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新規仕事を得るためには/京都ライター塾・動画視聴コースのレポート

江角悠子さん主催の「京都ライター塾」

通常コースに加えて動画視聴コースが用意されており、こちらはワークがない分、少しお得な価格設定になっています。
さらに自分が学びたい講座だけを単発受講することもできる、という何ともありがたいシステム。

(1)ライターは何をしているのか?
(2)文章講座①
(3)企画のたて方
(4)インタビュー講座(聞き方レッスン)
(5)文章講座②
(6)新規仕事を得るためには

京都ライター塾の講座内容一覧

昨年末、『(6)新規仕事を得るためには』を動画視聴コースで単発受講しました。

フリーランスのライターになって約1年。
この1年でわたしが切実に思ったことは、
「しごとの取り方、教えて~!」
でした。(あとは、ギャラの相場教えて)
文章力の講座はあっても、こういった趣旨でみっちり教えてもらえる講座ってなかなか無い。でも、実はここが1番知りたい。
だっていくら文章力が向上しても、しごとがなかったら意味ないんだもの。

ということでありがたく受講したら、繊細な江角さんならではの、細かいところまで網羅したアドバイスが満載の講座でした。
今回、わたしが印象に残ったことをいくつか挙げていきたいと思います。

まずはフリーライターの心得

「しごとを得る」ことだけでなく、そこにまつわるビフォーアフターまで丁寧に教えていただけます。
まずはビフォーについて。

・軸を複数、作ることが大事

昨年しごとを抱えすぎたり、ほぼ無職のような状態になったりを繰り返したわたしにとって永遠のテーマです。
江角さんもライターでありながら、講師もするし、編集のしごともするし、ときには観光ガイドのようなしごともしてきた、とのこと。
まずはライターとして頑張るけれども、将来的には「ライター」だけに縛られなくてもいいのかな、と思うようになりました。

・ライター仲間を作る

とにかく孤独一直線のライターにとって、ライター仲間を作る必要性を説いてくれました。
「ライター仲間ができたらしごとを取られる!」とむかしは思っていたけれど、実際には紹介してもらったり、相談に乗ってもらえたりと良いことばかりだった、とのこと。
何より「自分が作業できないときに頼める人がいると、安心感があるし信用も失わない」というメリットも。
ライター交流会など、具体的な集まりの存在も教えてくれました。

・とにかく健康に気をつける

なんだかんだで一番響いたのはこれかもしれません笑。
フリーランスは自分が倒れたら終わりなので、毎日の健康管理が大事だと。
わたし自身、昨年予定がぎっしり詰まったときに、子供が熱を出して焦りまくったこともありました。。
子供はどうしようもないけれど、自身の管理は改めて気を引き締めようと思いました。

仕事を得るためにできること

いよいよ本題です。
しごとの取り方として提示されたのは、ざっくりとコチラ。

・公式サイトをもつ(ブログ可)
・実績を作る
・クラウドソーシングに登録する
・紹介してもらう
・企画を提案する

5大しごとの取り方

・公式サイトをもつ
・実績を作る

わたしが早急に進めたいと思ったのがこちら。
そろそろライターになって1年経つので、実績をまとめたポートフォリオを作ろうと思っています。
ちなみに、
・クラウドソーシングに登録する
は、すでにやっているのですが、先日ランサーズでの実績を見て、「取材記事を書いてほしい」と直接メールをくれたクライアントがいました。
「実績をわかりやすくまとめて出す」必要性を、より強く感じた出来事です。放置してるので、ちゃんと作り込まなければ。。
あと、それに加えて「これからやりたいこと」の発信も大事とのことでした。

・企画を提案する

企画自体は別講座で詳しくやっているため、この講座では踏み込みません。
しかし心得はたくさん教えてもらえました。
「100本送って10本見てもらえたらラッキーくらいの気持ちで」
「めげない!」
「自分アピールよりも、相手(媒体)のメリットを提示する」
企画書を添付できない場合は、Googleドキュメントのリンクを貼ればいいよ、など送る際の注意点や、文面の例文まで。
何もわからないわたしにとっては本当にありがたい。
企画はまだ少しハードルが高くも感じますが、個人的に挑戦したいジャンルがあるので、少しずつめげずにチャレンジしていこうと思います。

納得できるしごとをするために

最後はしごとをするにあたって。
アフター編です。
わたしが本当に神経をすり減らした問題、「金額の交渉」についてもたくさんのアドバイスがありました。

とにかく、「言わないと、絶対に上がらない」とのこと。

わたしも実際、安い金額を提示されたけど、言えばあっさり上げてくれたという経験が少ないながらもありました。
その際「交通費も込みで」と言われたけれど、「別にしてほしい」とお願いしたら、それもあっさりと了承してくれたんですよね。
だから非常によくわかります。
しかし、やっぱり言いにくいのが現実。

でも、
「ここはがんばる!!」
「技術を提供するのだから、ひるまない!!」
という言葉が強く心に刺さり、
「そりゃそうだ。フリーランスをやると決めたんだから、そこはがんばらなきゃ」
と、妙にしっくりきて納得できたのでした。

あと、「金額交渉したいけれど、しごとの話自体がなくなるのはイヤだ」というときに有効な言い方や、そのまま使えるメールの例文なども教えてくれて、至れり尽くせりです。
「おおよその金額の出し方」や「いかに納得できる状態で仕事に臨むか」なども、数々の実体験をもとに共有してくれました。

まとめ

動画視聴コースには30分のオンラインセッションがついていて、個別にオンラインで質問することもできました。
わたしは主に公式サイトをもつことについて、色々と相談に乗ってもらいました。あとは雑談も。

会社員からフリーランスになったわたしにとって、業務以外の大事なポイントを余すことなく聞くことができ、大変有益な講座でした!
こんな内容の講座、ほかにないんじゃないかな?

できることからひとつひとつ、着手していきます。

江角悠子さん主催のオンラインサロン
京都くらしの編集室

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