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第4回福ちゃん ベスト4 エンニュートLO

こんにちは、名前は「ほうほう」だったり、たまに「うほうほ」だったりします。

今回は10/20で行われた第四回福ちゃんのレポを書いていきます。
福ちゃんとはなんぞや?って方はこちらをどうぞ(簡単に言うと、福島でやってる公認自主のガチ大会です)
使用デッキはエンニュートLOでした

初めに言っておきますが、今回はレシピ無しで、当日のデッキ選択経緯や対戦レポをメインに書いていきます。理由ですが、レシピがシティリーグ愛知で準優勝された構築と似ているため、僕が無料でレシピを公開することはその人が挙げた有料記事の価値を落とすことになってしまうため、この決断をしました。

レシピが気になる方は、是非こちらのリンクからどうぞ!↓

デッキ選択の経緯

前回福ちゃんとは違い、今回は環境予測をするにあたって2つのわかりやすい指標がありました。1つ目は東京cl、2つ目はタッグオールスターズ(以下タグオと記載)収録以降のシティリーグの結果です。

まず東京clから。上位デッキより

アルセウス&ディアルガ&パルキアgx
ミュウツー&ミュウgx
レシラム&リザードンgx
ルカリオ&メルメタルgx

以上のデッキが使用者が多そうと思っていました。

ここからタグオ収録後の話をします。シティリーグの結果などから、使用者が多そうなデッキを以下に変更しました。

アルセウス&ディアルガ&パルキアgx
レシラム&リザードンgx
カラマネロ系統
ルカメタ&メルメタル

変更点はミュウミュウが減ったのとカラマネロが増えたことの2点。
それに至った要因はタグオで収録された2つのカードにあります。

・オーロット&ヨノワールgx
カラマネロデッキの新たなアタッカー。こいつのおかげでカラマネロの評価が大きく変わりました。元々勝てなかったルカメタや三神にはペイルムーンgxにより相手のエネ張りのテンポを崩せます。また後半には、リセットスタンプ+ナイトウォッチャーにより相手の手札をなくし、手札のアドバンテージがとれます。普通にナイトウォッチャー打ってももちろん強いです。

・ミミッキュ(特性シャドーボックス)
カラマネロの強化要因その2。ゾロアークやミュウミュウの特性を止めれます。特にミュウミュウに強く出れるようになりました(ミュウミュウに隠密フードを要求させるし、ジラーチの特性を消して弱点が付きやすくなる)入れる人はまちまちですが、それでもミュウミュウが弱い立場になったのは間違いないと感じました。

というわけで、以上のデッキに勝てるようなデッキを探しました。
その時に見つかったのが、10月のシティリーグ愛知で結果を残したエンニュートLOです。

超越が決まってしまえば、ほとんどのデッキに対して、何もさせないまま勝てます。また、超越するためのエンニュートも安定的に揃えることができます。
これまでのエンニュートは超越後にパーツを回収してHANDを決めることが必要でした。しかし、相手を止めるためにこちらのリソースを多く消費すると、トラッシュの回収が間に合わずHANDを決める前に時間切れが起こるのが難点でした。しかし、タグオで収録されたジュジュべ&ハチクマン(以下ジュジュハチ)によりHANDをするよりも圧倒的に早く、相手のLOで勝利することができます。
三神のサイドを取るペースにも追い付けないこともないです。(リセスタ2連続で打たれると厳しめ)
リセスタからのナイトウォッチャーで手札にエネがなくなると悲しくなりますが、体感上あんまり起こらないです。(アブリボンもあるし)
ミラーやルカメタLOの対面が絶対に勝てないため、握ることに躊躇しましたが、そこは切って使用することに決まりました。

当日の試合レポ

※このレポ、大会数日後に書いてるんで、試合内容と違うところがあるかもしれません。違ってたらすみません...どんどん指摘しちゃってください。

1回戦 vsレシリザ
1ターン目から自分のスリーブが裂ける事故に見舞われる。しかしこれが思わぬ結果に。
相手はカキ使用後、連続でレシリザで殴って来る。しかし、グズマはなかったのでエンニュートは並ぶことに成功。途中でリセットスタンプが打たれるが、炙り出す用のエネは確保。相手のサイドが2枚になった段階でフリーザーgxのコールドクラッシュgxでレシリザのエネを割り、ジュジュハチ+ザクザクピッケル(以下ザクピ)でLOを進める。しかし、その途中で25分が経過。幸いスリーブの入れ替えにより、3分延長してもらったので、その間にLOを決めて勝利。延長がなければ負けていたため、初戦からひやひやしました...

