ベンチャーで活躍できる人材とは?#002

ベンチャーに9年在籍する中で、70名程採用し、面接を数百回、レジュメを1,000枚以上見てきた中で、どういう人がベンチャーで圧倒的に成長し、活躍できるのか自分の中で傾向が見えてきた内容をお伝えします。”ベンチャーで成長したい”、”ベンチャーで活躍したい”人に参考になれば幸いです。

----3つのポイント----
・素直である
・成長意欲が高い
・領域を限定しない
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素直であることは最も重要

素直さがなぜ重要かというと、素直さがあると外部からの情報をシャットアウトせず取り入れてまずアクションしてみるということができるからです。能力があるなしに関わらず、素直さがある人はベンチャーが直面する様々な場面において、社内外からの助言を上手く取り入れ、すぐに実践してPDCAを回せます。

ベンチャーが事業を展開し、中長期で生き残るには、大手がやっていること、または、やれることをやっても生き残れないので、彼らが手を出さないリスクある領域も攻める必要があります。その点においてこの素直さというのが非常に有効となります。

では、素直さがない人というのはどういう人か。事例を交えてお話します。一つ目は、論理的思考が強い人にありがちなパターンです。論理的思考が強い人は、頭の回転が速い(賢い)ので、結論をすぐに導き出せます。そのため、何かしらの理由をつけ、結果、アクションせずに結論付けて終わるということが結構あります。

もちろん、課題に対して検討違いのアクションも含めてなんでもやればよいということではないのですが、先でお伝えした通り、”誰でもやれること”をやっていては、ベンチャーをやる意味がないので、論理的思考を超えたラインでいかにアクション出来るかがポイントとなります。これは年齢問わず頭の良いメンバーに結構共通することですが、非常に勿体ない。折角のベンチャーでの経験の場を潰してしまっています。

素直さがない人のもう一つの事例としては、大企業である程度経験を積んだ人にありがちなパターンです。ある程度経験値があると、先の結果が見えてしまうので早めに結論付けるということが多々あるのですが、ここに落とし穴があります。大企業が動かしいている事業やPJは関わっている人数が大変多いため、セクショナリズムや仕事のMBOがかなり細分化されています。つまり、各々の領域は大変狭いため、一個人でみると全体感が見えていない可能性があります。多くの人は社会人としての年数が経過しているので、仕事ができると思って勘違いしていますが、一部の側面しか見えていない場合が多く、全体感でみると実行できるはずの施策を、ある一視点からみただけでできないと判断してしまうことがあります。こういう場合は、大企業の経験は一旦横においておき、ゼロベースで考えて素直に取り組んでみるほうがうまくいく可能性が高いです。

成長意欲が高い

成長意欲が高いというのもベンチャーで活躍できる人材の要素だと思います。特に急成長するベンチャーにおいては、mustな要素でしょう。なぜ必要かというと、会社の成長と共に個人の成長も合わせていかないと、会社に必要な人材ではなくなってしまうためです。ベンチャーの多くは急成長することが多いため、”会社のフェーズ”が変わる”場面があります。フェーズが変わった際に起こることとしては、”必要な人材が変わる”ということです。極端な話、フェーズが変わる前は、最も必要な人材だったにも関わらず、フェーズが一段変わると必要でない人材になってしまう可能性もあります。

逆を言えば、成長意欲を高く持ち続けてベンチャーで働くことができれば、会社の成長に合わせて個人としての成長も同じようにできるので、圧倒的に自分の能力をあげていけます。

領域を限定しない

ベンチャーで活躍する人材の要素の最後は”領域を限定しない”ということかなと思います。ベンチャーは圧倒的に人不足です。そのため、ある一つの狭い領域をできる人よりも、その周りのこともできる人のほうが重宝されます。自分の得意分野からはずれた部分のスキルももちろん高いことにことしたことはないのですが、そんな超人はなかなかいないと思いますので、スキルがあるかよりは、そこを自ら学びながらでもキャッチアップしていくという姿勢が大事かなと思います。ベンチャーにジョインした後に、領域を限定してしまう人がよくいますが、これは逆に勿体ないです。人数が少ない時は特にカバー領域が広いほうが重宝されますし、自分の能力を磨く絶好のチャンスでもあります。折角のベンチャーにジョインしているので、領域を限定するよりかは、少し守備範囲を広げて会社に必要な人材を目指すと良いと思います。

ベンチャーやスタートアップで活躍するには何よりもこの3つのポイントが重要かと思います。逆をいえば、これを満たせない人はベンチャーには向いていない可能性が高いので、ベンチャーにジョイン(転職)する際はしっかりと考えたほうが良いです。参考になれば幸いです。

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ベンチャーマインド編

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