初心者ほど学びにお金をケチってはいけない

今でいうと無料の学習コンテンツが大量にあります。Webコンテンツ、動画などなど、インターネットのおかげですね。

できることならタダで学びたい、それは誰しも思うことなのではないでしょうか?

しかし、学習対象によっては、お金を使うことも視野に入れてほしいというのが僕のスタンスです。

ノンプログラマーのプログラミングについて、たとえばVBAやGASなどの言語の情報はネット上に山ほどあります。ChatGPTもかなり精度の高いプログラムを書いてくれます。

よくみなさんやってしまうのが、「とりあえずコピペ」。コピペでそのまま動けばラッキー。

多くの場合、動かないので、その部分だけ調べたり、切ったり貼ったり、よくわからないけどなんとか動くようになった。

または、何もしてないのに動かなくなったので、あれこれ試行錯誤して、なんとか直した。

その「なんとかした」にも実はけっこうな時間がかかっているわけですが、その時間で断片的に得られた情報は、ほとんど学習としては身につきません。しばらくしたら、ほとんど忘れちゃうものです。

せっかく時間を使うのですから、経験をちゃんと蓄積して、忘れづらくなるよう定着させる土台が必要です。それを「基礎」といいます。

多くの場合、基礎はつまらないもので、なんの役に立つのかわかりづらいものです。独学ではどうしても避けて通りがち。

そうならないように、他者の力が有効です。近くに、先輩や先生役がいればいいですが、いつもいるとは限らない。お願いするには見返りが必要。そして、その見返りの一般的なものがお金です。

「自分は基礎を避けずに通るので大丈夫」という人でもやはりお金をかけてほしい局面があります。

エラーが出て解決できないとき、やりたいことをどうしていいかわからないとき、初心者はWebやChatGPTをどう活用すればいいかわかりません。「言葉」を知らないからです。

そこに時間ややる気を消耗してしまうということはよくあります。そこでも、他者の支援はとても有効です。

また、お金を払うと決めること自体にモチベーションを高める効果がありますよね。せっかく払ったのであれば取り戻そうとするものです。

べらぼうに高額な金額を払う必要はまったくありませんが、お金というリソースをうまく使うという選択肢もぜひちゃんと検討してあげてくださいね。

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