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内的葛藤を外に投影していることに 気づくこと

この世界に平和をもたらしたかったら
自分の内側での戦いをやめるしかない

私達人間は 常に自分の一部と闘い
抵抗と葛藤を繰り返し
それを外側の世界に映し出している

人間はつくりが かなり複雑に出来ているため
注意深く自分を観察していかないと
内側の葛藤を外側に創りだして
いずれ自分を破壊してしまう

父と母から異なる因子や考えを受け継ぎ
中心となる丹田が三つもあるのだから
内なるバランスを取るのは大変なことだ

三つの丹田 頭とハートとお腹には
それぞれ異なった感覚と意識が存在していて
それを繋げるのも簡単なことじゃない

その上 右脳と左脳 女性性と男性性
能動性と受動性 繊細さと大胆さなどが
別々に働き 自己矛盾を生み出す

この相反し矛盾する両方の質を
そのまま受け入れよい形で
使い活かすには鍛錬が求められる

どちらかがどちらかを否定し抑圧すると
堰き止められたエネルギーは
嵐のように捻れいつか爆発する

抑圧された質は攻撃的になり
抑制が効かなくなってしまうのだ

自分を知ることが全てを知ることに
繋がる第一歩

自分の中にある相反する質に目をやり
そこどちらをも受け入れることが
真の自己受容なのだろう

異なる質を否定したり虐げたりせず
そのまま受け入れいい形で使えるよう
成熟し統合していこう

そうやって初めて 魂と肉体が仲直りできる

内側の葛藤を外側のせいにして
いつまでも投影を続ける限り
私達は自分で生み出したイルージョンを
超えられないのだから




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