起きられず。頭も腹も痛い。もう何もしたくない。休みの連絡を入れてそのまま寝落ちした。

途中で起きたりまた寝たりを繰り返しながらトイレ以外一歩も動かずベッドの上で夕方まで過ごした。この時間になってやっと空腹が横になりたさを上回った。

のそのそとキッチンに上がりトーストにバターと砂糖をまぶしてこんがり焼いた。おいしい。くず湯を飲んでひと心地ついた。

パソコンを立ち上げてブログを書いたりして過ごす。ブログも書けたのでソファに横になった。夫から帰るよ連絡が来たので休んだ、何もできない、ピザでも取る？と返信した。夫はお腹の調子が悪いらしくお粥にでもしようと思っていた、とのこと。そんならピザはやめよう、お粥にしようと返信。

夫帰宅。ソファに寝そべりながらおかえりと迎える。ごはんどうする？と聞かれたのでいやお粥でしょ？と返したら何も食べさせてもらえない…ピザ取ってもらえない…と嘆き出した。いやいや、お腹の調子悪いんでしょ？と突っ込むといい時と悪い時とあるでしょう？！と訳の分からないことを言い出した。無視する。

結局フリーズドライのお粥や雑炊を食べた。全然足りずにパンに夫が作ってくれた青海苔入りのポテサラをのせてチーズをのせてトーストしたやつを食べた。夫にも少しだけ分けてあげる。

食べながら夫と最近みんな転生するよね、ライトノベルは時代の欲望を表すよね、というような話をした。もう今世は諦めたってことなのかな。いやだねぇ。

ちょっと前まではオークが集団で美少女を襲うってのが流行ってたんだよ、欲望むき出しだ気持ち悪いよねと夫が言ったので、知ってる！「くっ…殺せ…！」ってやつでしょ？と得意になって言ったら●●子は何も分かってない、それは別ジャンルと教わった。その流れで高飛車な女はア●ルが弱いってのがあってね、と夫が唐突に説明したので爆笑してしまった。いやこれはもう慣用句みたいなもんなんだよ、と夫。「ひゃぅっ…！」ってやつでしょ？と今度こそと思いながら返したら、…あー。知ってる側の人だったかー。と夫。ぐったりしていたけどたくさん笑ってちょっと元気になった。

シャワーを浴びて髪の毛を乾かし寝室に入った。私に続いてシャワーを浴びた夫も寝室に来る。寝るにはかなり早い時間だったが寒いのでそそくさとベッドに潜り込んだらえっ、もうベッドに入るのと夫に驚かれた。いや、ここが一番暖かいんだよ？と私。夫はまだネンネちゃんだから知らないかもしれないけどね。ここが一番暖かいの。

結局夫もベッドに入り、しばらくお小遣い稼ぎや節約の方法について相談しつつ眠くなってきたので寝た。