「後戻りのできない変容」というパワーワード。
スピリチュアル界でよくそんなワードは出てきます。
「破壊と再生」。

多くの人がそれを待ち望んでいるが、
いざ「変わる」ことを突きつけられると怖くなるもの。

しかし変わるために着々と行動していて、
ある時バンってコトを起こすと、本当に何かが変わるし

いざ「変わった」その時には、
今までの自分はなんだったんだ？って

変わってみると、本当になんてこともなくなってしまうのです。

「海王星」と「ケテル」

SNSで海王星の特集をする日であるが、その日に限って
年末のゴミを出す日を忘れてしまって、

そのごみを年始まで持ち越すこととなった…。

最悪、痛恨の失策を犯してしまった。

その日は海王星の特徴である「忘れっぽい」が発動してしまい
予定していたことが全てうやむやになってしまった1日でありました。

すると翌日は冥王星を特集するからなんだろう、
「破壊と再生」をしまくる1日になるのか？？

「海王星」はセフィロトの樹でいう「ケテル（王冠）」に相当するので、
ふとカバラのことを思い出しました。

2022年にカバラを１周してきたが、
次にカバラに行くとしたらどういう時なのだろう。

そこまでして必要とする時とは？？

「深淵」を渡り「王冠」を獲得して

「アビス（深淵）」をわたって、「ケテル（王冠）」に辿り着いて何を得たのか。

渡り終わってからというもの、
別に本気で心の底から信頼できる友人恋人に巡り会えたわけでもないし

「仕事」が大きく変わったわけでもありませんでした。

ただ、行動力が上がって、「気にならないことが増えた」
と言えばそうかもしれないですね。

カバラは情報整理術なので、あれやこれやと
つまらない感情にとらわれなくなるのです。

いっときは揺さぶってきた感情も、
それは「消化済み」のものとして扱われたのか
それっきり何事もなかったかのようになります。

だからあれやこれやと必要そうな学びを次々選択し
躊躇なく行動できたのだと思いますし、
それが一番大きい「ギフト」だったと思っています。

カバラという情報整理術を通して最も大事なのは
「感情を消化し切る」ということかもしれません。

いっときの後悔や焦り、喜びといったもの。
それがノイズになってしまうから
ルティーンとして同じことばかりを繰り返す生活をしてしまう。

良いものも悪いものも整理して、感情に囚われなくなる。

個人的にカバラの学びを再度するとしたら、
取り止めのない多くの感情を仕留めたい時なのかもしれません。

終わりに

2022年は一応アビスを渡って
「ケテル（王冠）」のある「至高の三角形」に渡った年でもあるが
一体何を得たのだろう？

「有形のもの」じゃなくて「無形の力」を得たといった方が良いでしょう。
たくさんのものに囲まれるよりも価値のあるものがそこにあった。

「見えないもの」を意味する「海王星」が
「ケテル（王冠）」とは言い得て妙だと思ったのですが

つかみどころのないものだからこそ「王冠」と言えるのかもしれません。