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意思表示し行動することで道は開ける

仏教で使われる「啐啄同時」という言葉があるのですが、これは鳥の雛が卵から産まれようとして、殻の中から卵の殻をつついて破り始めた時、それを見つけた親鳥が外からついばんで殻を破る手助けをするという意味です。

親鳥がやみくもに殻をつつき始めたら、雛の目を突いてしまうかもしれないので、内側の雛からここを破りたいという意思表示があってから、親鳥がサポートするんですよね。

人間と宇宙意識の関係もこれとよく似ていて、こちらが意思表示しないと、宇宙はどう手助けしていいかわからないし、そのタイミングも測れないのですよ。だから自分から行動を起こすことが大事だと言っているのです。
最初に自分が「これをやるぞ!」と作業を開始するから、「そうかそうか、それをやりたいんだな」と手助けしてもらえるのです。

一般的に成功者と言われるような人、事を成していく人というのはやはり行動力があります。それに対して何も起きない人は考えてばっかりで、何も進んでいかないということが多いです。
「これが正解かどうかわからない」とか、「失敗したらどうしよう」とか、行動を起こす前から心配ばっかして行動に移さないからなんですよ。

マジでやってみなきゃなんもわからんのですよ。
もし友人Aさんが「それやってみたけどダメだったよ」と言ったとしても、それはAさんだからダメだったのかもしれない。
そんなことってたくさんあるから、他人の意見は参考程度で、やっぱり自分の感覚に頼るしかないんです。

友達にオススメされて、美味しいと言われて行ったラーメン屋が、それほどでもなかったってことないですか?笑
感じ方や受け取り方は人それぞれだし、他人は他人&自分は自分なんです。

もし今現在自分の内側からやってきている情報があるのなら、しっかり受け止めてくださいね。
そしてそのまま保存しないようにしてください。
なぜなら今が旬だからです。必要だから今やってきているからです。

どうか生まれる前の雛になったつもりで、卵の殻をつついてください。
破れ始めたときに、親鳥がサポートしれくれますよ。
自分が今世でやる仕事というのは宇宙と共同作業ですから、「啐啄同時」という言葉を思い出しつつ、まず自分から行動を始めてくださいね。



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