梅毒の診断

他の記事でも書きましたが、梅毒の検査は血液検査が基本です。
梅毒の検査(https://note.mu/stdinfo/n/ne16f1cf059d0)

しこりや潰瘍などに梅毒スピロヘータ(梅毒の原因)がいるかどうかを直接確認する検査もあるのですが、こういう検査を行なっている病院はほとんどありません。ほとんどの場合は、血液検査と症状を組み合わせて診断します。

梅毒の検査は大きく分けるとTP検査(TPHA、TPLA、TPAbなど)とRPR(STS)の2種類があります。この2つの検査と症状を合わせた3項目のうち、2つ以上を満たしていれば梅毒と診断することが多いです。

ただ、実際の診療では、はっきりと診断することが難しいことも少なくありません。そういう場合は、梅毒疑いの状態で、念のために治療をすることもあります。

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