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12月最終週 鉄鋼産業CN(脱炭素)ニュース


■JFEエンジ/CO2回収装置 NEDO事業採択

*(2023/12/28 鉄鋼新聞)JFEエンジ/CO2回収装置の選択肢拡大/中型機開発へ、27年度に商用化

JFEエンジニアリング(社長・大下元氏)は26日、燃焼排ガスに含まれる低濃度の二酸化炭素(CO2)を高濃度に集められるCO2分離・回収装置で、中型機の開発に乗り出すと発表した。実証試験中の小型機に加えて選択肢の幅を広げ、多様な顧客ニーズへの対応を目指す。 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業に採択された。事業期間は2023年...

*(2023/12/26 JFEエンジニアリング)「低消費エネルギーCO₂分離回収技術の開発」がNEDO事業に採択 ~プラント型設備"GX-Opal"商用化へ~

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下 元、本社:東京都千代田区)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」)の「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム※1」追加公募に対して、このたび、「低消費エネルギーCO₂分離回収技術の開発」(以下、「本開発」)を提案し、採択されました。

■韓国鉄鋼業のネットゼロ鋼材への取り組み

*(2023/12/18 Climate group)How South Korea can become the home of net zero steel

Steel is central to South Korea’s economy. We use it to build cars, buildings and ships – and South Korea’s future, with manufacturing producing 28% of GDP.
But steel production also harms the planet, and is responsible for almost 40% of South Korea’s industrial greenhouse gas emissions. To reach carbon neutrality, we need to decarbonise steel production.
Fortunately, South Korea has a unique opportunity to become a world leader in low emission steel. Change is underway: the South Korean government has created a ₩150 billion fund in support, and Korean steelmakers are pledging to reach carbon neutrality by 2050.

■IHI水素製造テストプラント

*(2023/12/26 鉄鋼新聞)IHI/天然ガス熱分解で水素製造/横浜事業所に試作機、触媒に鉄鉱石使用

IHIは25日、横浜事業所で天然ガス熱分解による水素製造試作機を新設し、今月から運用を開始したと発表した。水素の製造量は1日当たり10キログラムで始め将来的には100トン規模を目指す考え。2020年代後半にも再生可能エネルギー由来の熱源や鉄鉱石、天然ガスを活用できる米国や豪州での実用化を構想している。 天然ガス熱分解は、従来の水蒸気改質と比..

*(2023/12/25 IHI)天然ガス熱分解による水素製造試作機での実験を開始~炭素を固体として回収,CO₂排出量大幅削減~

 IHIは,新たな水素製造技術として開発を進めている天然ガス熱分解による水素製造の試作機における実験を開始します。12月からIHI横浜事業所において試作機(水素製造量10kg/日相当)の運用を開始し,商用化に向けた様々な基礎データの取得を始めます。
 今回,開発に着手した天然ガス熱分解による水素製造技術は,天然ガスを加熱し水素と固体の炭素に分解する技術です。従来の水蒸気改質による水素製造技術に比べ,単位当たりの水素を生成するために必要なエネルギーが約4割削減できることを特徴としています。また,熱分解によって生じた炭素は90%以上を固体として回収されるため,CO2排出量の大幅な削減が期待されます。
 本技術は,再生可能エネルギー由来の電力を熱源として,鉄鉱石と天然ガスの産出国である米国,豪州において2020年代後半の実用化を目指します。

■日本鋳造グリーン鋳造品発売(マスバランス方式)

*(2023/12/25 鉄鋼新聞)日本鋳造/グリーン鋳造品発売/来年1月から、CO2排出実質ゼロ

日本鋳造(社長・鷲尾勝氏)は2024年1月から低CO2鋳造品の販売を開始する。マスバランス方式を採用し、CO2排出量ゼロに相当する鋳造品「GREEN CASTINGS(グリーン キャスティングス)」(商標登録申請中)として販売する。同社が製造する全ての鋳造品が対象で、販売可能数量は年約770トン。まずは同社の主力分野である建機、半導体向けを...

