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謎解きイベント「二つの真実」企画書

こんにちは、Steveです。


企画を考えることに本当に好きなんです。自分だけの空想に没頭するのも楽しいし、みんなで活発にブレーンストーミングをするのや、その前のアイスブレークを準備するのも好きです。

今回、僕が参加しているボランティア団体のメンバーがメンバー用のSNSに「謎解き」と書かれた写真を投稿していたのを見て、思わず謎解きの企画書を作ってしまいました。
この企画書をきっかけに、もしかしたら団体で新しいイベントが生まれるかもしれないと考え、一度はそのアイデアを公開するのをためらいました。
しかし、どうやら僕が提案した企画は少々壮大すぎたようで…。

そこで、ここでシェアーすることにしました。課金すればよかったかな。笑

興味のある方、いかがでしょうか?笑

謎解きゲーム 二つの真実 〜消えたアミュレットの謎

参加者の設定

このゲームの舞台は東京都内の街で、全ての参加者はインターネット上に投稿された、この街を舞台にしたミステリー小説「二つの真実」の読者という設定です。この小説は章ごとに公開されていましたが、最終章の公開日にエラーが発生し、内容を読むことができませんでした。

そんなある日、特定できないアドレスからメールが届きます。それは「二つの真実」の謎を解くための招待状でした。参加者はそのメールの指示に従って集まり、有志が力を合わせて謎を解いていきます。

主催者の設定

今回、謎の組織によってメールで招待された有志たち。謎解きイベント当日、主催者は参加者に対してオンラインおよびオフラインで指示を出します。

コンセプト

この謎解きゲームは、デジタルとリアルの組み合わせを通じて、ユニークな体験を提供します。参加者は複数のグループに分けられ、各グループは特定の役割を果たします。一部の参加者は東京の街を実際に歩き、直接謎を解きます。一方、オンラインの参加者は情報収集や謎解きのヒントをリモートから提供し、現地のチームを支援します。

このゲームの核となるのは、リアルとバーチャルの間のチームワークです。謎は、両方のチームが協力することでのみ解くことが可能で、この連携がゲームの最大の魅力です。

目的

この謎解きゲームは、単にエンターテインメントを提供するだけではありません。地域の魅力を再発見し、地域活性化に寄与するプラットフォームとしても機能します。ゲームは、各地域の独特な文化や歴史を謎解きの題材に取り入れ、プレイヤーをその街の隠れた魅力を探求する冒険に誘います。地元の伝統、観光名所、そして地元住民の生活が新しい角度から紹介され、参加者に新たな発見を促します。地域特有のシナリオは、訪問者に忘れがたい体験を提供し、インバウンド観光の促進にも貢献します。この謎解きゲームは、遊びを通じて学び、探検することで、参加者をその街の深い魅力を発見する旅に導きます。

ターゲットオーディエンス

このゲームは、東京の新たな側面を発見し、都市の魅力を深く探求することに興味がある若い世代を主な対象としています。特に、上京して5年以内の若者たちに焦点を当てており、彼らは都市生活には既に慣れ親しんでいますが、まだ探索されていない東京の面を体験し、都市の深層を知りたいという強い好奇心を持っています。

また、30歳未満の若者たちもこのゲームの重要なターゲット層です。彼らは、単なる観光を超えた体験を求め、新しい冒険に積極的に挑戦したいと考えています。この謎解きゲームは、彼らにとって都市探検の新しい扉を開くものであり、日常生活に刺激と変化をもたらすことでしょう。

マーケティングとプロモーション(イベント前)

ストーリーテリングを活用したプロモーション:

「二つの真実」という架空のミステリー小説をnoteに連載します。この小説は数章に分けて公開され、読者を物語の世界に引き込みます。最も重要なポイントは、物語のクライマックスである最終章を意図的に公開しないこと。これにより、読者の好奇心を刺激し、謎解きへの参加を促します。

SNSを利用したターゲット広告:

Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSプラットフォームを活用し、ターゲットオーディエンスに合わせた投稿を行います。これらの投稿は、謎解きの魅力やゲームのユニークな体験を前面に出し、ユーザーをnoteの連載小説ページへ誘導します。ストーリーと謎解きの要素を組み合わせた投稿で、読者の興味を惹き、参加への動機付けを図ります。

インタラクティブなコンテンツの活用:

SNSからnoteへ、そしてFacebookのファンページへと誘導します。そのページ上では、読者が小説の登場人物やプロットについてコメントや推理を共有できるインタラクティブなコンテンツを提供します。これにより、参加者同士(潜在顧客も含む)のコミュニケーションを促進し、ゲームに対する関心を高めます。

