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DEZERT SPECIAL LIVE2023-DEZERT-@LINE CUBE SHIBUYA

3年ぶりのDEZERTの渋谷公会堂ライブ。
前回はコロナ禍以降初のライブということで半キャパで完売というライブでした。

相変わらずの雨男達で前日から雨が降り続いてましたが午後にはやんでくれました。
今日はいつもより少し早い17時半開演。おそらく地方から来てくれてるファンの終電のためだと思われます。
入り口にはお祝いの花も飾られてました。他にもガゼットの戒さんからも花来てて、ライブにも観に来られてたらしいですね!

さてさて私はというとお目当てのロングTシャツが開場前物販で売り切れ、ご朱印も無事捺すのを忘れてしまいました。思い返せば野音でもご朱印忘れたんですよね。大きい会場だと忘れがち
席はFC席ということもあり一桁列の端でした。大分近い!

さてセトリと一言レポ
君の脊髄が踊る頃に
開演からメンバーの入場までを含めた前奏付きですね。6月から夏にかけたツアーでもずっと1曲目で大事に育ててきた曲です。スモークを弱く炊いていたのか残っていたのかステージはモヤがかかった中での登場と演奏でした。
再教育
もはや懐かしさすらある再教育。この曲はライブの頭に持ってくるのがほとんどですね。
胃潰瘍とルソーの錯覚
ここ数年セトリの1軍に入りつつありますね。コロナ禍初期辺りは全くやっていないイメージでしたが。この曲人気ありますしね。
sister
DEZERTの初期の1曲。2番以降のさっちゃんパートは上手に移動していたためやらなかったですね、あそこは千秋との重ね合わせがカッコいいんですけどね。
ともだちの詩
会場にいるほとんどの人は知らないと思うけど、2016年のアルバム「最高の食卓」に入らなかった曲です、とのMCの後にやりました。
私はアコライなどで聴いたことがありましたが、前ギタリストのキラの事を歌った曲ですね。そして現ギターみーちゃんが加わった時に最初に練習した曲としてみーちゃんも思い入れがあるらしいです。レアですね。
モンテーニュの黒い朝食
さっちゃんのベースソロからの一曲。毎回思いますがライブだと少し暗い印象の局になりますね。
Infection
千秋が「今のDEZERTを見せるとは言いましたが、とは言え昔の曲もやります」みたいなことを言ってタイトルコールしてました。
人気ありますねこの曲も。この曲も初期の1曲ですね。そらくん加入時にDEZERTが持ってた5曲の1曲です。
Dark in Blackhole
ジャムセッションのような前奏から何が始まるとのかとわくわくしてたらこの曲でした。
実は天使の前頭葉ツアーは行かなかったため、初めて聴きました。ヘドバンとかもしていてそんなにV系から外れた曲ではないなとは思いました。
「眩暈」
イントロなしで始まりました。これも初期の5曲の内の1曲。真っ赤な背景でやってたようですが、端っこだったのでイマイチ演出は分からず…
デスボからクリーンの交互は相変わらず大変そうでした。なんだかんだ初期の曲やりまくってましたね今回。
感染少女
前回、感染少女を聴いたのは渋公でしたね。
その時よりみーちゃんとさっちゃんの演奏が楽しくやっているように見えました。
肋骨少女
この曲も前回の渋公でやりましたね。
どちらかというと縦跳ねのノリなのでホールだとやりやすい曲なのでしょうか。
「君の子宮を触る」
今日はこの位置でした。いつも最終盤かアンコールに持ってきますが、今日は本編終盤の頭って感じですかね。
相変わらずサビ歌うのは辛そうです。10年後も頑張って歌い続けてほしいです。
「遺書。」
間髪入れず遺書に突入でした。観客の合唱部分は撮影OKでした。
今日の遺書は大事に自分で保管しておけということでした。
僕らの夜について
ここで会場限定の曲でした。アレンジ自体は川崎クラブチッタと変わらず曲間はさっちゃんがオイオイと煽りを入れる感じです。
正直渋谷公会堂ここまで音悪かったか?というくらい音の響きや千秋の声が聴きにくかったのですが(座席の位置の影響かもしれません)、個人的には川崎クラブチッタのほうが良かったように見えてしまいました。
ミザリィレインボウ
本編最後はミザリィでした。
やはりライブだと上パートで「愛を飾ってくれ」と歌うのほんとに好きです。
後でMCでも千秋が言ってましたが、前回の渋谷公会堂で初披露して、そして3年間育てて今日また披露したのは曲のストーリーとして良かったのではと思います。