*(2023/12/25)グリーン鋳造品「GREEN CASTINGS」の販売開始

当社は、2023年度下期より、温室効果ガス(GHG)ゼロの鋳造品「GREEN CASTINGS(グリーン キャスティングス)」※1(商標登録申請中)の販売を開始いたします。2023年6月に、当社は、カーボンフリーの鋳造品販売量に関する第三者認証を日本海事協会から取得いたしました。

■2024年度予算案 水素還元製鉄支援 CCS支援等

*(2023/12/25 日刊産業新聞)経産省24年度予算案 金属課は増額 水素還元製鉄に追加支援

政府の2024年度予算案で金属課関連は27億円と23年度当初比2億5000万円増を確保する。水素還元製鉄などはGI基金を通じた支援に移行しており、従来1935億円だった長期の支援を現状4269億円に増額、実装の前倒しなどを進める。GX経済移行債を通じた設備投資の長期的な支援、新たな税額控除制度を通じた生産段階の支援策も具体化し、重層的な政策を通じて民間のGXを後押しする。

*(2023/12/26 日刊産業新聞)政府予算案 CCS支援204億円確保 カーボンマネジメント課472億円

政府の2024年度予算案で、資源エネルギー庁資源・燃料部カーボンマネジメント課関連は23年度補正予算分を含めて472億3000万円(当初予算268億3000万円)と23年度当初予算比177億3000万円増を確保する。目玉の先進的CCS(炭素の回収・貯留)支援事業は補正で204億円を確保し、先進7案件の事業化調査を支援する。24年度当初予算では12億円(23年度35億円)を確保し、CCS適地を調査し、潜在性を見極める。

→ CCS事業とは
*(2023/6/13 経済産業省)日本のCCS事業への本格始動~JOGMECが「先進的CCS事業」を選定しました~

https://www.meti.go.jp/press/2023/06/20230613003/20230613003.html

本日、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けたCCS事業の本格展開のため、2030年までの事業開始と事業の大規模化・圧倒的なコスト削減を目標とするCCS事業7案件を、モデル性のある「先進的CCS事業」として選定しました。
これにより、2030年までにCO2の年間貯留量約1,300万トンの確保を目指します。
※CCS:Carbon dioxide Capture and Storage(二酸化炭素回収・貯留)の略。

■馬鞍山鋼鉄とBHPがカーボンクレジット取引

*(2023/12/26 テックスレポート)宝武傘下の馬鞍山鋼鉄とBHPがカーボンクレジット取引完了=国境を越えてバリューチェーン構築へ

中国の宝武集団は26日、グループ傘下の形鋼メーカーである馬鞍山鋼鉄とBHPとの間で、鉄鉱石と採掘用ワゴン車の車輪の売買を含むカーボンクレジ

■JFE鋼管でエコリーフ取得

*(2023/12/27 鉄鋼新聞)JFEスチール/継目無など鋼管3品種で/「エコリーフ」取得

JFEスチールは26日、溶鍛接鋼管と継目無(シームレス)鋼管、建築構造用の継目無角形鋼管「カクホット」の鋼管3品種で、二酸化炭素(CO2)排出量などを開示する環境認証「エコリーフ」を取得したと発表した。建設用鋼材や造船用厚板などに続き認定を広げた形で、各製品で環境負荷を客観的に評価できるようになった。 3件とも10月に取得し、12月26日に..

