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then all was good

万事塞翁が馬の言い伝えはこんなの

中国の北辺に住んでいた老人の馬が
逃げ出します
同情した村の人々に老人は
この出来事が福を招くかもしれない
と言います
逃げ出した馬は俊足の馬を連れて
戻って来て人々は喜びますが
老人は
この出来事は禍を招くかもしれない
と言います
俊馬に乗っていた老人の息子が落馬し
足を骨折して皆は憐れみますが
老人は
この出来事が福を招くかもしれない
と言います
それから戦争のため頑健な男子はみな
徴兵されましたが骨折していた息子は
兵役を逃れ親子共に命拾いします

こんな風に何が幸運で何が不運かなんて
人間の頭には分からないもの

魂から見たら結局は
then all was good
全部よかったって事になるんだと思う

頭は何でも最短距離で最速で
結果を出す事がいい事だと
思い込んでたりするものだけれど
回り道が祝福になる事もあるし
横道に逸れちゃう経験が本当の自分を知る
事に繋がったりもする

だから薄っぺらい表層だけ見て
良し悪しを言うんじゃなくて
もっと深いところで感じてみよう

そこには気づきというギフトが
必ず隠されている

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