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TV番組の企画アイデアを提案してくれるプロンプト by ChatGPT

どうも、こんにちは!Stepon(@m2e70259765)です。

今回は、以下のYoutube動画で「TV番組の企画アイデアをChatGPTに聞いてもロクなアイデアがでてこない!」という声があったので、企画アイデアを考えてくれるプロンプトを作ってみました。

「TV番組の企画アイデアを提案してくれるプロンプトなんてマニアックすぎんだろ!」

そんな声が聞こえてきそうですが(;´Д`)、以前解説した多階層プロンプトと拡張プロンプトの実例とお考えください。

今回使用したプロンプトは、以前紹介した多階層プロンプト拡張プロンプトの2つです。この2つはとても相性がよく、セットでつかうことで効果を発揮します。が、どんなプロンプトなのかがまだわかりづらいと思うので、実例をかねてこれらを使って企画アイデアを生成してみました。


企画アイデアの実例3つ

まずは今回使用したプロンプトで生成した企画アイデアの実例を3つ紹介します。そのあと、肝心のプロンプトを紹介します。
※実例内の"コアキーワード"というのは、今回のケースでは番組の種類を表しています。アイデア出しをしてもらったのはクイズ番組、報道番組、Youtube内で話題にあがっていた恋愛リアリティーショーの3つです。

—//実例1ここから//------------
コアキーワード: クイズ番組

  1. "VRクイズアドベンチャー": 参加者がVRヘッドセットを装着し、仮想空間で様々なクイズに挑戦。リアルな体験とクイズの融合が視聴者を魅了する。

  2. "AIクイズチャレンジ": 参加者がスマートスピーカーやチャットボットと対話し、AIが出題するクイズに挑戦。AIの進化と共に難易度も上がり、視聴者はAIの進化を目撃する。

  3. "ARトリビアクエスト": 参加者がスマートフォンを使って現実世界でクイズを解きながら、ARでクイズ関連の情報やキャラクターを発見。視聴者はリアルな場面と仮想世界が融合する様子を楽しむ。

  4. "テクノロジークイズバトル": 参加者が最新のテクノロジーを駆使して、対戦相手とクイズバトル。視聴者は参加者同士の競り合いとテクノロジーの活用に興奮する。

  5. "未来のクイズ王決定戦": テクノロジーを活用した最先端のクイズ番組で、参加者たちが未来を見据えた問題に挑戦。視聴者は未来のテクノロジーと知識の融合に感動する。

—//実例1ここまで//------------

—//実例2ここから//------------
コアキーワード: 報道番組

  1. "インターネットニュースラウンジ": 視聴者がSNSでのトレンドやリアルタイムの情報を提供し、ジャーナリストがそれらを取り入れながら議論する。

  2. "デジタル・ジャーナリズム・デイリー": 視聴者がインターネットで提供する情報や意見をもとに、ジャーナリストが毎日のニュース解説を行う。

  3. "ネットワーク・インサイト": インターネット上の様々なコミュニティの声を取り入れ、報道番組がリアルな視聴者の声を反映する。

  4. "オンライン・ブレイクニュース": インターネット上で発信される速報や緊急情報を取り入れ、リアルタイムでの報道を提供する。

  5. "ソーシャル・コミュニケーション・レポート": インターネット上の議論や反応をリポートし、視聴者の声を報道番組に反映させる。

—//実例2ここまで//------------

—//実例3ここから//------------
コアキーワード: 恋愛リアリティーショー

  1. "SNSラブバトル": 参加者たちはSNS上での人気を競いながら、リアルな恋愛を追求。視聴者はSNSでの投稿や投票で番組に参加し、恋愛の行方を決定する。

  2. "インスタント・ラブコネクション": 参加者たちはSNSでの人気や投稿内容に基づいて即興でカップルを組み、リアルなデートを行う。視聴者はSNSでの投稿を通じてカップルを応援し、恋の成就をサポートする。

  3. "ラブインフルエンサーウォーズ": 参加者たちはSNS上での影響力を競い合いながら、恋愛を追求。視聴者は参加者のSNSでの活動をフォローし、番組での投票で好みのカップルを決定する。

