とりあえず書いてみる

昨日ある友人が、自分が書いてみる意味についての文章を書いていて読ませてもらった。その人は書く意味を二つあると述べていて、

一つが、他人に伝えたい・考えてほしいことがあるということ。

そして二つ目が、書きたい・描きたい自分がいるというところだった。他人の中にこういうことを考えている存在としての自分を描く、そういう存在としてわかってほしいという意味合いらしいのだが、はっとした。

考えたこともなかった。

この2週間で考えたこともなかったと口にする回数が増えた。コロナが始まるまでは、とりあえず予定が詰まっていたしゆっくり思考するなんて時間はなかったし、とにかくそれから自分が逃げていた。

答えのない問いに向き合う事が苦手だった。正解のない問題ほど複雑なものはないなと。数学みたいにどこか答えが合致しないと嫌な自分がいた。けれど、答えのない問いに真剣に向き合う人たちに出会って、自分も時間あるし向き合ってみるかと思い始めたのがきっかけでこの1か月ほど自己分析やら他人分析やらいろんなことをした。

自分の知らない自分に出会えた。他人だけが知っている自分に出会えた。他人も自分も知らない自分に出会えた。考え方がたくさん変わった。

ただ今のところの結論、驚かれるかもしれないが、やっぱり自分はいろいろ考えすぎないほうが性にあうというものだった。

続く

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