耳から学ぶ大人のための「情報Ⅰ」: 「情報」とは?そして、どんなメリデメあるの?
僕らはふだんからたくさんの「情報」に触れていて、そしてその言葉もあちこちで用いています。
しかし、そもそも「情報」とは何でしょうか?「情報」と「データ」の違いは何でしょうか?
・データ
事実や事柄を文字、記号で表したもの。地名、気温や湿度、気圧配置などの数値や記録など。
・情報
データに意味や価値を付与したもの。解釈を与えたもの。
地名と降水量のデータを見て、これからそこに行くのであれば「傘を持っていこう」という判断の材料になります。このとき、データは情報になります。
送り手、受け手、それぞれに意味や価値を与える場合があります。
・知識
情報を蓄積したもの。天気の情報であれば時系列に蓄積しておくと「毎年6,7月は雨がよく降る」という知見が抽出できるようになります。
・知恵
知識を生活や問題解決に生かせるようにしたもの。あるお店が「梅雨の時期の前に傘のセールを開催する」は知恵ですね。
僕らにとって重要なのは知恵となります。古来から、データ、情報というのはあり、人類はそれを活用してきました。
しかし、情報技術そして情報を取り巻く環境が目まぐるしく、激しく変化しているために「データ」「情報」について、改めて知ることが求められているということなんですね。
情報の特性として「実体がない」ということが挙げられます。情報が存在するためには紙、空気、電子状態などモノや物理現象を用いますが、それ自体にはカタチはありません。
他にもいくつか特性があります。
・残存性: 消えてなくなりづらい
・複製性: 簡単にコピーできる
・伝播性: 簡単に広範囲に伝えられる
記録として残せる、情報を全世界に伝えられ、価値を提供できるというメリットがある一方で、デマ情報、違法コピー、炎上など、社会課題の原因にもなります。
情報の取り扱いについて、みんなが学ぶ必要がある時代になりましたね。
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