先生や師匠から教えてもらった自分の能力


他の誰かから言ってもらったことで気づく自分の一面というのもありますが、その最初の体験は小学校の3〜4年生の頃でした。
クラスで幾つかのグループに分かれて、グループごとに大きい模造紙に絵を描くことになったのですが、まず全体の構図を考えなければなりません。
みんなでアイデアを出し合ってあ〜でもないこ〜でもないとやっていたのですが、それを見ていた担任の先生が、「全体を考えるのは小山君が得意だから任せてみるといいよ。」というようなことを言ったんです。

一瞬「え??」という感じで、なぜ先生がそんなことを言うのか不思議でした。
でも今から考えると、やはり全体像というか俯瞰で見るというか、そういうことは得意だったように思います。
それが後にプロデュース業という仕事にも繋がっていったのでしょう。


高校を卒業して上京し、音楽の仕事は「ダニー飯田とパラダイスキング」のバンドボーイからのスタートでした。
その後にメンバーにもなるのですが、ある時にバンマスのダニーさんから言われたのは、「お前は人のことを見抜くのが早いな。」でした。
その時も、「はぁ??」という感じでしたが、確かに初めて会った人の人柄や感性、感覚、個性などをキャッチするのは得意だった気がします。


レコード会社にいた頃は、新人開発の仕事をしていたので、恐ろしい数のアーティストやミュージシャンと毎日のように会うわけです。
瞬時にその人の能力や感性を見抜かなければならなかったので、ここではその能力が役に立ったなぁと思いますね。


その新人開発の仕事をしていた頃はスカウトもしていたのですが、上司に「初めて会う相手に不信感を持たれないのはお前の才能だ。」ということを言われたことがあります。
確かにレコード会社の人間とはいえ、どんな人間かもわからないわけで、当時はロック系のバンドの中には「レコード会社の人が話がしたいって言ってるけどどうする〜?」みたいな、ちょっと斜に構えたバンドも多かったので、まず怪しいものではないとアピールする必要がありました(笑)

それはたぶん自分もステージに立ったことがある人間だし、本当にいい!と思ったから声をかけるわけで、こちらの真意が伝わったからだと思うんですね。
それと、これは自分のポリシーの一つですが、初めて会う人に対しては相手が年下だろうがなんだろうが、上から目線でものを言わないというのがあったので、対等に話せるという気安さがあったのだと思っています。


意外と自分のことは客観的には見れないものなので、他の誰かから言われて「へぇ〜そんなふうに見えるのかぁ〜。」ということもありますね。
厳しいことも含めて自分に助言をしてくれる人って本当に必要なので、特に厳しいことを言ってくれる人は大事にしたほうがいいですね。




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