社員A「何だよこれ‼️床がビシャビシャじゃねーか‼️誰だよお茶溢してそのまんまにしておく奴は‼️」

社員B「昨日最後に小会議室、使ったのは、、、えーっと、、、谷村さんですね、、、あー谷村さーん、ちょっと良いですか❓」

谷村「はぁ、なんですぅ❓」

社員A「このビシャビシャなのって覚えありませんか❓」

谷村「えーっ、ビシャビシャって言われても、、、ここでお茶もコーヒーも飲んで無いですからね、、、そんな事になるわけがないでしょう❓、、、何だこれ
、、、お茶じゃないなぁ、、、くっさ
、、、これ、アレじゃないですか❓」

社員B「なになに、臭い❓、、、あっ、
本当だ、、、臭いは、、、これオシッコだは、、、」

谷村「いや、会議のメンバーで漏らしたとか、、、無かったですからねー」

社員A「て事は、その後誰かがここに入って、何かしてたってことなんだなぁ」

社員B「ふむ、そう言う事になるなぁ」

谷村「昨日の残業のメンバーって分かりますぅ❓」

社員B「ああ、分かりますよ、、、えっと、、、ほら、、、これですね、、、
総務の沢田と経理の課長とその部下、、、ってことは、、、だなぁ、、」

谷村「やっぱあのふたりが怪しいって事になるのかなぁ❓」

社員A「だよなぁ、、、これ、どうする❓、、、これから、、、」　

谷村「じゃあ、しばらく残業時間からICレコーダー仕込んでおきましょうか、残業中はウチのルール上、会議とかは無いはずなので、、」

社員B「じゃあそれでお願い出来ますか❓、、、ごめんなさいね、疑って🙏」

谷村「いえいえ、これも解決しなきゃならない問題かも知れませんからね、」

また、大輝の家庭では、、、

大輝の妻、若菜が洗濯をする時、違和感を訴える

若菜「何これ⁉️、、、ワイシャツがこんなに黄ばんで、、、何これ、、、オシッコ❓、、、なんでオシッコがこんな所に掛かるのよ❓、、、」

その事をキッカケに若菜は大輝の行動をこまめに観察するようになる

そして、スマホのチェックもされて、クロ確定、、、興信所へ依頼が飛んだ

そして若菜は大輝の元同僚、同じ会社なので友達も多い、、、友人に連絡を取りながら旦那の動向を聞いていると、
そこで谷村と話が繋がる

谷村はちょうどその頃、残業時間帯の録音データから大輝と美沙の不貞行為の音声を録音する事に成功していた

興信所からも続々と証拠が上がって来る

弁護士も契約して随時証拠をみてもらっている

そして弁護士から証拠充分のサインが出たので、若菜は現場凸で暴露しようと決意した。

週末の夜、大輝と美沙は居酒屋からラブホへ入る、、、随時興信所スタッフから連絡がはいる、、、

すると2時間経たずにふたりはラブホから出て来た

若菜「ちょっと待ったーーーッ‼️」

パシャパシャパシャパシャ

大輝「なんだよ⁉️、、、あっ、若菜‼️
ち、違うんだ、これは、違うんだよ
誤解だってば、なぁ、話せば分かるからさ、、、」

美沙は俯いて怯えるばかり

若菜「違うも何も、証拠はみんな揃ってんだよ‼️ホテルでやって‼️会社でやって、どんだけやりゃ、おめーら気が済むのさ‼️猿だろう、猿‼️」

弁護士「はいはい、もういいですね、
では皆さん、揃ってこちらへお越し下さい、今後の打ち合わせをさせて頂きますので、ご足労お願いします」

弁護士事務所での打ち合わせは勿論一方的なものだった

若菜からの制裁

慰謝料請求、離婚、養育費、、、

大輝は涙ながらに再構築を懇願していたが、受け入れられない

美沙にも慰謝料請求が来る

大輝「なんてこったぁ‼️」

美沙「良いじゃない、どうせ離婚して、再婚する予定だったんだからさ、、、」

大輝「そんな訳ねーだろう‼️
誰がそんな事するかよ‼️
お前なんか遊びに決まってんだろ‼️
なぁ、若菜、考え直してくれよぉ🙏」

美沙「嘘つき‼️あなた、若菜さんとは離婚して、私と再婚するって言ったじゃない‼️」

離婚、再婚なんて、ただのピロートーク
だったのである

美沙には慰謝料が重くのしかかる

そして、紗代子に相談した

紗代子「そんなお金、どこにあるのよ
出せるわけ無いでしょ、」

美沙「じゃあどうすりゃいいの⁉️」

紗代子「今の会社に籍がある内に借金しときなよ、、、後はどんな仕事してでも自分で返すんだよ‼️、、、あっ家に入れるお金も減らさないでね‼️」

そして、美沙は借金をしたが、不倫や会社での行為を咎められ、退職し、
泡に落ちた、、、風俗店でのお勤め

ある日の夜、今日は加奈子の誕生日、

家族で集まってお祝いをする洋平一家

そんな洋平たちがレストランから出て来た時、、、

キーーーーッ‼️、ドン‼️

民衆A「あーっ、人が跳ねられた‼️
誰か、救急車‼️、救急車呼んでーーーッ‼️」

騒然とする中、洋平は現場を見に行く

クルマに跳ねられた女性が道路上に横たわっている、、、

洋平「あっ‼️あれは‼️美沙ちゃん⁉️
いや、他人の空似か❓」

そう言っている間に救急車が来た🚑

担架に乗って運ばれていく血だらけの
女性は紛れもなく美沙だった

運転手が頭を抱えている
警察官が話を聞く

どうも飛び込んだようだ、、、

周りの目撃者の証言もある

そんな光景を見た洋平、

紗代子達のその後の生活がどんなものだったか、、、

推して知るべし、、、である

人の幸せって、なんだろうか❓

洋平は遠くの空を眺めて

呟いていた、、、

…おわり…