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面白い人生を目指すために

そういや思い出したエピソードで言えば、元同僚との会話で
「この会社には、世の中をあっと言わせるようなシステムを作りたい、と思う人間がいない」
と嘆いていたのを思い出した。

彼もまた俺にとって父親の一人だった。

確かにかつて俺のいた会社は、まるでゾンビみたいに
死んだ顔した者たちばっかりで、何考えてるか分からない。

何となくその日を過ごして、保守的な毎日を堕落して過ごす。

俺もその中でなんとなく仕事をこなして、死んだような毎日を過ごしていた。

世の中に革命を起こすこと

本当は世の中に対してセンセーショナルなシステムを作ったり

画期的な仕組みを作って世の中の「困った」を楽にさせるのが
ITの仕事なんじゃねーのか?っていうのは、その当時から思ってた。

そういう意味で俺がその会社でやっていることが
「社会の何の役に立ってんだこのシステムは?」

と疑問を思いながらやるきっかけになった。

俺にしてみれば、自分が携わってるシステムを社会の何の役に立ってるか
他人に説明できないのが問題である。
正直ゴミシステムと言って差し支えない案件ばかりだった。
そう言ったこともあって会社にいる俺はずっと感情が死に続けていた。

意識高い

俺がかつてセミナーで出会ったメンバーに関して言えば、
皆外のセミナーに出るくらい意識は高かったのだろうが
会社を辞めて一旗上げるほどまでにはならなかったと思う。

当時の俺と同じで、いかに社会でうまく立ち回って生きていくか、
という術を身につけるためにセミナーに申し込んだのであって。

ドラスティックに自分の人生を変える野心というのは、
もしかしたら当時の俺同様、欠けていたのかもしれない。

周囲の人は、自分の意識と比例しているのだろうな。
俺も会社という地獄を抜けようと本格的に活動したのは
大分後年のことだったし。

会社にいたらいたで、ストレスのオンパレードだしよぉー。
まーったくよーぉ、たまんねーよなぁー。

なんていってるうちに時間は虚しく過ぎ去ってゆくのだ。

それゆえ会社以外の人脈を辿ろうとしたのはすごいことだと思う。
そんな努力をしたくてもなかなか思いつかないのが実情であろう。

総括

やりきれないストレスを平日にバカスカ貯めて、
金曜日に酒を飲めば大概のことは忘れられる。
忘れられるんだが、月曜日にはまた元に戻る。

「土日祝日のためだけに生きているのでない、そんなバカな人生はない」
そう切って捨てた若者がかつていた。
俺もその若者の言う通りだと思っていた。

そう思っていたのだけれども現実はそうさせてもらえない、
自分の好きだと思うことをやれる環境でない、
そうしたことに嘆き、怒り狂った若かりし頃。

今もそんな変わりないかもしれないけど、
あることをきっかけに酒飲むのを辞めていくことにした。
酒を飲めば楽になれるし、心地よい世界に連れてってくれる、それがとても良かった。
それを知っているからこそ辞めることにした。

酒辞めて劇的に変わったかどうかで言えばどうだろうな。
安易に他人のせいにしなくなったのは良いところだと思う。
そこがまず明確になったかもしれない。

大体自分が何かすることがトリガーになるわけで。
まぁ変化変容のタイミングとしちゃあ、タイムリーだなぁ。

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