ほうほう、敗北者 at第3回福ちゃん(ジラサンピカゼク)

一家に一匹キリンリキ!どうも、ほうほうです。

今回は第3回福ちゃんに参加してきました。(福ちゃん is 何って方はこちら)結果は3-2の17位と、惜しくも決勝トナメにも上がれませんでした。
しかし、使ったデッキとしては僕的に満足してるものではあったので、せっかくなので記事を書こうと思います。暇な人は見てってね!
とは言ったものの、今回は負けたが故に感情が右往左往してるので、それでもいいよっていう優しい方はどうぞ(途中まではポケカの話なのでそれまででも是非...)

デッキ選択経緯

今回の環境を読む上で指標にしたものは主に2つ。1つ目は新人戦、2つ目はやぶれかぶれ杯でのデッキ使用率統計です。(リンクは許可とってなかったので挙げません)

それらを見て、気付いたことを何点か挙げます。
・ゾロアークがめっきり減っている
・カラマネロが数を伸ばしている
・次いでサーナイトも使用率が増えている
・ドリュウズがやばい(語彙力不足)

とりあえず、突然環境に出てきたドリュウズデッキについて話します。非gxとしては一歩抜きんでた高耐久と高火力を持っています。しかし進化非gx特有の初手の展開への不安とドリルバズーカへの事故の可能性が拭い切れないという印象でした。ついでにギラマネロにもキツめです。
ということでドリュウズは安定して戦うことが難しいため、大会に存在する数は少なめと判断しました。

一週間前までは、僕も握って損のなさそうなレシリザやカラマネロ系統のデッキを使おうと考えていました。しかし、僕の性格上
「ミラー対面→じゃんけん勝った方の勝ち!」

ってことがやりたくありませんでした。(実際はそんな単純なものではないと思いますが)

というわけでまた今回も環境の隅っこから環境デッキをつつこうと思いました。そこで浮かんだのがジラサンピカゼクです。先行を取られても、サンダーで何かしらの抵抗ができます。また、サンダーでカラマネロを狩り続けていれば有利は取りやすいですし、TAGチーム相手にはカプコケコgxやサンダー+ピカゼクで倒していけます。また非gx相手にもタッグボルトによるサイド2枚取りも狙えるため、様々なデッキに戦えると感じたことが使うきっかけです。

使用デッキ

というわけでデッキの紹介です。リストはこんな感じ↓

レシピは、世界でも有名な海外プレイヤーDiego Cassiragaさんの、インターナショナル大会(日本でのcl規模)でベスト4を取ったものを参考にしました。(カードプールはダブルブレイズまで)

参考元はこちら↓


採用カードの解説

このレシピを0から作ったわけではないので、採用カード解説をする権利があるかどうか微妙ですが、僕の使用感も踏まえた上で一応やっていきます。

・ジラーチ、サンダー 各3枚
ジラサンとして動くための最低限度の枚数。だと思ったんですが同大会で優勝したチマさんはジラーチ3枚そしてサンダーが2枚。ジラサンって奥が深いですね。

・ピカチュウ&ゼクロム 2枚
タッグボルトでのサイド複数枚取りを狙いたい場合や次ターンピカゼクが倒されないことが確定した時に使います。そうでない時はただの脆いTAGチームのためあまり出しません。使いたい場合が多いためサイド落ちを考慮して2枚。

・ライチュウ&アローラライチュウ 1枚
主にレシリザやミュウミュウ相手に麻痺を狙って使います。とはいえ麻痺から逃れる可能性も十分あるため、状況が悪めの時にワンチャンス懸けて使う事が多いです。必ずしも使いたいカードではないため1枚のみの採用。

・カプコケコgx 1枚
ジラサンでもおなじみ、雷の奇襲枠。悪い状況を一瞬でひっくり返すポテンシャルを持つ強力なカードです。しかしこれが倒されると、ほとんど場にエネが残らなくなるので、あくまで劣勢の時に使いたいカード。2枚はさすがにいらないので1枚のみの採用。

