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ブラックのデニムで仕立てたスラックス

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ブログをご覧の皆様、こんにちは。
stile lavitaの関谷です。
最近、遠方の方からのお問合せが増えていて嬉しい限りです。
気温も一気に下がり、20℃台の日が増えましたね。
日中はまだ良い感じに暖かいですが、朝晩は上着ないと肌寒さを感じます。


1.普段のパンツ事情について

ところで皆さん、プライベートで履くパンツはどのようなものが多いでしょうか?
カーゴパンツやチノパン、スラックスにジーンズと色々ありますよね。
それこそストレッチの効いたスポーティーなタイプのものがあったりと色々選べて嬉しいですね。

2.デニム?ジーンズ ?名称の違いについて

よく皆様が履いているデニム素材を使った5ポケットのデザインのパンツの名称がジーンズで、デニムとは素材の名前なんです。とは言っても、デニム履いてるよと言ってもおそらく大多数の方がジーンズをイメージされると思うので、もはや同意義語という立ち位置かなと思いますが、本来はそういった線引きがあります。

3.デニムスラックスの魅力について

それを踏まえて、本日ご紹介するデニムスラックスについてです。
デニムスラックス?ジーンズじゃないの?と言う声もチラホラ聞こえてきそうですが、


ジーンズ(5ポケットのパンツ)は元々、アメリカのゴールドラッシュ時に作業員達がタフに履けるパンツとして誕生しました。
あくまでもワークウェアとして、タフさを第一に作られているので、再度シームも生地を折り畳んで表にバッチリ太番手ステッチが出てます。
よーく見てみるとサイドシーム以外にも全体的に表面にステッチがしっかり出ておりますよね。
ステッチの色味も、そのジーンズを表現するデザインの一つとして捉えられて、今の時代結構色んな色味のステッチを見ますね。
一般的には、イエロー〜ブラウン系の物が多いですよね。

前置きが長くなりましたが、早速仕上がりのご紹介です。皆様がお仕事用で着ているスーツのパンツがスラックスというデザインで、ステッチは入っていてもサイドでピックステッチが入ってるくらいでほぼわかりませんよね。センタークリースも入っているので、足の形がより綺麗に見えますし、何より合わせる物の振り幅が結構高いです。(以前、イタリアのヤコブコーエンが5ポケットのジーンズにクリースラインを入れていましたが、最近はあまり見かけませんね。)デザインがスラックスなので革靴との相性も良いですし、上着もジャケット、シャツ、カーディガン、Tシャツ、など幅広いアイテムと合わせる事が出来ます。今回作ったサンプルは、ブラックデニムを使った物ですが、ブラックデニムの特徴は全体的に少しグレイッシュな色味なので、ジャケットと言えばなネイビージャケットにも案外合うんです。

素材的なタフさはありながら、それでいて品良く履けるパンツ。
ある意味、昔の先人達が生み出した良い部分を上手く融合できたハイブリッドなアイテムがデニムスラックスです。

今回のサンプルは、岡山のビンテージファブリックで仕立てた物で、同じ生地は完売してしまいましたが、今期新たにラインナップしたブリスベンモス社のコレクションに似たブラックデニムもご用意しております。
最初の履き心地は、正直堅い印象でしたが、何度か洗ったり履きこむ内にデニム本来の柔らかさが出てきました。

オフィスでの服務規程が比較的カジュアルな方はもちろんですが、ジャケットスタイルくらいは最低限な方にもオススメしたいですね。
新たなグレースラックス(正確にはブラックですが、、、)的なアイテムとして是非ご検討ください!

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