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開設3周年を迎えてのご挨拶「ゆきはよいよいかえりはこわい」

今年も2月9日を迎えてしまいました。
「途中下写」プロジェクトと00s_photoは生まれて3年になりました。

開設○周年、開設○000日、お正月などの節目のタイミングでこのように挨拶を書くことにしているのは特に大きな意味はありませんが、何かの時に少し見返せればという気持ちで書いています。

とはいえ、今回のタイトルはちょっと物騒ですね。お正月には「笑顔溢れる1年になりますように」なんて書いたものですからどうしたのかという感じではありますが、今日の3周年の節目に、「ゆきはよいよいかえりはこわい」という言葉が思いつきました。

「ゆきはよいよいかえりはこわい」という言葉は童謡「とおりゃんせ」の歌詞の一部から取られています。

「とおりゃんせ とおりゃんせ ここはどこの細道じゃ 天神様の細道じゃ ちっと通して下しゃんせ 御用のない者通しゃせぬ この子の七つのお祝いに 御札を納めに参ります 行きはよいよい 帰りは怖い 怖いながらも とおりゃんせ とおりゃんせ」

童謡「通りゃんせ」(作詞者不明、本居長世編・作曲 ※諸説あり)

歌詞を見せられてもよくわからない方のために簡単に解説しますと、昔は生まれたばかりの子がすぐに死んでしまうことも多かったため、ある程度成長する7歳までは「神の子」として守ってもらおう、もし亡くなったとしても「神様の元へ帰った」といえばよい、という考えが広まりました。

しかし、7歳になればもう「神の子」ではなく「人間の子」になってしまいます。子どもが7歳になり神社にお参りする、つまり七五三というのは、人間の子として神に認めてもらうといった意味になります。

「ゆきはよいよい」は、まだ「神の子」として生きていられるから良いということであり、「かえりはこわい」はお参りの帰りには既に「人間の子」になっているから、その時点でもう自分の力や友達や社会等の周りと助け合いながらいきていかなければならない、そのような覚悟はあるのかという意味が込められているということだそうです。(あ、諸説ありです。)

で、何が言いたいのかということですが、途中下写は7歳ではありませんが、もう3歳を迎えてコンテンツも増え、運営委員も増え、まだまだ課題はたくさんある中でもかなり大きく成長してきました。もう「神の元に戻る」、つまり後ずさりは出来なくなってきたということです。

途中下写がこれからも続くため、成長するためには運営委員全員が自分の力を知り、生かし、チームとしてさらに強くならないといけない時期に来ているということであると思います。

というわけで、「ゆきはよいよいかえりはこわい」というタイトルの今回の話は、途中下写がたくさんある課題をクリアし、今後も長く続けるための自戒と思っていただければと思います。

写真・映像祭やインカレ写真サークル、小さな写真の学校等の途中下写のコンテンツに参加してくださっている皆様、いつもありがとうございます。引き続き途中下写の活動にぜひご期待ください。

また、本日までプロジェクトの活動にご協力いただきました関係各所の皆様、途中下写にお力添えをいただき感謝申し上げます。

そして、最後に今となっては21名いる運営委員の皆さん、いつもお疲れ様です。この1年間、直接会ったりする機会も多くなり途中下写が何かコンテンツを作り運営するといったことばかりではなく、運営委員どうしの結びつきからチームの一員として活動するというところも出てきたのかなと思います。次の4周年を迎えるまでの1年、コンテンツの成長はもちろん、チームの一員としての運営委員の皆さんの成長に繋がるようにこちらも頑張ります。皆さんも頑張って下さい、どうぞよろしく。

以上、3周年を迎えるにあたり、「途中下写」プロジェクト運営委員会と00s_photo運営チームを代表しましてご挨拶させていただきます。

2023年2月9日(木)
「途中下写」プロジェクト運営委員会
主任運営委員 池本翔真

この記事のお問い合わせ先
「途中下写」プロジェクト運営委員会
主任運営委員
Instagram:@stopover.photo.project
Mail:share@stopover-photo.com(代表)

2023.02.09

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