*(2023/12/27 日刊産業新聞)JFEスチール 鋼管3製品でエコリーフ取得

JFEスチールは26日、溶鍛接鋼管および継目無鋼管品種、建築構造用の継目無角形鋼管「カクホット」について、サステナブル経営推進機構(SuMPO)が認証する環境ラベルプログラムの「エコリーフ」を取得したと発表した。エコリーフは、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて製品の全ライフサイクルステージにわたる環境情報を定量的に開示する日本生まれの環境ラベル。第三者による審査・検証で確認された公平性、信頼性の担保されたデータが開示されることで顧客が使用する製品の環境負荷を定量的・客観的に評価できる

*鋼管品種でSuMPO環境ラベル「エコリーフ」を取得

当社は、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)が認証するSuMPO環境ラベルプログラムの「エコリーフ」について、溶鍛接鋼管および継目無鋼管品種、並びに建築構造用の継目無角形鋼管の「カクホット®」で取得しました。

■宝鋼/湛江製鉄所/水素還元のシャフト炉が稼働

*(2023/12/29 鉄鋼新聞)中国・宝鋼の湛江製鉄所/水素還元のシャフト炉が稼働/当面は天然ガス・コークスガスも併用

中国・宝武鋼鉄集団は、宝山鋼鉄の湛江製鉄所で水素還元を目指すシャフト炉が稼働した。23日には現地で竣工式も開催された。同シャフト炉の年産規模は100万トンで、当面は天然ガス・コークスガス、そして水素によって還元する。既存の高炉での粗鋼1トン当たりのCO2排出量はおよそ2トン。水素も活用するシャフト炉ではCO2の年間排出量が従来の高炉に比べ5...

*(2023/12/26 テックスレポート)中国・宝武鋼鉄の水素ベースシャフト炉が火入れ=年産100万㌧、CO2排出量を50万㌧削減へ

中国の宝武鋼鉄集団は26日、湛江製鉄所で進行していたグループ初の水素ベースシャフト炉(DRIプラント)の建設プロジェクトが完了、23日に火

*(2023/12/24 Baosteel)中国初の100万トンの水素系シャフト炉が湛江鉄鋼で点火され、操業を開始しました

(日本語に翻訳)「中国宝武初の100万トンの水素系シャフト炉に点火し、生産を開始したことを発表します!」 12月23日、中国宝武党党委員会書記兼主席の胡王明氏は点火命令を出し、プロジェクトが点火されて稼働したと発表し、中国初の100万トンの水素ベースのシャフト炉の正式な産業操業を示し、宝武に代表される中国の鉄鋼産業がゼロカーボンのグリーン変革と発展を模索する新しい章を開こうとしていることを示しました。
宝鋼有限公司の湛江鉄鋼百万トン水素ベースのシャフト炉の点火と試運転式は、今年の宝武「12.23」会社デー活動である宝武科学技術イノベーション会議の重要な部分です。 同じBaowuと同じ夢を持って、世界中のBaowuの人々は、お祭りの雰囲気の中でゼロカーボンを指すという張港の「夢の工場」の確固たる決意を目の当たりにしました。

■EU向けねじ輸出減少(国境炭素税の影響)

*(2023/12/26 鉄鋼新聞)23年のねじ製品類輸出/1割減、29万トンの見込み/CBAM導入の欧州向け、2万トン程度

2023年(暦年)のねじ製品類(ボルト、ナットなど)輸出は前年比1割減の29万1千トン前後となる見込みだ。このうち、10月から国境炭素調整措置(CBAM)の移行期間に入った欧州(EU)向けは8%減の約2万トン程度とみられ、輸出比率は全体の7%弱に相当。ボルト、ナット製品類はCBAMの対象品目に入っており、移行期間はEUの輸入業者がCO2排出量...

■サーキュラーパートナーズ発足

*(2023/12/26 鉄鋼新聞)産官学のCEパートナーシップが第1回総会/名称「サーキュラーパートナーズ」に決定/鉄連など鉄鋼・非鉄関連含め、会員は307社・団体

サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップの第1回総会が22日、東京・大手町の経団連会館とオンラインによるハイブリッド形式で開催された。同パートナーシップは日本で循環経済(サーキュラーエコノミー、CE)の実現に向けた取り組みを加速するため、経済産業省が主導して9月に発足。20日時点で鉄鋼・非鉄関連を含む幅広い業種の企業や団体、自...