2回戦 vsガブギラ
こちらがエンニュートを立てている間に、相手がベンチを埋めたので、超越するのにだいぶ楽になりました。相手のサイドが3枚の段階でリセスタマチスムサコジムサコジで手札を無くしてカウンターキャッチャーでカラマネロを縛った状態で、ジュジュハチで山札を削ります。その途中で投了を頂きました。相手のベンチが埋まっていると、ザクピで見る3枚の中のボール系やポケモンが気楽に持っていけるため、楽に勝てました。逆にベンチが空いていると、カプテテフを出されたり、テテフ対策でこちらが無人発電所を置いても、リセットホールのマーシャドーを出させる可能性があるので、ザクピには十分注意しないといけません。

3回戦vs光るミュウバレット
ウツギオーキドが数ターン来ず。相手はその間に伝説の導き→ロットワールで殴りに来る。なんとかナイトウォッチャーから逃れてエンニュートが並んだ頃には、ロットワールを止めるために使ったタンカはトラッシュにあり、さらにヤレユータンも出せなかったため、トラッシュのリソースを回収できず、ロットワールでひたすら殴られ敗北。

4回戦vsズガアゴ
相手ズガドーンスタート。べベノムじゃなくてありがたい。こちらはヤトウモリやアブリーを並べる。相手、こちらがエンニュートデッキと知るやいなや、べベノムをアゴgxに進化させてドローを進める(スタンプを引きにいったのかな)スタンプやアブリボン気絶にもマケズ、安定してドローが出来たので、相手の山札が3枚の段階でジュジュハチを打ってLO勝ち。僕のデッキがHANDだと思っていたとのこと。

5回戦vsモルフォンシルヴァディ
初手からタイプ・ヌル、ベトベター、リセットホールマシャが並ぶ。このデッキ、ドローできるgxポケとリセホマシャがいるだけでしんどくなる。なぜなら、相手のハンドをなくし無人を張っても、マシャで剥がされ再びドローが進んでしまう。カウンターキャッチャーでマシャを縛るのはできなくもないが、ドローでエネを一枚与えた瞬間、相手が動いてしまうので結構不利。というわけで一つ、懸けに出てみました。こちらはウツギでわざとメタモンを場に出す。次のターン相手はそれを進化させまいとベトベトンを出してきました。これこそが僕の狙いです。相手の場にべトンがいればマシャのリセットホールは使えず、こちらの無人が割られなくなります。無人が割れないと相手は特性でのドローが出来なくなります。
この作戦が上手く決まって、べトンをキャッチャーで引っ張りつつハンドをなくし、LOに成功。
ズガアゴ戦でもそうでしたが、浸透されていないデッキって思わぬ所で勝ち筋が生まれるのがいいですね。

6戦目vsヤーコン三神カメポチャ 
相手が2ターン目にヤーコンを打った後、数ターンサポートを使えずエネ張りだけという事故のもよう。その間にこちらはエンニュートやアブリボンを順当に立てて、前のポケモンを取らせてサイドを渡す。リセスタがうたれなかったので、サイドが2枚になった段階でフリーザーでエネを割り、山削り開始。相手が山を掘っていなかったためLOまでに時間がかかり、その間にアクアパッチなどのパーツを手札にためられます。バトル場にエネが付いた時は、マチスプルメリジュジュハチで割っていきました。そのまま入れ替え系やタッグスイッチを引かせないままLOが決まり勝利

というわけで戦績5-1だったので無事決勝トーナメントに進出です。

ベスト16 vsフェアリーミュウミュウ 先行
相手が1回マリガンでチルタリスgxが見える。対戦始まるまで一生ディストーションだるいって思ってました。腹を括って始めてみたら、ベンチに出たのはサナニンフ。そして妖精の歌を歌われて、サナニンフに2エネ。オンバーンないかな?と思いながら、少しずつエンニュートを立てます。追加効果ミラクルマジカルが一番怖かったのでアブリボンを立てつつもメタモンを進化させずにします。また、リソースマネジメントで常に炎の結晶やエネを(トラッシュにちょっと残して)山札に戻します。
幸い、ミラクルマジカルを打たれずにサイドが2枚になったので、ハンドを無くしフリーザーでエネを割ってザクピまで使って番を終わる。もちろん相手は動けないので番を終わる。次の番、入れ替え→ジュジュハチでフリーザーをトラッシュし→ヤレユータンをベンチに出しuターンボードがついているエンニュートと入れ替える。ここからLO開始。相手に勝ち筋のあるカードを3枚連続で引かれることなく、LOが決まり勝利。
対戦後、相手からなんとジュジュハチのSRを頂きました。この場で改めて感謝を申し上げます、ありがとうございます!!!

