リリー・フランキーさんから学ぶしごと術
リリー・フランキーさんは元ホームレスなんだとか。
人ってどうなるかわからないなぁ~と、いまや映画やドラマに引っ張りだこのリリー・フランキーさんを見て思ったりします。
これまた演技も素晴らしい。
ヤクザもできるし、やさしいお父さんもできる。
その中でもNHKで実話をドラマ化した、「洞窟おじさん」のホームレス役は最高でした。
この役をこんなに見事に再現できる人、いないんじゃないでしょうか?(見た目も含めて笑)
今ではすっかり俳優さんのイメージが強いリリーさんですが、元々は美大を出たイラストレーターさんなんですよね。
それ以外にも様々な活動をされていて、音楽も創ってるし、コラムも書いてるし、本も出している。エッセイ本「美女と野球」はおもしろくて、たくさん笑いました。
どうしてこんなにリリーさんに詳しいかというと、ウチのダンナがリリーさんをやたらと敬愛しているからです。
とにかく大好きらしい。
スピッツの曲「大好物」の歌詞じゃないけど、
こんな感じでわたしも影響受けちゃってます。
いや、わたしは別に、ダンナが好きなものを無条件で好きにはならないけど。
では本題。
わたしが印象に残ったリリーさんのしごと術は主に2つです。
①とにかくしごとがなかった時代、打診があったしごとは全部受けていたリリーさん。
その際、
「それ、得意です」
と即答していたらしい。(まったくやったことないのに)
そして受けてから勉強するので、もちろん締切は守れていなかったとか。
だってやったことないし、受けてから勉強してるからね。
②情熱大陸にて。
美大生に、
「絵本作家になりたいのですが、どうしたらいいですか?」
と聞かれたときの返答。
「それはいいですね。すぐになれますよ。ボクは絵本作家です、て言っちゃえばいいんですよ。あしたにでもなれますよ」
「ボクは絵本作家です、売れてないですけど…って言えばいいんですよ」
素晴らしい。なるほど。
わたしも、
「わたしはフリーライターです。売れてないですけど」
て言えばいいのか。
あとは名刺でも作っちゃえば、もうフリーライターの完成なのか。
ちなみにウチのダンナは営業マンで、常にさばき切れない量のしごとを抱えています。
先日、
「締切は過ぎてからが勝負だから」
と言っていました。
なんとなくリリー・フランキーさんを彷彿とさせるものがあるなぁ…
と、感じている今日この頃です。
最後までお読みいただきありがとうございます!もっとがんばります。