感性の時代の幕開け


学校は自分で考えさせるというよりは詰め込むことが勉強で、記憶力は鍛えられるかもしれないですが、いい学校に進学するため、いい会社に就職することが目的になってしまっているので、感性を伸ばしていく環境にはありません。
「みんな一緒」という教育を受けてきていて、どんどん平均的になっていき、それが平等なことだと勘違いしてきましたね。
本来は学ぶという機会において平等だという意味だと思うのですが。

社会人経験がほとんどない教師が、知識だけを詰め込ませるというスタイルの教育では人材育成などできません。
以前このブログにも書きましたが、友人の一人は義務教育を受けさせないと言っていましたが、こういう家庭も増えてくるでしょう。
昔は学校なんかなかったですし、私塾や寺子屋みたいなところに通って個性や感性を伸ばしていったほうが、これからの時代には合っているのかもしれません。

ウチの娘の高校で進路について担任と話した時に、就職も進学もしませんと言ったら「えっ?」って顔をされました。
おそらくそんな親はいないのでしょうね(笑)
就職か進学することが当然と考えている学校教育です。
ウチでは自分のやりたいことをやれってずっと言ってきましたし、「二年生で取りたい授業が終わるので、もしかしたら進級しないかもしれない」と言われた時も自分で決めろと答えました。

大学出て就職したところで今の企業は安定なんて望めないし、自分の能力で食っていくノウハウを身につけないと、いくら大きい会社でも歯車の一つでいたらこれからの時代を乗り切ってはいけません。

良い点を取れば上に上がっていけるというシステムは、ピラミッド型の社会だからこそ機能していました。
根底から崩れていった時には全く役に立たないものとなるのです。
学歴で将来が左右される時代は終わるのですから。

知識の時代は終わったのです。
これからは感性の時代となっていきます。

それぞれがやりたいことを形にするために学び、そして個性を伸ばし、そのやりたいことで社会に貢献することができるような社会に変わっていきます。
だから自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、こういうことを明確に打ち出していく必要があります。

そのためには親の世代が変わることです。
自分の価値観を子に押し付けてはいけません。
自分がそうだったから子にもそうさせるという悪循環を断ち切らないと、金太郎飴みたいな個性のない人間に育つか、不登校や引きこもりの原因を作ることになりかねないです。

経験したことがないほどの大変化の時代に突入したのです。
しかも今はまだイントロの部分です。
今までの考え方ややり方や生き方ではこの変化に対応できません。
変わるというのはとても勇気がいるししんどいことです。
でもそれを今やらなければなりません。
強い意志を持って古い価値観を捨てて、本当はこうやりたいんだということを実行に移してください。


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