさせられる。だから比較的内容がとりやすく、その後の選択問題も切ることができたのではないか、と。

でも、だからと言って、このために「教養を増やす」というのはちょっとずれる気がします。公式が言っているように、あまりに多岐に渡りすぎていて、知識ぜめは正直出来ないと思います。
じゃあ運ゲーなのか?と言われれば、微妙、です。
というのも、確かに文章の吸収速度が変わりますから、教養があるに越したことはありませんが、この試験問題は知識問題がほとんど出題されません。全部答えは問題文に書いてあります。つまり、読めば合格点はゆうに超えるはずだからです。

ちょっと厳しいことを書いたのですが、じゃあできる対策は?っていう話を次の章から書いていきますね☺️

対策何するか?

人文社会科学と戦うためのおすすめは、長い文章の構造を知るということです。

は?って思われてしまうでしょうか、、
もしかしたら他の受験生に怒られそうですが、私の激推しはこれです。

というのも、私自身、ずっと人文科学は自信があったのですが、本番直前で過去問が全く取れなくなりました。その時に、自分はずっと感覚で解いていたということに気づきます。
直前の緊張でその感覚がおかしくなっていたから解けなくなっていると断定して、理詰めで解くという当たり前な方法に作戦変更しました。

なんと言っても私が難しいなと感じていたのは、人文社会科学の問題文には傍線部が無いということです。めちゃめちゃ長いのに、です笑。
だからこそ、論文の構造を知っていることで該当部分を探すことができ、問題も解きやすくなります!!

具体的には?

私はこの本を休憩時間にちょっとずつ読んでました。

この本自体とても面白いのですが、私が1番役に立ったと思っている力はこんな力です。
例えば。
今日のここまでの記事、いつもよりちょっと太字が多いことに気づいたでしょうか、、、?
各段落1文ずつくらい、主に段落の1分目に太字があって、具体例や筆者の個人的なことが書かれている段落には太字が無い。

人文社会科学の問題文もそうなんです。

逆に言えば、1つの段落は、筆者が言いたいこと(主文)を他の複数のぶんがサポートしている(サポート文)ことで成り立っているわけです。
私が身につけようとしたスキルは、段落の文章のつながりを考えながら主文を見抜く力でした。

主文同士を見れば、段落同士のつながりも見えてきます。
段落同士のつながりが見えれば、論文全体の構造はとれたも同然です!ずっと論理的に、根拠を持って四択を切ることができると思います。

応用編

各段落から主文を見つけられるようになったら、実際にノートに記録してみるのもいいかもしれません。
実際、私は好きな論文内容だった過去問は主文をノートに書き出して、段落ごとの構成を見開きで追えるようにしてました!
新書や日頃読む論文でも同様のことをしてもいいかもしれません、、!

この方法のメリットとしては、実際に過去問を解いている最中でも「この文はノートに書くように抜き出すだろうな」と思いながら読めるので主文を感じやすくなることと、段落同士の繋がりをまとめ直すことで、論文全体の骨格が見えるようになることです。

デメリットとしては、まとめ直すのに時間がかかること、でしょうか、、。

私も実際にやっていく中で、最終的には10年分も出来ませんでしたが、1回1回で確実に構成の掴みやすさが上がっていったな、という実感がありました!

※コメント欄でアドバイスいただいた情報も併せて載せております。ご意見いただき、ありがとうございます、、!

最後に

人文社会科学は、先輩方でも運ゲーって仰ってる方が多くいて、受験生時代の私は「まじか苦笑」って毎回解いてたのですが、
たぶんこのやり方で、少しは根拠を持った解答に、そして少しの自信にもつながるんじゃないかな!と期待してます✨

何かあれば、コメントか、 qqkaren6@gmail.com
 まで連絡いただければできる範囲で返信させていただきます(ありがたいことに何件か連絡いただいて嬉しい限りです!!)

ではまた!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?