Pierre Jeanneret Chandigarh Collection®︎
チャンディーガルコレクション®︎を始めるにあたり

　私がチャンディーガルコレクション®︎を始めるきっかけをご説明します。
　そこには、いくつかのチャレンジが課題としてありましたが、まずは失敗をどれだけ少なくし、妥協ない製品を提供できるか?が最大の課題でした。

-ヴィンテージの輸入販売

　インドからヴィンテージ雑貨を輸入し始めたころより、ヴィンテージのピエールジャンヌレ家具も輸入を始めました。
　2019年当時ヴィンテージのピエールジャンヌレは、日本円で10万円しない価格で現地のブローカーより入手でき、輸送費や税金を含めても今よりずっと安価でした。

　現在もリクエストがある分についてのみヴィンテージの輸入販売をしています。
　インドのブローカー価格が相場を決めているので
当店も特別安くご提供が困難ではありますがお問い合わせ受付ております。

　ヴィンテージのピエールジャンヌレは、インドのチャンディーガル市の公共家具であり、一般に販売された製品ではないため、個体数に限りがあり世界的な人気から、あっという間に価格が高騰しました。
　2016年の世界遺産登録も人気に拍車をかけたことは、言うまでもありません。

-製造業者探し

　ヴィンテージの枯渇による価格上昇を受け、オリジナル製品を製造して安価に多くのお客様に提供するアイデアを思いつきました。

　ヴィンテージも廃棄が決まったぼろぼろ状態を現地で修復していたため、私のアイデアに賛同してもらえる業者にコンタクトをとり、サンプルの製作に入りました。

　この頃からCovid-19の感染拡大があり、現地も活動が制限されていましたが、Chandigarh Collectionのコンセプトは以下とし、依頼出来る可能性がある業者を探しました。

1.当時と同じ材料で製作する
2.当時と同じ工法で製作する
3.当時も製造、修復に関与していた
4.決して高額にならない

-製造業者の決定〜サンプル制作

　何社にコンタクトを取ったか忘れてしまいましたが、10社以上でした。
　その中で、現在もヴィンテージの修復やチャンディーガル市から修復依頼を受けている小さな工房が、とても丁寧な仕事をしており、過去からの膨大な修復歴とノウハウを持っていたため、手始めに私の条件を伝えサンプルを送ってもらいました。

　届いたサンプルを見て、私のリクエストが全て含まれている事に驚きました。
　このまま使い込めば、ヴィンテージと同じになるクオリティ…
　すぐさまコンタクトして取引開始となった次第です。　

　Chandigarh Collection®︎のコンセプトについては
次回以降に細かく解説いたします。

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