・ゼラオラgx 1枚
大会前ぎりぎりまで採用を悩んだカード。場にいれば、ジラーチが倒された場合でもエネ付きサンダー2体で攻撃が成立する便利さが強み。結果として採用して正解だとかんじました。エネルギーつけかえを入れてる以上、場のエネを保存することは思った以上に強かったです。あと、アブソルにおびえなくて済むのもジラーチを入れてるデッキとして安心できます。
しかし、なくてもエスケープボードを使って逃げることはできるので、必須とは言えないので1枚のみの採用

・デデンネgx 2枚
ピカゼクと言ったらこれですね。デデンネで急速に山を掘り進めて、エレキパワーやメイを探しにいく。電磁レーダーでデデンネ+雷gxをサーチ。グズマを使いながらドローを進めていく。良点はあげればきりがないですが、とにかくピカゼクに相性が良いカード。ゲーム中1回ではデデチェンジが足りないと感じる時もあり、2枚採用。

・マーシャドー(やぶれかぶれ) 1枚
打つと高確率で自分が事故る、なのに相手はドロソ引くのはなぜ...といった不思議なカード。
打つ時は主に、手札に捨てたくないカード(グズマとかエネ)を大量に持ってる時、フルドライブを打つ時、相手がシャイニーフレアで持ってきたカードを流す時とかですね。採用が1枚なのは後述のカードにて、、、

・リセットスタンプ 1枚
参考にしたレシピでは、やぶれかぶれマーシャドーが2枚採用だったのですが、その時のカードプールがダブルブレイズまでだったのでリセットスタンプがありませんでした。リザテルが台頭したことからやぶれかぶれ2枚+リセスタでも良かったのですが、枠の都合上ハンド干渉は合計2枚で十分と判断しての1枚採用

・ネストボール 2枚
苦渋の選択で枠を減らしたカード。(参考デッキでは3枚採用)初手の展開さえできてしまえば、ポケモンはメイで持ってくることも可能なので、2枚でもギリギリ回りました。

・ハイパーボール 4枚
非gxからデデンネまで、好きなポケモンを手札に加えられるカードであり、このデッキ唯一のドロサポであるリーリエとも相性がいいため4枚採用。

・電磁レーダー 1枚
ピカゼクデッキには2,3枚採用されている印象を受けるこのカードですが、使うタイミングとしては、
非gxが倒される→メイでピカゼクの攻撃準備→理不尽を押し付ける
                 ↑
                 ココ(Tapu Kokoじゃないよ←は?)
つまり中盤以降で試合で一回使えれば嬉しいレベルのカードなので、1枚のみの採用となりました。

・ポケモン入れ替え 3枚
参考デッキでは入れ替え1+ひも2でした。これらを全て入れ替えにしたのはいくつか理由があります。
1つめは正確に相手のポケモンを狙う必要があると感じた点です。例えば先攻カキでバトル場にエネが多くついていた場合、確実にそのポケモンにサンダーでダメージを与えに行くとか(主な対象はリザテル。放置すると好きなだけ展開されるため、早いうちに削りを入れたい。そうすればピカゼクでの対処が楽になりやすい)
2つ目は純粋に使いやすい点です。ヒモだと相手の入れ替え先を検討しながらプレイする必要が出て、考えることが多くなってしまいます。握り始めて数日のデッキだったので、そこまですると時間が足りなくなると判断しました。
3つ目はデンジがない点です。デンジを全てメイに変えたことで、こちらが攻めている時のグッズサーチができなくなりました。それによって、ヒモサーチ→疑似グズマみたいな流れができなくなりました。
以上からヒモの必要性をあまり感じなかったので、全部入れ替えにしました。ただ、変更する余地は大いにあると思います。

・エネルギー付け替え 3枚
基本的にピカゼクを起動させるためのカードです。しかしそれ以外にも、迅雷ゾーンと組み合わせて、バトル場手張り→逃げ→付け替えで初ターンでサンダーの攻撃もしやすくなります。サイド落ち、用途の意外な広さを考えて3枚採用。やっぱりゼラオラ入れてよかったわ...