*(2023/12/26 経済産業省)「サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ」の立ち上げイベント・第1回総会を開催しました

https://www.meti.go.jp/press/2023/12/20231226005/20231225002.html

経済産業省は、環境省と共催で、「サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ」の活動を開始するに当たり、12月22日(金曜日)に立ち上げイベント・第1回総会を開催しました。

→ 鉄鋼は個別企業ではなく、日本鉄鋼連盟にて参加

■ザルツギッター、自動車部品サプライヤーにグリーン鋼材供給

*(2023/12/25 テックスレポート)独ザルツ、自動車部品サプライヤーにSALCOS®供給=2026年の提供開始へ、供給契約相次ぐ

ドイツの鉄鋼大手ザルツギッターは21日、同国の自動車部品サプライヤーであるGEDIA Automotive Groupに対し、SALCOS

*(2023/12/21 Salzgitter AG)Cooperation agreement between GEDIA Automotive Group and Salzgitter Flachstahl GmbH

Automotive supplier GEDIA Automotive Group and Salzgitter Flachstahl GmbH have recently signed a Memorandum of Understanding (MoU). GEDIA will be using CO2-reduced steel from the SALCOS® route in manufacturing its products in order to make the production of body press parts and welding components more sustainable in the future.

■オウトクンプ 水素製鉄用バイオコークス生産

*(2023/12/25 テックスレポート)オウトクンプ、フィンランドでバイオコークス生産へ=3000万ユーロを投資、今後さらに能力拡充図る

欧州ステンレス最大手のオウトクンプはこのほど、同社がフィンランドのトルニオ(Tornio)に保有する工場敷地内にバイオコークスを生産するペ

*(2023/12/18 Outokumpu Oyj)Outokumpu invests in a pelletizing plant for biocoke in Tornio, Finland to accelerate the reduction of direct emissions

Outokumpu is the global leader in sustainable stainless steel and is continuously looking for ways to further lower its climate impact across the value chain. Replacing fossil coke with renewable raw materials from biomass is one of the key drivers to reduce our direct emissions in our operations. As part of Outokumpu’s strategy to strengthen its leadership in sustainability and secure access to high-quality raw materials, Outokumpu has decided to invest in a pelletizing plant to produce biocoke(1 at its site in Tornio, Finland. The investment is approximately EUR 30 million and the aim is to start production mid-2025.

■中国の還元鉄輸入

*(2023/12/25 テックスレポート)中国、11月の還元鉄輸入は6.8万㌧=10ヵ月ぶり高水準=イランが3ヵ月ぶり最多輸入先

中国の貿易統計によると、11月の還元鉄(HSコード7203合計)輸入量は6.8万トン(前年同月は1トン未満)となり、1月(7.8万トン)以

■パリ協定/鉄鋼・セメント需給悪化;国際研究


*(2023/12/24 Sustainablejapan)【国際】1.5℃整合で鉄鋼・セメントの需給が大きく悪化。省資源不可欠に。国際研究グループ論文

環境省所管の国立環境研究所と英ケンブリッジ大学の国際共同研究チームは12月11日、全世界の鉄鋼・セメントセクターを対象に、カーボンニュートラル達成に向けた将来像を検討した研究結果を発表した。需要を賄う供給ができなくなり、省資源が不可欠になることがわかった。
今回の研究では、…

*(2023/12/11 国立環境研究所)カーボンニュートラル社会での材料供給は世界的に不足の可能性 〜資源効率性の向上が急務〜

国立環境研究所資源循環領域の渡卓磨研究員と英国ケンブリッジ大学の国際共同研究チームは、全世界における鉄鋼・セメント産業を対象に、カーボンニュートラル達成に向けた将来像を検討しました。その結果、気温上昇を1.5℃から2℃未満に抑制するためのCO2排出許容量内で供給可能な鉄鋼とセメントは、将来の世界的需要に対して不足する可能性が高いことが示されました。これは、私たちの社会基盤を支える材料が豊富で安価に手に入る時代の終わりを示唆するとともに、同じ量の材料でより多くのサービスを提供するための資源効率性向上の取り組みの必要性を強調するものです。必要な資源効率性のレベルは技術開発やインフラ整備の進展度合いによりますが、本研究は製造業で約40%、建設業で約60%の資源効率性向上を1.5℃目標と整合的なベンチマークとして世界で初めて提案しました。その実現に向けては、鉄鋼やセメントが安価に入手可能な材料ではなくなる可能性を社会全体で共有し、産業間連携や政策的支援、社会システムそのもののあり方を早急に議論することが必要です。
 本研究の成果は、2023年11月30日付で刊行される国際学術誌『Nature Communications』に掲載されました。

