静なる狂気 第5話 プレッシャー
洋平と真希は結婚を決めた
真希の父親にも挨拶に行ったが、
もう、平謝り🙇♀️状態で感謝された
そりゃ、苦しんで返済しなければならない借金を洋平が全部肩替わりしてくれるんだから、当然な反応だろう
それに、幼少期から知っているおじさんだし、洋平も良くしてもらっていたから
借金の肩替わりを躊躇することは全く無かった
真希の父親も洋平の事は幼い頃からから知っているので、安心して娘を嫁に出せたのだろう
ささやかながら、ちゃんと結婚式を💒挙げて真希を迎え入れた
真希は家事が得意で、料理も美味い
風俗嬢はしていてもデリヘルなので本番はしない、そこも彼女なりの貞操観念なのだろう
それにそこの風俗でNo.○になるくらいだったから、それなりの美人でプロポーションもいい
紗代子とは異次元の女子なのである
そんな真希との結婚生活は、洋平にとって本当に幸せな毎日だった
ある子供達との面会日に真希の事を話した、、、
加奈子「へー、新しいお母さんじゃん
一度会ってみたいなぁ」
翔真「オレもオレも、会ってみたい」
だそうだwww
なので、次の面会日に合わせる事にした
洋平「紹介するよ、お父さんの新しい奥さんだ、幼馴染なんだけどな、真希さんって言うんだ、よろしくなっ」
真希「初めまして、真希って言います
この度、洋平さんと結婚しました、
どうぞよろしくお願いします。」
加奈子「加奈子です。
よろしくお願いします、てか
うちのお父さんをよろしくお願いしますwwwだよね、、、アハ」
翔真「はじめまして、翔真です。
よろしくお願いします、、、てか、
お父さんいいなぁ
こんな美人さんと毎日暮らせるなんて
羨ましいなぁ」
加奈子「もう、翔真何想像してるのよ
エッチ‼️、、、」
翔真「別にエッチな事なんか考えて無いもん、、、勝手な事ばっかり言うなよ」
加奈子「アハハ、そかそか、、、
でもお父さんはもっとエッチだから
真希さん、大変でしょうが、、アレ❓
なんだっけ、、、頑張って下さい❓
ナハハ🤣なんか変な事言っちゃった
ギャハハハーーーッ」
子供達もある程度の年齢になってきてるので、話しの切り口も様々であるwww
加奈子「それと、お父さんにお願いがあるの、、、いい❓」
洋平「ああ、なんだい❓言ってごらんよ、」
加奈子「わたし、私立中学に行きたいの、金○学園、、、ダメかなぁ」
洋平「そか、そこ行きたいかぁ、、、
アソコはかなり勉強せんと入れんぞ、
頑張れるんか❓
まぁ、お父さんの予定ではOKだ」
加奈子「何、その予定ってw」
洋平「ああ、将来的な事だよ、、、
そこは高校、大学とスライド式だろ❓」
加奈子「そうそう、だから中学受験なんだよねー、私立だから学費も高いしさ
偏差値も結構高いからしっかり勉強するよ、でもあっちの家庭じゃあ無理そうだからさ」
洋平「よく見抜いてるなぁ加奈子は、、、大丈夫さ、お母さんに言いなさい、そしたらこっちへ相談があるだろうから、お父さんがそう言ってたと言えばいいから」
加奈子「うん、分かったぁ、そうするねー、また負担かけちゃうけど、ごめんねー」
洋平「何言ってんだよ、それが親の役割だし、喜びじゃないか、遠慮せんでいいからな」
加奈子「お父さん、ありがとう😊」
後日、紗代子から連絡があり、私立中学への費用は出すから行かせる様に依頼した
問題は卓郎、紗代子夫婦の子供達との格差がまた広かった事である
あちらの子供達は経済的にそんな事は出来ないのである
加奈子ばっかり、そんなの有りかよ
みたいな雰囲気になってるみたいだが
加奈子と翔真にはその権利がある
また、洋平は将来的に子供達の親権を奪還しようと考えているため、"予定"と言ったのである
それは近い将来、破綻するであろう家庭を予見していた
それだけ子供4人を育てるのは大変なことなのである
洋平は真希と生活しながら、坦々とその時期を待っている
卓郎、紗代子夫婦の家庭
卓郎「なんで加奈子だけ金○学園なんだ❓そんな特別扱い、ダメだろ⁉️」
紗代子「仕方ないのよ、あの人が学費は出すって言うんだから、こないだの面会の時にお願いしたみたいよ、、、」
卓郎「もう、いやらしいなぁ、、、
ウチの子供達がそんな事言い出したらどうすんだよ、絶対無理だよなぁ、、、」
紗代子「もう無理に決まってんじゃん
話しにもなんないは、、、」
卓郎「なんか格差、、、だな」
紗代子「ふん😤向こうは社長だからね
別にアンタが低収入だとは思わないけど、、、相手が悪いは、比べもんになんないは」
卓郎「なんだよそれ、オレが惨めなだけじゃねーかよ、やってられねーは」
…つづく…
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