2012年6月入居日当日_

まだまだ使えるモノを、新しい持ち主へ。

寒い…寒い…寒いしか言葉が出てきません。都内では雪がちらついていたとか。もうすぐ春かな、と思ったけれど、まだまだ先になりそうですね。

先日、ある方の紹介で、空き家になってしまった家のお片付けに行ってきました。星空の家も、星空の小さな図書館も、星空スペースも、空き家を活用して運営していることから、ご相談をいただくことがあるのです。

空き家活用といっても、長らく放置されていた状態から始まるので、それはもう、片付けが大変。その家の歴史があればあるほど、出てくるのはモノばかり。

でも一方で、思い出もたくさん出てくるんです。大家さんにとっては、大切な思い出が詰まった家。かつて、みんなで暮らしていた家。にぎやかな声が広がっていた家。家の片づけは、気持ちの片づけでもあるような気もしています。

「捨てるのはもったいないけど、使ってくれる人がいるならば譲りたい」そんな声も多く頂きます。食器をはじめ、古道具、家具、雑貨まで、本当に様々です。

まだまだ使えるモノを、新しい持ち主へ。

私たちは、そんな「ご縁」をつなぐこともしているんです。

星空の小さな図書館をはじめる時も、本当に多くのものをいただきました。本棚はじめ、イス、子ども用のテーブル、もちろん、たくさんの本も。

これから飲食店を始められる方へ、かつて食堂だった方とのご縁をつなぎ、たくさんの調理器具を譲って頂いたこともあります。

先日も、たくさんの食器をいただきました。昔は、この大きな家に、お正月や祝い事などがあると親戚が集まっていたのでしょう。同じお皿や小鉢がたくさんありました。これらもお店をやっている方の元へご縁をつなぎ、旅立つ予定です。

最近では、星空ガレージを利用される方もいます。直接ご自身で次の持ち主さんへ譲ることができると、とても好評です。

来週のナカガワフェスでもガレージセール、開催予定です。

気が付くと世の中にはモノがあふれてしまいました。次から次へと新しいモノが生み出され、次々捨てられていく。

なんだかそれって少し寂しいなぁと感じてしまうのです。

まだまだ活用できるものもたくさんあるじゃない。

それを活かせる場を、これからもつくっていきたいなと思います。





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