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『名前』を頻繁に呼んで親密度を増そう

相手と親しい間柄になっていると、相手の提案などはなかなか断りにくいものです。このような人の心理を利用して、いち早く親しい間柄になって、相手に自分の提案を断りにくくさせるための心理テクニックがあります。それは、【相手の名前を頻繁によぶ】ことです。

心理学ではこうした心理を『社会的報酬』と呼びます。名前を呼ぶことは、コミュニケーションの場において『あなたの存在や価値を認めていますよ』という報酬行為になるんです。

人間は自分の名前が会話に出てくると関心を向けずにはいられません。名前を連呼されているうちに、相手に対して親近感を覚えるようになるんです。

ビジネスの場では、自社他社を問わず、肩書きで『部長』と呼んだりします。そのとき、「佐藤部長は~」などと必ず姓をつける習慣をつけてみましょう。

また、あいさつをするときも「佐藤部長おはようございます」、判断をあおぐときも「佐藤部長いかがでしょうか」と付け加えましょう。会話がとたんに『個と個』のものになり、親しみが増し、顔見知りの間柄以上の存在になることでしょう。

こうなれば、今まで良い関係ではなかったとしても、きちんと対応されますし、質問したときも良い返事が返ってきやすくなります。

これはビジネスだけでなく友達や夫婦でも『名前』で呼んでみると、同じようにより親近感が生まれる効果が期待できますので、ぜひお試しを😀

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