■IEA気候クラブ発足

*(2023/12/25 ESGジャーナル)IEA、36カ国加盟の気候クラブ発足 重工業における脱炭素化を支援

https://esgjournaljapan.com/world-news/34789

12月1日、36カ国は、重工業の脱炭素化加速に向けハイレベルフォーラム「気候クラブ」を発足させた。国際エネルギー機関(IEA)は、経済協力開発機構(OECD)とともに、暫定事務局として本フォーラムを支援している

*(2023/12/1 IEA)IEA supports faster industrial decarbonisation through new Climate Club

On 1 December 2023, 36 countries launched the Climate Club, a high-level forum aimed at accelerating the decarbonisation of industry. The International Energy Agency, along with the Organisation for Economic Cooperation and Development (OECD), supports this forum as the Interim Secretariat.

■露セベスターリ脱炭素化投資

*(2023/12/22 テックスレポート)セベルスターリ、脱炭素化へ1390億ルーブルを投資=エネルギー効率化とグリーン鋼材販売に注力

ロシアの大手製鉄会社であるセベルスターリ社は20日、1390億ルーブル(約15億ドル)を投資し、「低炭素の未来へ向けて」と銘打った2030

*(2023/12/20 Sevestal)セべスターリは、約1400億ルーブル相当の2030年までの脱炭素化戦略を提示した

https://severstal.com/rus/media/archive/severstal-predstavila-strategiyu-dekarbonizatsii-do-2030-goda-stoimostyu-pochti-140-milliardov-ruble/

(日本語訳)セバースタールは、2030年の脱炭素化戦略「Together for a Low-Carbon Future(低炭素の未来のために共に)」を発表しました。この戦略の資金額は1,390億ルーブルに上る。
セバースタルは、ロシアで初めて脱炭素化戦略に着手した鉄鋼会社です。この脱炭素化戦略は、Severstalが以前に発表した持続可能な開発戦略「Together for the Sustainable Metallurgy of the Future(未来の持続可能な冶金学のために共に)」の一環として実施されます。この文書の主な条項は、12月20日にモスクワで開催された国連気候変動枠組条約(COP28)の締約国会議(COP28)の28の締約国会議の結果をまとめるイベントで、SeverstalのCEOであるAlexander Shevelevによって発表されました。

■アルセロール・ミッタル/バイオコークスプラント建設

*(2023/12/22 テックスレポート)AM、ベルギーの高炉で自社生産のバイオコークス使用=3500万ユーロを投資「トレロプラント」建設

アルセロール・ミッタルは21日、ベルギーのゲント製鉄所(粗鋼年産能力500万トン)で、廃木材を高炉で使用するためのバイオコークスに変換する

*(2023/12/20 ArcelorMittal)ArcelorMittal commissions a first for the European steel industry, converting waste wood into bio-coal to reduce fossil coal consumption
€35 million plant in Gent, Belgium, first of its kind in the European steel industry

ArcelorMittal Belgium has commissioned its Torero plant, which converts waste wood into bio-coal for use in the blast furnace at its Gent steelmaking site. The first bio-coal made in the Torero plant, through a process known as torrefaction, was successfully used in a blast furnace in Gent, on Monday 18 December. The project will reduce annual carbon emissions from the plant by 112,500 tonnes, by reducing the use of fossil coal in the blast furnace. The Torero industrial-scale demonstration plant will convert 88,000 tonnes of waste wood into 37,500 tonnes of bio-coal annually.

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