今さら聞いてもいいIT用語 #16: 「iPaaS」

「iPaaS」(Integration Platform as a Service)とはクラウド上のさまざまなサービスを連携・自動化する処理を作成するツール。

「as a service」は「サービス」としてということで、ソフトウェア自体を納品せずにサービス機能のみ提供するすたいる。

インテグレーションとは、「複数の異なるものを組み合わせてまとめる」という意味です。

つまり、iPaaSは複数クラウドアプリを組み合わせるプラットフォームをサービスとして提供するものということですね。

代表的なもので、Power Automate、Zapierなどがあります。

iPaaSの操作は主に以下のような手順が主流です。

  1. 処理開始のきっかけとなる「トリガー」を設定する

  2. その後の動作「アクション」を設定する

各iPaaSでトリガーはたくさん用意されてます。たとえば…

・Googleカレンダーに新規の予定が登録されたら
・Outlookにメールが届いたら
・時間になったら
・新しい記事が公開されたら

そして、アクションも同様に用意されています。

・SlackまたはLINEにメッセージを送る
・Gmailで下書きをつくる
・Googleドライブに添付ファイルを保存する

ですから、「カレンダーに新しい予定が登録されたらSlackにに通知する」みたいなことを簡単につくります。

それをドラッグ&ドロップなどのUI操作でそれが実現できるので、ノーコード・ローコードツールの仲間でもあります。

iPaaSは学習コストも低く、難易度も高くありません。一方で、トリガー・アクションにないことは実現できません。

できることをさっさと自動化・時短しまって、時間を空ける。その時間を学習してより高度なことができるスキルを身につける時間に充てるというのがおすすめです。

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