成功するしないはある意味どうでもいい


ビジネスで成功することを否定しているわけではありません。
ただ、世の中の情報として、あまりに成功することが素晴らしいことだとか、幸せなことだとか、そういうふうに思わせるものが多いので、振り回されないようにしたいものです。

例えば、なぜ世間から成功したと思われるような人たちが、薬物依存になったり自殺したりするのか。
周りからしたら羨むような生活をしているように見えたかもかもしれないけど、しかし実情は、自分の心の深いところにある本音と違う生き方をしていたのかもしれないし、世間が作りあげてしまった自分のイメージとのギャップに苦しんでいたのかもしれない。

結局自分にとって成功とは一体なんなのか?
もしくは自分にとって世間が言う成功が必要なものなのか?
こういうことについて、自分によくよく聞いてみることが大事です。

矢沢永吉さんもインタビューで言ってましたけど、若い頃にはビッグになれば全てが解決すると思っていたと。
大金を手にすることができたら必要なものは全て手に入れることができるし、日々の煩わしいことはなくなるのだと思っていたそうです。
でもそうじゃなかったとハッキリ言っていますね。


何かを達成して成功したと思っていても、その成功は通り過ぎていくわけで、また次の成功を目指して走り続けなければなりません。
まるで終わりのないゲームです。
一番高い山に登ろうと思って富士山の頂上に行ったら、さらに階段があって向こう側のさらに高い山に続いていたみたいなね(笑)

結局は生きていく上で一番大事なことは、自分が本当に好きなことができるということと、日々充実していることに尽きると思います。
もちろん何かを達成する喜びはあります。
でもそれは何度も書いているように、世間や他人が設定した目標やゴールじゃダメってことです。
常に自分が基準で自分が軸になって方向を見据えるということです。

人間は誰もがその人にしかない能力を持っています。
それを生かしながら世の中に貢献できて、自分自身も充実感を味わえるような生き方ができるということを思い出しましょう。
現代に生きている人間は基本的にセルフイメージが低すぎます。
それはそういうふうに思わされてきたからです。
「自分なんて大した人間じゃない」と思う気持ちは自分を小さい檻の中に閉じ込めるのと同じ行為です。
親や先輩からそういうふうに言われてきた人は、同じようなことを後輩や自分の子供に言うようになります。
その連鎖は自分のところで断ち切る勇気を持ってください。

人間はイメージしたことを形にしていく能力を秘めています。
そしてそれは昔に比べたらどんどん容易になっています。
つまり、イメージしたことが形になるまでのスピードがとても短くなってきています。
それは地球レベルでそういう波動に変わったんです。
目には見えないことなのでなかなか理解しづらいかもですが、自分が持ったイメージ、自分が考えたことが現実を創り、自分が生きる世界を創るのですから、最大限に自分を生かすためにはまず低くなってしまったセルフイメージを変える必要があります。

自分に対して間違ったイメージを持つことと、世の中のどうでもいい情報に振り回されることは避けて、しっかりと自分をプロデュースしていきましょう。


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