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【SteamMewks】I・DOOL67出展を終えて

挨拶

 3月18日、19日の二日間で開催されたアイドール67に出店してきました。
 ドールイベントは初めての出店をしましたが、当たり前というか当然というか、人間向けのイベントとは一味も二味も違う雰囲気で学ぶことも多く、一筋縄では行かないことを思い知った二日間となりました。
 そんな気遣いを行き届けられない状況でしたが、足を止めてくださった方、意見を頂けた方、またお迎え頂き、ご自身の愛する子達に贈られた方々、本当にありがとうございました。

1日目

1日目の様子

 さて1日目は雨天、スチームパンクを取り扱う身としては裏イベントに大型の物、自身の知識・準備不足などさまざまな悪条件を受け、問題点を洗い出す日となりました。
 幸いなことに問題点はすぐに浮き彫りになったので、翌日以降の出展にすぐに反映できるように帰宅後100円ショップに走って必要なものを買い揃えたりしていました。

 まず、展示があまりにも乱雑すぎて何があるのかさっぱりわからない。そのために足を止められることすら無いという事に気付きました。
 次に、近隣ブースが非常に素敵なものを作られていた事もあり、せっかく目を向けて下さる方々の目線がすぐに流れていることも気付きました。

 この辺は展示の方法を改善することで対策できる事だったので、二日目には改善できました。
 また、以前からMewksの運営にオブザーバーとして様々なアドバイスを頂いている友人のおかげで、その他の細々とした課題や来客側としての目線でのアドバイスを頂いた事で、ようやくスタート地点に立てたようにも思えました。

2日目

2日目の様子

 二日目はとにかく「見て頂ける状態」を作ることに集中したレイアウトを取りました。
 その甲斐もあり準備の段階からいく人かの方々が見に来て下さったので、効果を実感できました。

 具体的には、視線を止めるための壁の設置、人間とドールの両方を五分五分程度で収めていたものを人間側は新作を並べるだけに抑える、衣類も袋から出して分かりやすい状態を作る、といった基本的な内容までさまざまです。
 初日で感じたのが「何があるかな」と足を止めてまでチェックする人は居ない、という当たり前の事で、デザフェスでの経験がこちらでも通用すると思った最大のミスだったんですよね。
 なのであるものは全て展開してやろう、くらいの勢いで全て出しました。同時に設営状態の最適化もしたので、余計な什器の撤去と作った壁へセット作品の展示、奥ばったところに置かれたせいで触られなかった小物類は全て手前側に移したり、空いたボックスを連絡ボードを置く場所として利用したり。

 その甲斐もあり、たくさんの方々に見て頂けるようになったものの新たな問題が浮上。問題というより、足りなかった知識や情報が一気に流れ込み、次に作る時の参考になる情報が非常に多く得られました。
 教えて下さった方々に、この場をお借りして改めて感謝を。ありがとうございました。

学んだことと課題

学び

 一番大きいのが、1/6スケール以上の子達のサイズ感を見誤って居たことです。

ループタイとペンダント

 このループタイとペンダント、実はOB11のスケールで一切パーツを外さずに、かつ金具サイズの違和感を取り除いた状態で装飾を行いたい、というのが最初の考えでした。
 ところが、DDボディや1/6スケールの子などの場合、サイズ感がピッタリになるという想定外の事がおきました。

 開発環境がOB11、アゾン社のピコニーモD(1/12)、P(OB11互換)、ねんどろいどの4種類しか無かったためにそれ以上のサイズ感が全く分からなかったんですね。こればっかりは迎えてる子に依存するので仕方ない部分もありますが、使える事にお気付きになられた方々の発想にはお見それしました。次回以降はフリースケールで使えることを宣伝させて頂きます。

課題

2日目の撤収直前

 この課題はMewksの最大の特徴でありながら、最大の問題点として命題となってる課題なんですが。
 取り扱ってる品目が多種多様に渡りすぎていて、どうしても物がゴチャついてる印象が取り払えない以上情報量が多すぎて探すのが大変なんですよね。

 オブザーバーの方には「なんでも置いてるリサイクル屋さん」なんて表現されましたが、まさにその通りで見やすさへの配慮が完全に欠落しているんですよね。
 なので次回以降も引き続き見やすくなるようにレイアウトを調整していこうと思います。

 それからヘアバンドやフェザー系のアイテム等、まだ見難い状態の場所を改善する方法も考えないといけないんだと思います。

結びに

 今回の出店はドールイベント初参加という事で、本当に学びと発見に満ち溢れた回となりました。
 次回は5月のデザインフェスタ57、人間用の装飾品を取り揃えてお待ちしておりますので、ご多忙と思いますがご参加の際には足を運びいただけますと嬉しく思います。

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