・エレキパワー4枚、こだわりハチマキ2枚
雷デッキの元々の打点は低めなので、よくある枚数を採用。

・エスケープボード 2枚
ジラーチが3枚入っているため、構築でよく見る2枚採用。ブロアーで剥がされてもゼラオラもいるし、入れ替えも3枚入っているので2枚で十分だと思います。

・グズマ 4枚
ジラサン故、4枚は必然。

・リーリエ 4枚
1ターン目で打てると手札がほくほくして楽しくなれますが、それ以降でもハイボやレーダーで手札は切りやすいので安定的にドローはできます。

・メイ 2枚
ポケカ界に突如現れた革命児。非gxは疎か、gxデッキでも採用が考えられるほどのカウンター性能を持ったカード。サンダーが取られたターンに打って、コケコ◇+エネ+付け替え。これであっという間にピカゼク攻撃セットが完成。この子のおかげでジラサンから突然ピカゼクに早変わりできます! とはいえ、一度味方が倒されないと使用さえできないので、試合中に1枚打てればいいという考えのもと、2枚採用。

・無人発電所 1枚
前回大会のパンプジンといい、こいついっつも無人張りたがるな。
だってそりぁロック性能高いからね...(自分もロックされるのは承知のもと)
だいたいフルドライブ打ちながら張ってる気がします。
張れれば嬉しいけど、張れなくてもリセスタなどの妨害手段はあるため、1枚のみの採用 。
正直参考元と同じエーテルパラダイスでもいい気がします。

・サンダーマウンテン 1枚
今まではスタジアムナビでもってくる必要がありましたが、これもメイによって確定サーチが可能に!おかげでコケコ◇がサイドに落ちてもピカゼクのフルドライブが打ちやすくなりました。メイちゃんは偉大。

・基本雷エネルギー 11枚
これは参考もとの枚数をそのまま採用しました。体感としては、3エネついたピカゼクが倒されても、もう一体で効果付きタッグボルトがギリギリ打てるくらいです。

予選結果

1戦目 ほっぺすりすり 勝ち
2戦目 超越エンニュートHAND 負け
3戦目 レシリザミュウミュウ 勝ち
4戦目 炎ミュウミュウ 勝ち
5戦目 超 越 エ ン ニ ュ ー ト H A N D負け

結果3ー2の17位で決勝トナメ進出は果たせませんでした。感想の前に、試合の内訳をざっと書いていきます。

一戦目 ほっぺすりすり 後攻
かけるさんと。お相手初手コケコgx、ミラーかな?と思ったらエモンガが出て、瞬速理解。しかし、相手がピカチュウを一体ずつしか並べてきません。それをこちらはサンダーで2回取ります。お相手がすりすり発電を2回打ってきたのでパチリスをエレパ2枚の居座りサンダーで取ります。ライチュウが出てきた時には相手の場のエネが10枚程に。ゼラオラが1発で倒されましたが、ライチュウはサンダー2回で、最後に殴ってきたコケコをこっちのカプサンダーで取って勝ちました。

2戦目 超越エンニュートHAND
ユイトさんと。問題の試合part1。序盤はサンダーでアブリボンを取りつつ順調にサイドを取ります。しかし悪夢はこれから。こちらがやぶれかぶれを打ちながらピカゼクで殴るも、相手は何事もなかったかのようにドローを進めてフリーザーgxでピカゼクのエネを全て割ります。そしてこのタイミングで僕のサイドが2枚になったのでリセスタムサコジでこちらのハンドを0に。さらにザクザクピッケルでトップを固定、そして追い打ちの無人発電所。僕は何もすることも許されませんでした。その後は毎ターンザクザクピッケルでトップ操作してヤレユータンでピッケルとその他諸々を回収されるのを眺めるだけ。しかしピッケルで固定されてもいいカードが来る可能性は捨てきれなかったため、こちらは投了せず、相手もHANDには間に合わず、両者負け。正直降参してもよかったかもしれないと後悔が出る試合でした。