ベスト8 vsホミカガブギラ
ここでまさかのづっぽけミラー。しかも相手は、僕をポケカの世界へ誘ってくれ、教えられ、お互いに高めあった仲のよゆ君。真剣勝負の場で彼と戦ったことはまだなかったので、内心喜びながら対戦準備。実は前日に彼とは一戦回したので、お互いに手の内を知っています。
相手初手ガブギラ、こちらは直撃弾でアブリーやメタモンが倒されたくなかったので、ロコンとヤトウモリだけ並べて道しるべ。相手サポ使わずにロコンに直撃弾。こちらエンニュート並べていっぱいドロー。相手が事故ってそうだったのでロコンを倒してくるかと思ったら、エンニュートに直撃弾。?と思いながらドローしてたら、次の相手の番、ホミカでドガス1枚切ってばらまいてくる。僕氏、ここでようやく相手の狙いに気付く。僕のポケモン複数体のHPを20にしてから、ホミカでばらまいて一気にサイドを取ると予想。これにスタンプも打たれたら、厳しくなっちゃいます。山札を引ききったので、ジュジュハチで山を削りに行く。そして場のポケモンにダメカンがある程度たまった段階でジュジュハチの追加効果を使い、ダメカンがたまったポケモンをトラッシュ。さらにタンカでそれらをすぐベンチに出し、態勢を整える。相手、これには予想外だったらしく、プラン変更、ロットワールでサイドを取りに来る。とはいえ、スタンプが全く使われなかったので、被害は少なめ。相手のサイドが2枚になった段階でカラマネロを引っ張り、LO開始。そして勝利。
僕は気付かなかったんですが終わった時点で残り時間は20秒だったらしいです。ギリギリの勝利でした...

ベスト4vsひかるミュウバレット

予選で負けた人との再選。今度はサポ来てくれ~と思ったら初手から来てくれました。対して相手は、エネやブルーが引けずに止まっている状態。といってもサイドを取るデッキではないので、じっくりエンニュートを並べます。その間に相手もオロヨノを育ててサイドを取っていきます。試合が動いたのは、相手のサイドが4枚になった時。前ターンにスタンプを打たれていたので手札補充をし始めます。次ターン相手はオルタージェネシスを打ってくる。死期が2ターンになりました。しかしこのターンでマチスムサコジムサコジを打てれば、超越が決まります。が、2枚目のムサコジを炙り出すの末引けず、番を返します。相手はスタンプを打ちながら、ナイトウォッチャー。なんとかその4枚の中に炙り出すの肥やしがあったため、息を吹き返す。リセスタは引くが、ムサコジが引けず絶対絶命。けど、この番を返したら負けるので、できる限りの抵抗をします。リセスタを打ち、フリーザーで前のエネを割ります。解決札引くな!と祈りながら相手の番、使われたカードはタッグコール。そこからマオスイレンを使われ、三神でフリーザーを取って敗北。タッグコールつええよ...

その後、やまめさんから(ポイント関係ないけど)三位決定戦やりますか?と聞かれる。相手のカイセーから先に声がかかり、僕も承諾。ベスト4前にカイセーさんから「決勝で会いましょう」って言われてたんですよね。違う形で会っちゃいましたが、それでも福島猛者のカイセーさんとできるのは嬉しいです。

3位決定戦 vsハンデスゾロアーク
相手は初手アロベター。こちらがベンチを並べるが、相手はベンチに何も並べず持ってくるを使用。事故ってるのか...と思いながらも(殴れるわけもないので)道しるべ。2ターン目からようやくゾロアがベンチに出てついでにリセスタ。その6枚から引いたエンニュートで炙り出します(ズル)次ターンから相手が動いてきます。ゾロアを進化させ、グズマでアブリボンを取ってきます。ここからは僕がタンカでアブリーを出す→グズマでアブリーを取られるの応酬に。途中の手帳でグズマを戻されつつもアブリーを出します。相手のサイドが2枚になっても、超越のパーツは揃いません(今回はフリーザーでエネを割る意味もそんなにないので、カウンターキャッチャーとリセスタが欲しかったです)そして相手のサイドが一枚になるときにもリセスタを打たれます。炙り出すはできたものの必要なパーツは揃わず。一応ワンチャンスかけてフリーザーを前に出しますが、グズマを使われ敗北。

少しだけ宣伝を

ここでちょっと宣伝です。
12月15日に会津大学で公認自主イベント「会津白虎杯」が行われます。新しいレギュレーションの大会です!愛知cl一週間前の大会なので、近辺にお住まいの方もそうでない方も、調整がてらぜひ会津にお越しください!詳しくはこちら↓をチェック!


