魂の目的=お仕事ではないと思ってる話
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クリスマスムードのあまりない南国からお届けしますね
今日は私が昔から思っていて占星術のスタンスでも変わらない事
魂の目的=仕事 ではないという話です
この話は現代社会においてはなかなか伝わりにくいテーマなのですが、あくまで私の感覚で書いてみますね
水瓶座時代=副業・得意を活かして天職を?
そんなわけないじゃん の一言なのですが…
冥王星が水瓶座に入るということで、占いやスピリチュアルの講座でよく使われている売り文句かもしれません。そして、占い師さんでこの点に突っ込みを入れる方はすごく少ないですね。商売に関係してくるので。
占星術で人気のメニューの一つに「天職診断」があると思いますが、誰もが天職を叶えるために生まれてきたと思いますか?
「天職」という言葉は、人間によって創られたものです(マルティン・ルターを習いましたよね。彼による言葉だそうです)
星はそんなことを本当に言っているのだろうか…水瓶座時代に訪れる自由とは働き方に関してだけなのだろうか。そもそも働かなければ、お金がなければ生きられないというのは水瓶座の目指す自由でしょうか。もっと根本的な、現代の人間が縛られている枠から自由になることだと思っているのですが、これについて語ってくれる人はとても少ないです。
私もお仕事に関しての星読みメニューを掲げているので、矛盾するような感じですが、根底に流れている考えは「それは人による」ということ。
お仕事で社会に貢献することが魂のテーマな方はもちろんいらっしゃいます。またそれと同じかそれ以上に、お仕事が今世の魂の目的ではない方もいらっしゃいます。どちらも上でも下でもなく。
(私の星よみメニューは具体的な職業名を出すというよりは、本来の生き方に沿った環境やジャンル、喜びを感じるテーマ、など方向性をお出ししています。収入になることだけでなく、創作活動や奉仕活動などが出てくる場合もあります)
好きを仕事に という刷り込み
好きな事で稼ぐ、が現在できている人はその幸運に感謝していただいて、もし自分がそうでない場合でも、卑下する必要はどこにもありません。ただ、魂のテーマが異なるだけなのです。
ヘリオセントリックとサビアンシンボルの星読みをしていると、魂のテーマや喜びは本当に人それぞれです。それは現代社会では何の役にも立たないと判断されそうなことであったり、ただこの世に生まれて周りを観察して繊細な感覚で受け取る、本当にただそこに在るだけ、という場合もあります。
そういった方々が、魂の意図通り生きているにもかかわらず、生きづらさを感じて自己否定したり、違った道を求めて頑張り続けてしまっているのが現代なような気がします。占い師さんにもこの認識がある方とない方がいらっしゃいますが、西洋的な「何かを得ること、成し遂げること」をゴールとしてそちらに導かれる星読みのほうが多く感じられるのではないでしょうか。
とはいえ現実に生きるにはお金は必要です。ただ、仕事に対してに必要以上に「好きな事、自分らしいことをしなければ」という想いをのせすぎたり、副業で何か自己実現しなきゃならないようなプレッシャーで苦しむ方がもしいらしたら、こんな考えもあるなぁと感じていただけたら幸いです。
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