見出し画像

自動精算金機について

はじめに

自動精算機を検討している先生、これが結構奥が深い。
最終的にどのような形態を目指すかによって選択肢は変わってくる。何なら今使っているレセコンすらも変える可能性が…

僕が自動精算機を入れようと思った理由

①受付1人増やすよりも辞めないし、文句言わないし人件費より得と思っていた
②受付の締め作業が短くなると思っていた
③受付の会計間違いが無くなると思っていた
④受付の渋滞が無くせると思っていた
⑤受付が現金を扱わなくなるので衛生的と思っていた
⑥患者動線をガラッと変える事が出来ると思っていた
⑦来院したが、受付が気付かず診療室に案内されずに待ってる人が無くせると思っていた
⑧予約をチェアで取ってしまえば受付に寄らずに自動精算機直行で、そのまま帰れると思っていた
⑨IT導入補助金があったから

ひとまずこんなところでしょうか。 実際に入れてみて、思った通りの結果になったもの、ならなかったもの、新しく発生した問題がありますので、それぞれについて説明します。


モデル医院 I医院
ユニット11台
1日の出勤人数
歯科医師3~4人
衛生士5人
助手8人
受付3人~5人
1日来院患者数 平日80人 土日120人
窓口売上1日30~200万円
使用レセコン ジュレア(ピクオス株式会社)
使用アポ帳 ジニー(株式会社デンタライト)
使用自動精算機 NOMOKAスタンド(株式会社クリニックキオスク)

元々は受付は5人座っており3か所は会計・予約処理が可能 残り2人は電話対応、カルテ印刷、その他業務 という形で運営していました。
3か所の会計可能箇所の間に、金庫が置いてあり、毎日20万×2からスタートして、最後人間がお金を数えて締めを行う
クレジットカードは3か所とも使用可能、QR決済等もOKで運用していました。

受付だけ、診療終わっても締め作業で毎日30分位は帰りが遅くなるうえ、金額に大きな差があればカメラで確認や患者様に連絡、締め作業はクレジットカード端末ごとに行う、金庫が2つの為、2つの差がないか確認を行う
めちゃくちゃ煩雑でした。


自動精算機を導入した結果

①後述します。⑨の項目と一緒に。

ここから先は

3,985字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?