内緒にしていたのですが（笑）、１月に新たにアコースティックギターを購入しました。
ふらっと立ち寄った楽器やで劇的な出会いがあったからです。
そのギターとは、Morrisの製造・発売元のモリダイラ楽器が、昨年創業50周年を記念して50本限定生産した、松本工場製ハンドメイドのギター、「50th Anniversary Premium」のうちの1本です。
ボディやヘッドデザインも昔のまんまで、しかも旧タイプの縦ロゴ。

シリアルナンバーは39/50。

「ちょっと弾いてみていいですか？」と店員さんに声をかけて弾かせてもらったところ、「あれ？？」「あれれ？？」と引き込まれていきました。
で、一旦クールダウンするも忘れられず（笑）、数日後購入を決めました。

買ってからますます気に入ったのですが、その理由としては、楽器本体がとても軽く感じること、弦高やサドルを調整する必要が全くないこと、手にした時のフィット感がハンパないこと、チューニングがピタッと決まる　←　ここ大事（笑）しかもハイポジションのピッチがめっちゃ正確。
それからね、弾いてると、なんか上手くなった気がする（笑）というか、スムースに指が動くんですよ。

もともとゴールドのペグとか指板の派手なインレイは好きではなかったのですが、今回は「そんなの関係ねぇ！（古っ）」と納得させてくれる素晴らしい楽器です。

常にそばに置いて弾きまくっている同じくMorrisのW-35と並べても、見た目はほとんど同じ。
製造年は約40年ほど差があるんですけどね。

日本の職人さんの技術は素晴らしいですね。
もし現在所有しているギターの中で1本だけ残せと言われたら、このギターにすると思います。
それくらい気に入ったし、いい出会いをしました。

最近、友人の大学生の息子さんが、自費でテナーサックスを買ったらしいのですが、大学や日常生活の中での迷いや悩みが全部吹っ飛び、「全てにおいてモチベーションが上がった」のだそうです。
これはとてもよく理解ができます。
私もこのギターを買ってから、楽器に触れる時間がめっちゃ増えました。
現在このギターを含めて5本のギターを所有しているのですが、なぜか全部のギターをかわりばんこに弾きたくなるんです（笑）

ピックアップマイクは付いていないので、主にレコーディングで使うことになりますが、きっといい仕事をしてくれるでしょう。

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