ブログをご覧の皆様、こんにちは。
stile lavitaの関谷です。
気温が下がったと思ったら急激に冷え込んできましたね。
来週は雨っぽい日が多いとの事で更に肌寒くなってくるのかなと思います。

『肌寒い』と言えば、、、
秋冬物のご注文も本格的に増えてきて、先週はコートとスーツにジャケットと上着系がよくご注文頂きました。
実際長袖の人も街に一気に増えた印象ですね！
とはいえ、ご来店されたお客様にお話をお聞きすると結構暑がりなんだよね。や冬らしい生地のスーツも着たいけどコートを着るとどうしても暑くてといった厚さを感じやすい方も多い印象です。

そんな方へオススメしたい1着があります。
それは『サキソニーのスーツ』です。

1.そもそもサキソニーってどんな素材

サキソニーはウール素材を縮絨のあとに起毛して、なめらかな光沢を出すメルトン加工が施されている綾織の毛織物です。綾織は別名ツイルとも呼ばれていて、デニム生地などで見られる斜めの織柄が特徴な織り方で光沢感や厚みなどもあり一般的にスリーシーズン系のスーツ生地はこの綾織が多い印象です。

通気性がある平織は春夏生地で多く、綾織は秋冬、またはスリーシーズン系と覚えておくと分かりやすいです。
ネットで調べてみると、その由来はドイツのサキソニー地方で生まれた事からその名称と名付けられたようです。

2.サキソニーとフランネルの違い

サキソニーを語る上で、避けて通れないのがフランネルですね。
一見同じような生地で、サキソニーはフランネルに比べると起毛感があり軽くて艶感がある事です。
フランネルというと、厚手で重厚感があるイメージですね。
どっちがいいかというとこともないのですが、その方が暑がりか寒がりか、
タフなものが良いか、少し上品な方がいいかなど人それぞれ好みがありますので、その時々で選ばれれば良いのかなと思います。
簡単にいうと、重めなフランネルと軽めなサキソニーくらいで認識してもらえるといいかなと思います。
ちなみに僕は、サキソニーのスーツが好きすぎて、ここ数年チャコールグレーのサキソニーを着ることが多かったのですが、気分的に少しヘビーなものも着たいなということで先日ご紹介したスーツを仕立てました。
トレンドも大事ですが、やはり洋服はその時々の気分やご自身の置かれた立場などを、特にビジネスファッションにおいては反映されると良いのかなと思います。

3.実際の仕上がりイメージ

この生地はそこまでの厚みがないのですが、起毛感がある事で着心地はとても心地良いんです。さらには、温さが今の気温にもぴったりです。
今までスーツにシャツ、寒くなってきたらニットをプラスされていた方は、
サキソニースーツ＋シャツだけで良いので変な着膨れもしませんし、オススメです。

スーツはもちろんのこと、洋服全般大好きなお客様です。
選ばれる小物やシャツ、ネクタイなど、色々お話しして一緒に作り込んでいます。
この仕上がりも、店頭に飾ってあったサンプルを見ていただいてほぼ一目惚れに近い感じでご注文いただきました。
全体的に男らしいソリッドな色合わせとキリッとしたヘアースタイルがとてもお似合いです。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか？
サキソニーのチャコールグレーは、本当に使いやすくていい意味でシックさがあります。
それでいて、起毛感のほっこり感がとても品よく見えます。
今年も10月に入ってきて、ご注文いただいてからの納期が年末年始にかかってきそうな感じです。
秋冬物ご検討の方はお早めにどうぞ！
お気軽にお問い合わせやご予約お待ちしております！！

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