好きなはずの起業で苦しんじゃダメだ。俺たちは何のために生まれてきたんだ?

起業塾セミナーから戻った翌日の、とある月曜日のこと。
華々しい起業(笑)の世界から、忌々しい現実世界に戻ったわけだが
まぁそんなに違和感なく溶け込めている。

ま、いつかは会社なんぞ辞めちまうんだろうが。

起業塾といえば理想の世界を夢見させてくれるが
実態を言えば、うまくいかないことの連続だ。
それは当時の私のみならず、他の同期生も同様のことが言えた。

成功するのは一握り

私の起業塾の実績で言えば、2年間で何の結果も出せなかったのが思い返される。
その当時を思い返してみると、スクールに入っていることそのものが
苦しみの要因になっている感じの人がいるような気がしてならない。

発言や起業コンセプトがコロコロ変わっていたり。
試行錯誤が著しすぎて、今思い返すと
同期生らも自分も、痛々しい行動が多かった。

しかし「考える」ばっかりでは結果を出せず
一方的に会社に押し潰されるだけだから
何かしら動いて結果出さないと、と言う恐れもあったのだ。

私的には個人戦では限度があるので、誰かと何かとコラボすることで
正のシナジー(相乗効果)を創出するのが大事だと思っていたんだが

それすらもままならなかった。
私以外にも何人か同期生がいたが、いつの間にか消えた人間も少なからずはいた。

私は2年間で結果を残せなかったが、それでも長くいた方である。
結果として「成功」らしい成功を収めたと思える人間は
ほんのわずかしか見てとれなかった。

好きなはずの起業で苦しんでいること

忖度なしに、起業塾を見てきた感想としては
どうにも仕組みに囚われすぎているせいで
苦しんでいる人も少なくないように見えた。

思いのほか選択の自由が少ないのでやれることも少ない、
その割に義務が多くて負担になってしまう。

起業塾にいようがいまいが、選択の自由が少なすぎると
やれることも少なくなってしまう。

言われたものをやっているだけ、言われたからやっているだけ。
それって普通の会社の社畜じゃん、と。

自由度が無さすぎると、そこにマンネリが生まれ
「悪魔」に付け入る隙を与えてしまう。

あれもやりたいこれもやりたい、あるいは方針をコロコロ変える、
ひたすらポジティブさ加減を振る舞っていく。

そのことに苦しさすら見えたな、当時の私は。

好きな生き方をするために目指したはずの起業が
自分の首を絞めていることに気付いたから辞めてしまったのだ。

総括

自分の人生を追い求めるつもりでやったはずのことで
自らの首を絞めてしまうのは本末転倒。

どうすれば自分に嘘をつかなくて済むんだろう、と
考えて生活するのが自然なんだろう。

起業を志そうがそうすまいが、
本当にレベルの高い人物はレベルが高いんだから…。

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