  4. "ハッシュタグ・ラブバトル": 参加者たちはSNSでのハッシュタグを使って自己紹介し、視聴者はハッシュタグを通じて好みのカップルをサポート。SNSでの人気投票で番組の進行が決まる。

  5. "リアルタイム・ラブストーリー": 参加者たちはSNS上での活動がリアルタイムに番組に反映され、視聴者は参加者の恋愛の行方をSNSで共有しながら応援する。

—//実例3ここまで//------------

注意

ChatGPTをアイデア出しに活用する場合には、正解を知るためにつかう方法はよくないと考えています。ものすごくいいアイデアが生成されることもたまにありますが、基本的には生成されたアイデアをたたき台として活用するのがオススメ。

通常のアイデア出しでは、思いついたアイデアを1つずつ吟味して使える使えないを判断していくわけですが、そのステップを簡略化できるのがAI活用の良さです。

AI活用者はアイデア出しをChatGPTで自動化し、それを評価するだけで次のステップに進めるわけです。使えそうなアイデアがあれば自分なりにアレンジしたり、アイデアを足したりして具体的な利用フローに落とし込んでいく流れになるかと思います(番組の企画を考えたことがないので間違ってるかもしれませんが(;´Д`))。

それから、一度ですぐれたアイデアが生成されるとは限りません。これも人間のみでアイデア出しするときとおなじです。繰り返し生成したり、微妙にキーワードを変えたりしてつかってください。

とりわけ今回紹介する多階層プロンプトを利用したプロンプトは、繰り返すたびに多様なアイデアが出力されるのが強みです。よく知られた"水平思考で"などといったプロンプトとは違い、この出力強度の高さが多階層プロンプトの強さです!!

企画アイデアプロンプト

ではここから肝心のプロンプトを紹介します。

—//ここから//------------
依頼内容: {コアキーワード}を起点にしてTV番組の企画のアイデアを生成してください。
制作者: あなた、ChatGPTはプロのマーケッターであり、プロのプロデューサーです。
作業手順:
1. {コアキーワード}と関連のある単語を5つ思い浮かべてください。これを以後、{想起1}と呼びます。
2. {想起1}から適当に1つ単語を選んでください。選んだ単語と関連のある単語を5つ思い浮かべてください。これを以後、{想起2}と呼びます。
3. {想起2}から適当に1つ単語を選んでください。選んだ単語と関連のある単語を5つ思い浮かべてください。これを以後、{想起3}と呼びます。
4. {コアキーワード}と{想起3}を組み合わせて、新しい概念を5つ作成してください。これを以後、{新概念}と呼びます。
5. {新概念}は何ですか?
6. {新概念}の面白い点はどこですか?
7. {新概念}の従来の番組と違う点はどこですか?
8. {新概念}を視聴者が魅力的に思う点はどんなところですか?
9. 5~8の内容を深呼吸をしてTable形式でまとめてください。
10. 9でまとめた内容を参考にしながら、視聴者に支持されるアイデアを5つ提案してください。これを以後、{番組のアイデア}と呼びます。
11. 変数には該当の単語を代入して出力してください。
12. 指示されたこと以外出力しないでください。
出力形式:
{番組のアイデア}
{番組のアイデア}
...
コアキーワード:
//ここにコアキーワードを入力// -入力例:クイズ番組、報道番組、恋愛リアリティーショー
—//ここまで//------------

プロンプトの使い方

企画アイデアプロンプトの使い方を説明します。

  1. プロンプト最下部の太字部分をすべて[Delete]する。

  2. [Delete]した箇所に入力例を参考に、コアキーワードを入力する。

  3. ChatGPT(https://chat.openai.com/)のテキストボックスにプロンプト全体をコピペする。※ChatGPT3.5でもChatGPT4どっちでも可。

  4. Generateする。

ChatGPT

さいごに:

最後まで本noteを読んでいただき、ありがとうございます!!

今回は、TV番組の企画アイデアを提案してくれるプロンプトを紹介しました。

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なにかご縁があったらまたよろしくお願いします!!(*- -)(*_ _)ペコリ

ではまた!!

文: Stepon(ステポン)

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