見出し画像

手作り望遠鏡と天体観測

今日は星空案内人資格認定講座、第2回の『望遠鏡のしくみ』を受講してきました。

前半は、望遠鏡の基礎知識。
基礎なのに難しい…(白目)。

一応、天文宇宙検定や星検を受ける時に勉強したことはあるので、全くの初耳!みたいなことはなかったのですが、なんとなくはわかっても人には説明できないレベル。
要復習。

なので、今回は単位認定レポートも難しかった!
なぐり書きでも、ノートに書いておいてよかったです。

でも、独学で勉強していた時とは違って、人に説明できないレベルとはいえ、少し理解ができたと思います。

なにせ検定の時は、望遠鏡に関する問題は完全に捨てて挑んだくらいなので(笑)。

☆☆☆☆☆☆☆

そして後半は、望遠鏡作り。
望遠鏡って、自分で作れるんですね。
ちょっとガリレオになった気分でした。

…嘘です。
そんな余裕はない(笑)。

工作自体は嫌いではないのですが、如何せん不器用なもので、スタッフさんにかなり助けていただいて完成させました。

どうやってデコろうかな〜♪


作った後は、室内で導入やピント合わせの練習。
私は窓の外に望遠鏡を向け、電信柱を見てみました。
おぉ!ちゃんと見える!(あたり前)

☆☆☆☆☆☆☆

そして講座の後は、任意参加の望遠鏡練習会があって、こちらも参加してきました。
雲一つない晴天で、絶好の観測日和。

まずは昨日が上弦の月だったお月様を観測。
クレーターまで、はっきりくっきり見えました。
そして、屈折望遠鏡なので反転して見えることも再確認。

公園に来ていた小さなお子さんとご両親にも見ていただいたのですが、望遠鏡越しに大きな月が見えた瞬間笑顔になったお子さんや、お母さんが「初めて見ました!」と、とても感動されていて、見ていただけてよかったなーと思いました。

練習会は18時からだったのでまだ空も明るかったのですが、徐々に暗くなってきて土星が見えるように。

土星はスタッフさんの手作りではない本物の望遠鏡で見せていただきました。
(手作り望遠鏡も偽物ではないけれど笑)

ちゃんとした望遠鏡で見ると、本当にキレイ!

My望遠鏡でもスタッフさんが土星を導入してくださって、しっかり環も確認できました。

そうこうしている間にだいぶ暗くなり、頭上には夏の大三角が。
ベガは明るくてすぐわかったものの、目が悪いものでアルタイルとデネブがなかなか見つけられず、何人もの方に教えていただきました。

夏の大三角がすぐ見つけられないとか、私、星空案内人になれるのだろうか?(謎)

☆☆☆☆☆☆☆

以前の記事にも書いているのですが、私、生きているうちに見たいものがあって、その中の1つを今日見せていただくことができました。

それは、天上の宝石『アルビレオ』です。

はくちょう座にある有名な二重星です。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にも、サファイアとトパーズになぞらえて出てくるそうです(未読)。

まったく色の違う2つの星が寄り添うように輝いていて、本当にきれいでした。
しかもアルビレオ、なんと自作望遠鏡でも見えるとのことで、そちらでも見せていただけました。

うーん、私の視力だと導入できなさそうだなぁ…。

そして、今話題のスターリンク衛星も見ることができました。

肉眼だと見える時と見えない時があったのですが、何度も教えていただいたり、双眼鏡をお借りして無事見ることができました。

☆☆☆☆☆☆☆

さて、お気づきになった方もいるかもしれませんが、練習会なのに人に任せすぎ(笑)
普通に観望会のお客さん気分で楽しんでしまいました。

ということで、帰宅後、自宅のベランダから練習がてら木星と土星を見てみました。
木星はガリレオ衛星まで見えたし、土星も自分で導入して見ることができました。

☆☆☆☆☆☆☆

今日は講座も楽しかったけど、皆でワイワイ天体観測できたのが本当によかったです。

天体写真を見せていただいたり、いろんなお話を聞かせていただいて、やはり宇宙は魅力的だなぁと改めて思いました。

その魅力を1人でも多くの方に伝えられるよう、次回以降も頑張ります。




この記事が参加している募集

最近の学び