見出し画像

教え伝えることの喜び

「教える」ということが苦手だった若かりし頃。
責任からくる恐さとか、まだ教えるに足らないという想いから、逃げたかったんだろうな。

あとは…
ずっと心の中で「まず自分が完璧にならないと人に教えるべきではない」を課してきたんだなぁって、書いていて思いました。
「まだまだ全然足らない!」
「これじゃあ存在価値ない!」なんて。
思い詰めては、ひたすら仕事の勉強してきた。
でも、学びって終わりがない。
今でも学びたいことは山積みで、完璧には程遠い。


年数が経つことで自分も教える「立場」になり、最近やっとわかった。
教えることの喜びって、
教えを受け取った人が成長すること。でした。
教えられた子が、得たものを活かし、学びを深めたり、さらに誰かに伝える側になっていく。

それは種を蒔くような作業で。
与えた種はそれぞれに芽を出す。
「あ、いつか撒いたものがちゃんと芽を出してる!」そう気づく時の喜びたるや。

私も、仲間も、眼差しの先には病める人々がいる。
一人じゃない、みんなで守るんだ。
やっと心からそう思えた。

そっかぁ、恐さからでなく、喜びから何かをするって、本当に大きな違いなんだ。納得。
今日も命を手助けする人たちの背中を押す。
少しずつ頼もしくなっていく仲間に、私も背中を押される。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?