こんばんは。鉄太郎です。

この記事では2023年ドラフトにおける、千葉ロッテマリーンズのドラフトについて語ります。以前の記事で紹介した方法をもとにお話しさせていただきますが、あくまで個人の評価・感想ですので、その点はご承知おきください。

投手も野手も怪我人が続出する中、WBC帰りの吉井新監督が上手くやりくりして2位フィニッシュ。Vision 2025の達成に向けてやりくりしないでも構わないぐらいの戦力を保持したいところ。そのためにはドラフトが何よりも大事です。

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それでは本編をどうぞ(≧▽≦)

①指名傾向

ⅰ）他球団の動向を気にしない

佐々木朗希選手のように競合しようが、松川選手のように単独だろうが己の欲しいと思った選手を入札する。ロッテの1位指名はそんな方針ですね。大砲が欲しいチーム事情的に佐々木麟太郎選手がいれば入札したでしょうが、彼がいない今は次点の左投手に入札しそうな気がします。

ⅱ）年齢的にバランスのいい指名

昔は大学生・社会人だけという指名をしていましたが、ここ10年間は高校生・大学生・社会人を1年のドラフトで非常にバランスよく指名しています。強いて傾向があるとすれば関東の大学生が多いぐらいでしょう。

②年齢×ポジションによる補強ポイント

ⅰ）大学生左腕

支配下で22歳以下の左投手は秋山選手（20歳）ただ1人のみ。その次が25歳の鈴木選手と高野選手で全体では8人。大学生の左投手を加えたい台所事情ですね。

ⅱ）高校生内野手

支配下で22歳以下の内野手は金田選手（18歳）だけ。ショートでもセカンドでもサードでもこれは良いと思った素材を複数指名したいところです。

③戦力×ポジションによる補強ポイント

ⅰ）長打を打てる野手

シーズン2位も打つ方には苦労したロッテ。安田選手（24歳）が中距離路線となった今、長打を期待できる選手がポランコ選手（32歳）と山口選手（23歳）ぐらい。プロに入ってすぐにホームランを打てそうな選手というと、今ドラフトにもいませんが、数年後に出てこられる大砲候補を確保したいですね。

ⅱ）即戦力リリーフ左腕

フル回転した坂本選手（51登板）の次に投げた左のリリーフは中村選手（17登板）。昨年4位指名の高野選手などに期待したいですが、リリーフで使える左腕を1人補強したいです。

④指名予想

1位入札は細野選手と予想。東洋大学の競合クラスの大型左腕というとファンの方にはあまりいい顔をされないかもですが、左で160㌔を出せる可能性がある桁違いな選手ですから、佐々木朗希選手と両看板で売り出すのにこれ以上の適任はいないと思います。

仮に抽選を外した場合は真鍋選手・度会選手・上田選手などの野手に切り替える可能性が高いかなと踏んでいます。あくまでエースになり得るポテンシャルが高いSランクの投手だから入札するだけで、外れに残った投手＝上記野手という評価であれば野手を評価すると思います。

その後は2位で高校生投手のトッププロスペクトを指名すると予想。高卒の投手が続々と出てきているマリーンズですから、自信を持って高校生投手に行けそうですね。

3位では残った野手のうち評価が高い選手を選ぶ、としました。現状支配下の野手が29人のため野手を多めにドラフトしたいですが、今年はどうにも野手の候補が少ない・・・加えてロッテの2位指名が22番目ということでTier1の野手は売り切れてしまいそう。折り返しの間に挟まる阪神とオリックスに獲られる前に高校生投手を確保したいなどと考えたからです。

捕手：佐藤選手（25歳）、一塁：茶谷選手（25歳）、二塁：池田選手（24歳）、遊撃：友杉選手（23歳）、三塁：安田選手（24歳）、右翼：藤原選手（23歳）、中堅：和田選手（24歳）、左翼：山口選手（23歳）と25歳以下の1軍経験の豊富な野手でスタメンが組めるマリーンズ。

編成としては全く穴がありませんが、突き抜けた野手がいないのも事実。投手を確保しながら、良いと思った野手を順番に指名していくBPA(best player available)なドラフトが求められそうです。

⑤鉄太郎的おすすめ選手

早坂響 投手 幕張総合高校 C評価

ここではマリーンズのユニフォームを着て活躍する姿が思い浮かぶ。そんな選手を1人紹介します。

早坂選手は最速151㌔の強いストレートが武器の右腕。躍動感のあるフォームから出力の高い球を投げ込む姿は圧巻で是非一度映像を見て欲しいです。個人的には2位でもいいぐらいかなと考えています。

千葉県松戸市生まれの地元っ子で、小さい頃はマリーンズのファンクラブに入っていたそう。高校2年生の時に捕手から投手へ転向した選手で、この1年間で著しい成長を見せましたから、プロ入り後の成長曲線も非常に楽しみです。

パーソナルトレーナーの北川雄介さんも筑波大学繋がりでロッテの指導と親和性がありそうですし、ロッテ×早坂選手の組み合わせはちょっと見てみたいですね！

さいごに

以上千葉ロッテマリーンズの指名について予想してまいりました。

冒頭に述べたVision 2025に向けて。あと数年で常勝軍団を作り出すためには今ドラフトは重要になるはず。佐々木朗希選手と並んで球団の顔と言えるような選手を獲得できれば最高ですが果たして・・・。

それではここまで長文を読んでくださった方々、誠にありがとうございました。次回は【2023年ドラフト】阪神タイガース：補強ポイントと指名予想でまたお会いいたしましょう。

鉄太郎でした！