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Innovation

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世の中を楽しくする発想について紹介します。
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記事一覧

アート思考が変えた都市風景:ニューヨーク・ハイライン再生秘話

ニューヨークのマンハッタン西側に位置するハイラインは、かつての貨物列車の高架線路を、アー…

アーティスト、シアスター・ゲイツによるシカゴ再生の軌跡

シカゴの街角に新たな息吹を吹き込む、アーティスト、シアスター・ゲイツの活動を紹介します。…

補助線を描くことで見出された画期的新薬

前回、絵葉書を使ったワークで、「考える」と「想う」の違いと、アート思考が斬新な発想のため…

アート思考:斬新な発想の補助線を見出す

アート思考は、アーティストが世界を独特な視点で捉える能力に基づいています。彼らは型にはま…

「想う力」を発揮したイノベーション:日産e-Power

前回の記事では、横尾忠則さんの「想う」力を探求しました。「想う」とは、目的や成果に縛られ…

常識を超えたコンセプト「マテリアル・パスポート」が画期的。建築資材に個別IDを付与し、解体後再利用できる仕組み。建築家トーマス・ラウ氏の発案で、大阪万博オランダパビリオンで採用されている。資源の永続的循環を目指す新たな経済モデルの胎動
https://x.gd/t0YPV

五感で「想う」、遊び心が生む自由な発想とイノベーション

87歳にしてなお精力的に作品を創り続けるアーティスト、横尾忠則さん。その創造力の源泉は「遊び心」と「想う」力にあります。ビジネスパーソンもこの力を活かせば、イノベーティブな発想を生み出せるようになります。今回は、「遊び心」と「想う」について考えます。 論理を超えた「想う」力 横尾さんは、頭で「考える」よりも、身体が勝手に描いてくれる、描こうという衝動、「想う」にしたがうことを重視しています。 横尾さんのいう「考える」は論理的思考のこと、これは確かに重要ですが、自由な発想

大企業におけるアート思考とイノベーション:花王のヘルシア事例を通じて

以前のコラムで、小さな組織で、アート思考によるイノベーションを起こした事例を紹介しました…

イノベーションマガジン『Carbon』第10号に「「アート思考」で「2回目のコペルニクス的転回」を目指す」という記事を寄稿しました。
産業界がアーティストの思考を取り入れることで、新たな未来を創造し社会を前進させるという視点の変革を指について書いています。

小さな組織でもできるアート思考によるイノベーション

先日行ったオンラインセミナー『革新的なアイデアを生み出す アート思考実践論』でいただいた…

詩的な思考でワクワクする未来社会へのイノベーションを創る

神奈川県真鶴町は、高層マンションやショッピングモールがない昔ながらの美しい街並みを保持し…

アート思考でイノベーションを起こす:収益よりもまず行動変容に焦点を当てよう

先日、『革新的なアイデアを生み出す アート思考実践論』と題したオンラインセミナーを行いま…

明日2月28日、「革新的なアイデアを生み出す アート思考実践論」のオンラインセミナーを行いますが、なんと900名を超える方に登録いただいているとのこと。多くの皆さんに興味をもっていただけて嬉しいです。
https://note.com/stargazek/n/n795607d0ea6e

アート思考で磨く「イノベーションの種」を見つける力

アート思考とは、アーティストが作品を制作するときに発揮するのと同じ、「これまでの常識を超える斬新なコンセプトを創出する」思考法です。イノベーションの種とは、イノベーションを起こすコンセプトのことです。事業構想大学院大学客員教授の田浦俊春氏は論文で、斬新なコンセプトを創出する際に大切なのが、エビデンスに頼らない「自分なりの考え方」と言及しています。今回は、「自分なりの考え方」こそ、「イノベーションの種」を見つける力であることについて紹介します。 イノベーションについての日本の