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ここ数日、片付けが大きな部分を占めていたのもあり(;^_^A星の記事がご無沙汰でした。今日からまた書いていこうと思います。

星読み・西洋占星術でホロスコープを読む際の基本要素に

①10天体
②12星座(12サイン)
③12ハウス
④アスペクト(天体同士の角度)

があります。

今日からは④の『アスペクト』についてお伝えしていこうと思います。

ホロスコープ上でそれぞれの天体から円の中心まで線を引いた時に、天体同士がある特定の角度をつくることがあります。その角度のことを『アスペクト』といいます。アスペクトが形成される時、その天体同士にある関係性が生まれると考えられています。星読みでは天体は人に例えられエネルギーを持った存在です。天体同士がアスペクトを形成することは実生活においての人との出会い、関わりと同じ。エネルギーが混ざり合ったり、化学反応が起きて全く新しいものが生まれたり、バリエーションが増えていきます。アスペクトが形成されることによって天体の意味がひっくり返ってしまうこともあります。人同士でもありますよね、この人と関わると自分の良い面がとても引き立つのに、別の人だとどうもぱっとしないとか長所が短所に変わってしまうようなこと。

アスペクトには『ハード』『ソフト』という区分があります。
一般的にハードアスペクトは葛藤があったり短所として出やすいと言われます。またソフトアスペクトは楽にスムーズに進むので長所として出やすいと言われます。ソフトアスペクトの方がいいな、と思いがちですがハードアスペクトは困難を乗り越えた分恩恵も大きいです。ソフトアスペクトは順調なようでいてラクに流れやすかったりします。またアスペクトを形成しているサインやハウス、他の天体との兼ね合いでも変わってきます。ハードかソフトかというよりも『アスペクトが形成されている』ことに意味があり、どう使うかは本人次第です。

アスペクトはひとりの人の出生ホロスコープでみていくのはもちろん、お相手のホロスコープと重ね合わせお互いの天体同士のアスペクトを見つけて相性読みに使ったり、これから先のホロスコープと重ねて未来予測に使ったり、といろいろな楽しみ方ができます。

今日の午後3時47分頃、かに座で上弦の月を迎えます。月と太陽が重なる(0度)新月と、向かい合う(180度)満月の間の上弦は月と太陽は90度の角度を形成しています。90度はスクエアと呼ばれ、葛藤を生みやすいといわれるハードアスペクトです。月も太陽も自分自身。満月から新月までの間の下弦も月と太陽は90度になりますから、私たちは月に2度は自分の中の矛盾と向き合うタイミングが訪れるとも言えます。

今日の上弦の月は10ハウスかに座で起こります。自分の中の母性や愛情で社会に貢献していくようなことに意識が向かうかもしれません。かに座の支配星は月なので、今日はよりかに座的なことがクローズアップされるかもしれません。

アスペクトはバリエーションも無数で、複雑で難しい部分もあり私もまだまだ勉強中なのですが、少しずつお伝えできたらと思います。