3戦目 vsレシリザミュウミュウ 先攻
もじばけさんと。リーリエ+ジラーチ2体で手札を温めていると、飛んでくるのはもちろんやぶれかぶれ。そこから相手は炎TAGにカキしてエンド。こちらはそれをサンダーでつつく。相手はサンダーを倒す。こちらは返しにメイでピカゼクを立てて、炎TAGを飛ばしつつピカゼクにエネ装填。(相手の裏にエネは張れていない状態)相手は攻撃できなかったため、タッグボルトでサイド3枚取って勝利。やりたい動きができて楽しかったです(小学生)

4戦目 vs炎ミュウミュウ(だったはず)
記憶が曖昧ですが、リザテルをサンダー+ピカゼクで取って、直後のターンピカゼクが倒されなかったので。タッグボルトで勝ちって内容だった気がします。

5戦目 vs超越エンニュートHAND 先攻
ほりえさんと。前回負けただけに今回は勝ちたいと思ってた。しかし何やら僕がユイトさん(2戦目の相手)と戦ったことをどうやら気にしていた様子。よくわからないまま対戦スタート。
相手の初手はメタモン。ゾロアークかな?と思いやぶれかぶれで事故を誘ってみる。しかし相手はウツギをうつことに、事故らなかったか~と思った矢先に出てきたのはアローラロコンとヤトウモリ2種。うそだろ。。。まさかの2度目のエンニュートHANDでした。結局正しい戦いかたはわからず、グズマで色々なポケモンを取ってみるも、サイド2枚になった段階で、フリーザーgx+リセスタムサコジからのザクザクピッケルをまんまと決められてしまい。今度はHANDをしっかり決められ敗北。

ここからは色々とはっちゃけてる感想ゾーンなのでジラサンピカゼクを見たかった人はここらでブラウザバックをおすすめします!-------------------------------

感想

あらためて振り返ると結果が3-2で、負けたのはどちらも超越エンニュートHANDと。(そのデッキを使っていたのは86人中2人のみ)

なんじゃこりゃ?╮(´・ᴗ・`)╭/(^o^)\
ヘ(°◇、°)ノ(☝ ՞ਊ ՞)☝\\\└('ω')┘////(゜▼゜*)
もうなんか予選終わったらよくわからなくなりました。
他のサークルメンバーが予選結果で話してる横で僕はガチ凹み。時計を見上げてみれば34分。(帰りに見た看板でも、東京五輪まで334日と書かれてるし) まさに虚無という言葉で表現できるレベルのものでした。

そんなどんよりムードの中、ポケカをするモチベすら起こらず、決勝トナメを見に行きます。その中にいるのはTwitterで話したことのあるruiさん。
そんなruiさんのバトル場にいるのは......ルカリオメルメタル!?しかも超優勢に立ってる...
僕は普段ではよくルカメタを使っていたので、ruiさんとはちょっと前からルカメタについて話し合っていました。僕は炎が多い環境の中で鋼を握る勇気はありませんでした。ただ、そんな中の決勝トナメの舞台でルカメタを活躍させているのを見ただけで、僕は目が覚めて鳥肌が立ちました。
絶望の中、ルカメタで勝ち上がって僕に希望を見せてくれたruiさんには(勝手ですが)感謝しかないです...

冷静になったところで今回の簡単な振り返りです。正直、あのデッキへの勝ち方がわからなかったのは僕の責任でしかないです。これからはLOデッキの考え方も知って、勝ち方を確立しないとですね。デッキ選択としてはレシリザにも2回勝てましたし、間違いではなかったのかなと思いました。

締めにはなりますが、主催のH2さんやAcuteさん、ヘッドジャッジのやまめさん、開催する毎に人数が増える大会を運営していただいて、感謝でいっぱいです。さらに今回はスタッフとして参加された総帥さんとゆっけさん、プレイヤーをサポートする側に立っていただきありがとうございます。(どの目線から?)

これで今回はおしまいです。長い文章だったり主観的な感想が色々ありましたが、それでも見てくださった方は本当にありがとうございます。次回の投稿が東京clの出場報告だといいですね。

あ、ちなみに僕は三女推しです(アニメ勢)

やっぱり4女ですかね...(原作7巻読破段階)

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