ティーザーキャンペーンの実施:

謎解きゲームの開始日が近づくにつれ、謎のヒントや予告動画をSNSで公開し、期待感を高めます。これらのティーザーは、物語の最終章に対する疑問を煽り、参加者をゲームに引き込むとともに、イベントへの参加を促すための重要な役割を果たします。

マーケティングとプロモーション(イベント後)

ストーリー共有キャンペーン:

イベントの経験や感想をテキストベースでSNSに共有するよう参加者に促します。この際、#謎解きゲーム体験、#二つの真実などのハッシュタグを使用してもらい、写真ではなく言葉で体験を表現することを推奨します。

参加者インタビューの公開:

イベント終了後、選ばれた数名の参加者に対して行った体験談のインタビューをSNSやウェブサイトで公開します。実際の参加者の声は、他の人々にイベントの魅力を伝える強力な手段です。

インタラクティブなディスカッションセッション:

イベント後、Facebookのファンページでディスカッションセッションを開催し、参加者が自身の体験談を共有する機会を提供します。参加者からのユニークな結末などのストーリーを抜粋し、オープンなSNSで共有することで、イベントの成功を広くアピールし、今回参加しなかった次回の潜在顧客への関心を喚起します。

マネタイズ戦略

パターン1)今回の企画は大きな予算を必要としないため、参加費の大部分を収益として確保することが可能です。この利益を元手に、有料広告の展開も検討する価値があります。

パターン2) 小説の内容やイベントのさまざまな場面に、スポンサー企業のブランドや製品を組み込みます。これにより、企業は自社のターゲットオーディエンスに効果的に露出できます。

パターン3) イベント内容を動画などのメディアで配信し、その際にスポンサー企業を積極的に紹介します。これにより、スポンサー企業はさらなる認知度の向上を図ることができます。

パターン4)企画の核となる謎解きゲームやストーリーテリングの要素を、地方自治体が自身の地域に合わせてカスタマイズできるような形式で提供します。これには、地元の歴史的背景、文化的特徴、自然や観光資源を生かしたストーリーや謎の設定が含まれます。

問題点とリスク

問題点とリスク:参加者のセキュリティとプライバシーの保護
問題点: イベントにおいて、参加者がオンラインでやり取りする際、個人情報の漏洩やセキュリティ問題が生じるリスクがあります。

解決策: データ保護に関する厳格なプロトコルを設け、参加者の個人情報保護を確実にします。さらに、プライバシーポリシーを参加者に明確に説明し、同意を得る措置を講じます。

問題点とリスク:技術的な問題
問題点: オンラインとオフラインを組み合わせたイベントでは、技術的な障害が発生する可能性があります。

解決策: 技術サポートチームを常備し、バックアップ計画を策定して、緊急時に迅速に対応できる体制を整えます。

問題点とリスク:不適切なコンテンツの投稿
問題点: SNSやディスカッションセッションで、不適切なコメントや投稿が行われる可能性があります。

解決策: コミュニティガイドラインを明確に設定し、モデレーターによる不適切なコンテンツの監視を実施します。

問題点とリスク:スポンサーシップの透明性
問題点: スポンサー企業の露出により、プロモーションが過度に商業的に映るリスクがあります。

解決策: スポンサーシップの取り扱いにおいて透明性を確保し、スポンサー企業の露出を適切なレベルに保ちます。

問題点とリスク:参加費の価格設定
問題点: 参加費が高すぎる場合、参加者数の減少につながる可能性があります。

解決策: 市場調査を実施し、ターゲットオーディエンスに受け入れられる価格を設定します。早期申込み割引やグループ割引など、参加促進のための価格戦略を検討します。

さいごに

僕は個人的に、イベントを企画する際に参加者にアハ体験をしてもらいたいと考えています。そこで、イベント終了後に全参加者にメールを送り、「実は解いた謎は全体の一部に過ぎません」という趣旨のメッセージを伝えます。
そして、実際に最終章を届け、小説全体を通して謎が解明される、あるいは新たな謎が提示され、次回のイベントへと繋げられるようにします。また、謎を解いた人が特定のハッシュタグを使って体験を共有できる仕組みも考えています。

今回の謎解きでは「謎」について具体的には触れていませんが、これは一人で考えるよりも、みんなで賑やかに話し合った方が面白いと思います。この謎解きをテーマにしたコンテストを開催するのも一つのアイデアですね。そして、そうやって新たな妄想が始まるんです。笑

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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