見出し画像

南セブ島1泊2日の旅(Oslob編)

セブで1番人気と言っても過言ではないアクティビティ、ジンベイザメと泳げる海、それができるのが南セブ島の街Oslobです。

セブで過ごす最後の週末、語学学校の仲間と共に南セブ島まで小旅行をしてきました。

十分遠い旅路のため、ツアーに申し込みました。出発時刻は午前3時。とっても早い。

後に判明する事実ですが、ジンベイザメと泳ぐアクティビティは想像以上に大人気。ビーチは順番待ちの列で溢れていました。そりゃその時間に出発しなければ待ち時間が大変なことになるよね。

って思ったのに。

手配していたバンが来ない。担当者にすらその理由が伝わっていない。

結局4時出発。まあ目くじらを立てても仕方ない。だってサメに会いに行くから。

人によっては徹夜で迎えた朝だったので、道中は私を含め多くの人が眠りについていました。そんなとき鳴り響く大きな音と衝撃、全員が目覚めます。

起きてた人に聞いた話では「運転手が居眠り運転してたよ」らしい。運転手も眠りにつくのか。車のバンパーに穴が開き、側面は凹み、ただ走るのでそのまま旅行は続行した。

紆余曲折あれど、全員無事に午前8時前にOslobに着き、受付を済ますと

人がすごかった

到着後の流れは次のとおり。

着く → 着替え → 受付 → 説明を受ける → 順番待ち

着いたらジッパー売りの方が声かけてきました。スマホやカメラを海に安全に持ち込むためのファスナー付きバック(ジップロックみたいなの)を100ペソ(=240円程度 2023年1月現在)で売ってくれます。

私はカメラに熱中するとスマホ画面しか見なくなると分かっていたから買いませんでした。せっかくの機会だから、例え忘れてしまうとしても自分の目で見続けたかった。

そして後に聞いた話では、バックのクオリティはやはりフィリピンクオリティとのことで…。カメラなどが海水に対しても耐性があるかの確認、もしそうでない場合は、日本から信頼のおけるビニール袋を持っていくとよいと思います。

他の手続きは特段変わったことはありません。私たちの場合はツアーに申し込んだので対人手続きはすべて案内人がしてくれました。問題は、私たちの順番が200番程度なのに、到着時の番号はまだ120番くらいだったこと。

船は目視で約10艘、海上滞在時間は30分程度。あれ、300分待つんですか?

とか思ったものの、腕時計を外していたので正確な時間は不明だけれど、おそらく2〜3時間程度の待ちで乗れた気がします。

待ち時間はクラスメートと話したり、他のグループのフィリピン人と話したり、それはそれで楽しめた。

余談だけれど、やっぱり語学学校の外と中では英語の難易度が違うってことを感じたのもこのとき。先生たちと大きな負担はなく話せるからって調子乗ってたんだけれど、やっぱり配慮されない英語は厳しかったし、もっと頑張らないとと思えた。

順番が来たらライフジャケットを着けてボートを待ちます。ライフジャケットをつける前にラッシュガードを脱ぎましたが、脱がないのが正解だったと思います。

乗船前にライフジャケットの着用は必須ですが、海に入るときは脱いでもOKなのです。ライフジャケットと一緒にラッシュガードも脱げます。さらに、ジンベイザメ保護のため日焼け止めは禁止されています。その状態で、直射日光を浴びながらボートを待たなければいけません。

そのため、ラッシュガードの上にライフジャケットを着る → 海に入るときにライフジャケットとラッシュガードを脱ぐという流れにすればよかったです。

他の注意事項としては、酔い止めも飲んでいけばよかったです。当日は風が強く、波が荒かったです。船はそれなりに揺れたし、海にいる間も体は結構ゆらゆらしていたように思います。

ただ、船酔いを起こしていたのは10人以上で行ったにも関わらず私だけ。ちょっと特例だったかも。

先述のように私はカメラを持ち込まなかったので、動画や写真はYouTube等に譲るとして…サメと泳ぎながら思ったことは次のとおり。

最初は見つからずにキョロキョロしていたのだけれど、音もなく現れるジンベイザメ、気づいたら真横にいるんです。

ジンベイザメがOslobに現れるのは小エビを撒くことで餌付けをしているから。そのため、ジンベイザメが食べ損ねた小エビを狙って小さな魚がピッタリジンベイザメの下についているんです。

マンタインの下についているテッポウオみたいな感じ。

引用元(ポケモンずかん

また、サメの口は大きく油断したら人の頭も入りそう。ジンベイザメの半径6mに入ることは禁止されていたので試せないけれど、頭を突っ込んだらどうなるのだろうと妄想できる。

体の大きさの割に目は小さくクリクリ。そういえば海洋生物って瞬きするのだろうか。

サメだけあってやっぱり泳ぐのは早く、ゆったりとした動きなのに全く並走(並泳?)できなかった。YouTube見てたらその場に居座ってくれるジンベイザメもいるみたいだけれど、私が行った日のジンベイザメは、スイスイ泳いで止まらなかった。

サメを下からのアングルから見るのは難しい。発見 → 潜る → 見上げる ってやっている間にどこかに行っちゃうんだ…。

でも、そんなジンベイザメも自然の一部。「自然を大切に」ってよく言うけれど、こういうものを実際に目にすると、この景色を後世の人たちにも見てほしいって思える。

そんなことを感じたOslob旅行でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?