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【Vol.1:データ分析業務でPythonを始め、現在は機械学習エンジニアに!】

リーディング・エッジ社のITエンジニアインタビューを通し
エンジニアとしての働き方を探っていく
ー・Leading Edgeな人々・ー

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今回は半導体プロセスシミュレーション開発、データ分析業務などを経て、現在はPythonでの画像処理業務に従事する河上さんにお話を聞きました。

大学では数学を専攻されていた河上さん、社会人になってからプログラミングを本格的に勉強し始めたとのこと。

「入社してまず最初に勉強したのはFortranという言語で、シミュレーション業務に従事していました。プログラミングは入社してから本格的に学び始めたのですが、当時はVBAやmatlabなんかも駆使してデータ分析業務も行っていました。」

★打ち合わせ中の河上さん(画像右)画像1


ー河上さんはシミュレーションやデータ分析のご経験が長いですが、Pythonをはじめたきっかけを教えてください。

「子育てがひと段落したタイミングで自身のキャリアを考え直したことがきっかけです。これまで科学技術の研究開発に特化した分野での業務が長く、もう少し一般的で汎用的に使えるスキルを身につけたいと考えました。
そんな時に、データベース設計やデータ可視化業務を新規に立ち上げるチームでの仕事に出会い、転職を決意しました。まだ何もない状態から立ち上げに携われば、データ分析設計の中身まで理解出来ると考え、新しい環境に飛び込んだんです。転職後は、Tableauを使ってより一般的なデータ分析業務に携わりました。そんな中、Tableauに送るデータの前処理にPythonが便利だという話を聞き、Pythonを意識し始めました。これまでもAI開発分野でのPythonの可能性は耳にしていたので、いい機会だと思い勉強し始めたのが約2年前です。」


ー素晴らしい行動力ですね。実際にPythonを使ってみて業務はどのように変わりましたか?

「それまではExcelで半日以上かかっていたデータの正規化やクレンジングの作業が約1時間で出来るようになりました。Excelでやっていた作業がたった数行で完了してしまったときは感動しました。現在はTableauも機能が増え、Tableau内でデータ加工出来るのですが、やはり自分で作りたい形のデータを自由に作成できるのでPythonでデータ加工できる強みはあると思います。また、機械学習を応用したデータ分析をする場合は、自分でプログラミングが出来ると分析と可視化の選択肢が広がります。」


ー実際に自身の業務の効率化の為に独学でPythonを勉強し始めたという河上さん。独学はどのように進められたのでしょうか?

「私の場合はすでに効率化したい業務が決まっていたので、本やQiitaなどで欲しい情報だけを調べてとにかく自分で動かしてみる、というのを繰り返していました。データ分析に関する知識はあるので、やってみて違ったら修正、トライアンドエラーを繰り返して学んでいきました」


ー分析業務に関する知識をすでにお持ちで、Pythonを学ぶ目的も明確だったのですね。実際に学んでみて、Pythonの魅力は何だと思いますか?

「シンプルで分かりやすいことでしょうか。他の言語だと何行も必要な内容が1行で書ける、ライブラリが豊富、などプログラミングそのものを学ぶストレスが少ないと感じます。私の場合は、システム開発ではなくデータ分析というゴールがあったので、新しく言語を学ぶ際に言語習得に全リソースを割かなくても業務効率化ができる、ということが一番の魅力でした。」


ープログラミング学習は、外国語のように基礎から文法も全てを勉強するイメージがありますが、まずは自分の業務に必要な部分だけから学び始める、というやり方が出来るのは知りませんでした。これから業務効率化の為にプログラミングを学び始めたい方々にとっては心強い情報ですね。
現在はどのようなお仕事をされていますか?

「主に電子顕微鏡で取得した画像の解析を行っています。具体的には、エッジ検出、測長、特徴量抽出、形状fittingなどを行っています。その他にも、画像処理ではないですが、電子顕微鏡で取得したスペクトルの解析もpythonで行っている業務の一つです」


ー最後にこれからPythonを学びたい方々に一言お願いします!

「ITエンジニアとして様々な経験を積んできましたが、Pythonを使って仕事をしている今が一番楽しいです。Pythonはいろいろなメリットがありますが、一番のメリットは楽しいことです!」

ー河上さん、ありがとうございました!


☆事務局インタビュー後記☆

現在は機械学習を応用した画像処理の業務に従事している河上さん。
どんどんステップアップしていく力強さが魅力的でした。
とっても楽しそうにお仕事の話をしてくださり、何歳になっても挑戦し続けている姿が素敵です!子育てをしながらもITエンジニアとしてのキャリアを積み続けてきた河上さんは、社会人になったお子さんもいらっしゃるとのことで、本当にパワフルでかっこいいワーキングマザーです。
自身のライフスタイルの変化に伴って仕事を選んでいけるのもITエンジニアとして働くメリットの一つですね!


今回お話にあったTableauの前処理は、ITエンジニア以外のマーケティングやコンサルティング職の方にも役に立つスキルに感じました。
これまで社内エンジニアにクレンジングを依頼し、加工データを受け取って分析、客先に提出するというプロセスを経ていた業務が、自分でPythonを使って処理出来たら素晴らしいですね!
また、Pythonで出来ることに関する知識を持ち、エンジニアと共通言語で会話が出来るだけでも、コミュニケーションミスを減らすことに繋がると感じ、改めてPythonの可能性を発見しました!


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