最後に

というわけで今回の福ちゃんは3位という嬉しくも悔しい結果に終わりました。

最後になりますが、今回の福ちゃんで対戦してくださった方や話しかけてくださった方々ありがとうございました。
また運営のH2さんやマスタージャッジのやまめさん、開催毎び規模が大きくなる福ちゃんを運営していただきありがとうございます。また、ジャッジのAcuteさん、総帥さん、じゃがりこさん、じーぴーさん、RUDOさん、ジャッジという立場で福ちゃんを支えてくださり、プレイヤー側から本当に感謝しています。

ここまで僕の記事をご覧いただきありがとうございます。おまけをどうぞ(某ポケモン実況者感)

ここからは駄文of駄文です。見たい人だけどうぞ〜


おまけ:ほうほうとエンニュート

実は僕、エンニュートデッキを使うのは今回が初ではないんですよね。ダブルブレイズが出た時から、「こいつやべえわ」って思っててエンニュートに目を付けてました。けどデッキは僕の完全オリジナルだったんで、あんま強くなかったです。発売翌週から数週間、地元のジムバトルでエンニュートHANDを使って、勝ったり負けたりしてました。(1回、フラダリ◇でエネをロストされて負けた試合すらありました)

京都clで爆速エンニュートHANDなんてものが注目されたら、すぐさま回してみる。そのくらいに僕はエンニュートを割と使ってました。

そして時は前回の第三回福ちゃんに続く...

当時はジラサンピカゼクを使って予選を戦っていました。
そして第2戦に当たったデッキ:超越エンニュートHAND。そのデッキがやることは分かっていましたが、それでもピカゼクのエネを剥がされ超越を決められました。しかし、リソースマネジメントによる回収が間に合わず、結果は時間切れによる両者敗北でした。
やばいデッキと当たっちゃったなーと思いつつも、その後は順調に予選を勝ち進みました。そして予選最終戦、これを勝てば決勝トーナメントへの進出が決まるため、気合を入れ臨んだ その相手は、、、


_人人人人人人人人人人人人_
> 超越エンニュートHAND <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

相手がヤトウモリを出した途端に頭が痛くなりそうでした...どうやって勝つんだろうと思いながら、リセットスタンプとかやってみましたが結局フリーザーにエネを割られ超越の餌食になりました...僕の勝ち目がほぼなくなったので今度は投了しました。その結果決勝トーナメントに進むことは叶いませんでした。

というわけで予選でエンニュートに轢き○されて、心をボコボコのボコにされました...(詳しい中身はこちらで)

時は流れて10月へ...

タッグオールスターズ収録後のシティリーグでとあるデッキが結果を残しました。その名もエンニュートLO。

またまた楽しそうなデッキが来たな° ͜ ʖ ͡° )
と思うやいなや、早速デッキを組んでみます。(soriさんが福ちゃんで使ってた構築を真似たやつをちょっとだけ変えてみました)

いざ対戦!
いや〜超越が決まる決まる。ハンド増えるの楽しいし、相手の山削るのもハンド無くした後のザクピで相手の未来を確約させるのも気持ちいいっすね〜(鬼畜)

数日後、シティリーグにエンニュートで結果残した人からnoteが出ました!はい即買い、即組み、即サークル回し。(実は僕その人と東京clの10戦目に対戦したんですよね。これも何かの運命でしょうか...)

僕がこのデッキをサークルで回しすぎたせいで(+よゆ君がルカメタLOをその時使ってたのもあって)サークル内でたけるとうきリザードンが流行りだしたくらいでした

そんなこんなで僕とエンニュートの付き合いは案外長いっていうクソしょうもない話でした。僕のせいで福島県内でエンニュートが嫌いになる人が増えないことをひたすらに祈ってます。

次回は愛知clで記事を書くと思います(その次の日は福ちゃんだった)。また会いましょう~




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