MC
アンコールで出てきたMCで千秋から
「2024年1月に日本クラウンからメジャーデビューします」
との発表がありました。
私はこれまでこのnoteで散々メジャーデビューをすべきと言い張っていたので、ようやくここまで来たのかと思い、うれしくて泣いてしまいました。
ただ、観客は呆気に取られてたのか、千秋が早口で聞き取れなかったのかわかりませんが「ええぇ??」って反応が強かったと思いました。
千秋も「なんでや?12年もやってりゃメジャーデビューくらいするやろ!別に音楽性変わるわけちゃうし、それに俺らどちらかと言うとメジャー寄りだろ!」と客席の反応にツッコンでました。
ただ「おめでとう!」の声が挙がらなかったので、私今回せっかく席が近かったので勇気出して声だしてみればよかったと今は後悔しています。
ただ遂にメジャーデビューです。2024年のDEZERTを音源面でもメジャー業界でも活躍を期待しましょう。

新曲
ここで新アルバムから1曲でした。頭の整理が追い付かなかったのですが、ポップではなかったですが、Vロックでもないロックチューンでしたね。
歌詞は千秋の思っていることをまた述べている感じでした。
あまり記憶ないので発売を楽しみにしたいと思います。
「殺意」
そして殺意でした。
最後の「量産型の音楽だけ金に変えて生きる僕を」に歌詞を変えてました。
メジャー=売れ線狙い、一般向け
というイメージがあるからか、そんな皮肉を込めたアレンジだったと解釈しています。
「秘密」
続けて秘密。前回の渋公同様に千秋はギターを持っての演奏でした。
ただ前回とは違って今の千秋はちゃんとデスボ出します。
これも初期の1曲ですね。つか個人的には殺意や切断以上にこの曲ないとライブ来た気がしないです。
TODAY
そしてクライマックスのTODAY。
関係者席で見に来ていたラルクのKenさんもライブ後「TODAYに励まされる」ってXで言ってましたね。
「切断」
大ラスの切断。初期の1曲。今回結果的に初期の5曲全部演奏しましたね。
千秋も「近いうちに武道館ワンマンするから、その時はこれを最後に演奏する、今日はそれの前哨戦だ!」と言ってました。
切断のヘドバンって他の曲と違ってギャさんらのヘドバンの切れ味がちがく見えますよね、切断だけに。なんてね

終演後、武道館ワンマンの発表がありました。
これまでの千秋の散々の武道館ライブやる決意のMCや渋谷公会堂でメジャーデビュー云々の発言は全て今日の伏線だったんですね。
武道館発表もキャー!!っていうより「おおおお、、ええええ???」って感じでどよめいていました。
まぁ野音で無料配布音源ありでも完売せず3000人程度だったと考え、それから大きく動員も増えていない現実的なことを考えると、どういう戦略があって武道館ワンマンを来年するのか疑問を持つところではあります。
ただこれまでのDEZERTはそのために沢山のしかけをしてきてますので、今回も動員増やすためのしかけを期待しましょう。
なんたって、メジャーデビューです。しかけをする手札のカードは確実に増えているはずです。
さらに武道館は無料配布でオーディナリーがあるのは確定しているのです。
楽しみです。

それにしてもメジャーデビュー、私はシドでもメジャーデビュー発表を見ていますが、その時以上に感動しました。
このようなバンドキャリアの分岐点の瞬間に立ち会えたのは幸せです。
なんでしょうね、メンバーの年齢が私と近いからでしょうかね、重ねてしまうんでしょうね色々と。
DEZERTの4人、そして千秋の今後の音楽人生が成功しますように、と祈るばかりです。

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