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創業者について(2023年版)

STORY plusの創業者である私について、少しでも知っていただくことで、ご入社後の「それ、早く言ってよー(SansanのCMのパクリですね笑笑)」が少しでも無くなればと思っています。

■創業者history

私の今の人格が形成されているのは両親のお陰です。
私は複雑な家庭環境で育ちました。

私の母は自分の子育てを機に統合失調症になりました。
不適切な言い方かもしれませんが、いわゆる普通の状態ではなくなりました。
見えないものが見える、聞こえないものが聞こえる。急に泣いたり、わめいたり。
大勢の人前でいきなりソフトクリームを父に投げつけたこともありました。夜中は毎日のように母が大声で泣きわめいていました。
テレビの世界のように「目が覚めたら夢じゃないか」と何度も思ったことを今でも覚えています。しかし目が覚めても夢ではなく現実でした。
中学生の時に、母に包丁を向けたこともありました。
そのようなことは書き出せばきりがありません。
しかし、母の私に対する愛情もしっかり感じていました。

父はそのような環境の中で必死に耐えてくれました。
小さいながらも地場の会社の役員をしていました。連日、会社にかかってくる母からの意味不明な電話は、今思うと相当に大変だったと思います。
そのような中で、私と弟の2人を育ててくれました。
父の口癖は「自分の人生だから最後は自分で決めなさい」でした。

このような境遇で育ったからこそ、私は人に対する感度が高くなったと思います。

小学生から大学生までは本格的に野球をしていました。
野球では自分で決めた目標に対して、どのような厳しい環境であれ、徹底的にやりきりました。理不尽なことは山ほどありました。
高校時代は先輩に毎日、ベルトで背中を叩かれました。
先輩に指示されて、バットに土下座をしたこともありました。
今の時代では完全にアウトです。(いや、昔もアウトです。笑)
それでも目標に向かってやりきりました。
結果は、地方予選の決勝戦で負けてしまい、残念ながら甲子園には行けませんでした。
しかし、やりきると不思議なもので、涙は全く出ませんでした。
むしろ、清々しい気持ちでした。

そのような境遇で育ったからこそ、夢や目標を持つことのすばらしさ、それをやりきった時の何とも言えない感動を知っています。

社会人では大手百貨店に就職をし、一生懸命に働きました。
それなりに評価をされていたと思います。
自分が企画した商品をお客さんが買い、笑顔になるのを見ていると理屈抜きに楽しかった感覚を今でも覚えています。
先輩や上司と居酒屋に行くと、「うちの会社は馬鹿だ!」、「うちの社長は何も分かっていない!」と威勢のいい不満をよく耳にしました。
しかし、翌日、先輩や上司の職場に行くと小さくまとまって、粛々と仕事をしている姿や、お客さんにとって正しくないと思われることを平気で行っている姿がありました。
私は何かおかしいと思いました。
また、この状態は従業員も会社もハッピーではないと感じました。
一方で、同じ会社にいるのに目を輝かせて、夢を語っている先輩や上司もいました。
同じ環境にも関わらず、「この違いは何なんだ?」と率直に感じました。

会社からの辞令で銀座店に転勤になりました。
その初日に乗った山手線は衝撃でした。
通勤時のサラリーマンの目が見事に死んでいたのです。
「世の中を背負っている大人がこれでいいのか?」と思いました。
大人が目を輝かせていないのに、子どもが大人になることに希望を持てるはずがない、と強く感じました。

この現体験が私の創業の原点です。

■創業者character

私は自分で言うのもおかしな話ですが、悪い人ではないはずです。
むしろ、良い人の部類に入ると思います。
一方で、起業家としてめちゃくちゃエッジが利いているかと言えば、そうではないです。
ただし、「赤信号みんなで渡れば怖くない」というタイプでもなく、「自分」を持っていますし、頑固な部分もあると自覚しています。
ということで、私の取扱説明書として、私の人となりを知ってもらうことを目的に、思いつくままに記載をします。

【自分の中で大切にしていること】
・自己選択の概念
 自分の行動は自分で選ぶことができる/自分の行動は自分で選んでいる
(今の状況が起きているのは全て自分が引き起こしている!=自己責任)
・やれないではない。やらないである。
・自分のWILLを大切に。(自分の行動に明確な意思を持つ)
・他人の土俵で仕事をしない。(現実的にすることがあってもいいが。)
・イニシアティブを取れ。(常に先手)
・他人は関係ない。要は、自分がどうしたいかである。
・やる以上は自分の納得する仕事をする。(納得の基準を高く持つ。)
・誠実でありたい。(ウソはつかない。)
・人とのご縁を大切にする。
・その事象の論点は何かを考える。(=「要は~」で事象を考える。)
・一つ一つのアクションを甘く見ない。そのちょっとした甘えに差がでる。(微差力)
・目の前の人の気持ちの動きを常に理解する。
・正面からぶつかる。
・鬼手仏心(中途半端な優しさはその人の為にならない。)
・ビジネスの世界では誰もが対等。目上の方を尊重する精神は大切に。
・他人の意見を聞く(まずは自分の頭に入れる)という素直な心を持つ。
・行動は手段にしか過ぎない、結果が大事。
・顧客との関係性はビジネスパートナーという意識。
・みんなと一緒に価値を置いていない。

【他人からよく言われることで自覚もあること】
・ポジティブ、前向き。
・明るい。
・アバウト、適当。
・実は細かい部分がある。
・まじめ。
・行動力がある。
・気持ちで動く。(程よく論理的)
・人柄がいい。
・やりたいことが多い。
・熱い、想いが強い。
・頑固なところがある、一貫性がある。
・オペレーション業務、地道な作業が苦手。
・自分に厳しいが、人にも求める水準が厳しい場合がある。
・人を管理することは基本苦手。
・相手への説明がアバウト。丸投げ的、無茶ブリ的な仕事の振り方をする。
 (自分でもそう思います。決して丁寧ではない。)
・しかし、クオリティの高い成果物は求める。
・納得できていないことへのモチベーションは激低。というか動かない。
・心にも思っていないお世辞やよいしょ的発言は基本できない。
・感謝の言葉、褒める言葉を言うのが苦手。(奥さんに言われます。)
・意見を言いやすい(自分も心掛けています。)
・受容力高い。
・洞察力高い。

【座右の銘】
・順境には謙虚、逆境には忍耐
・感即動(感じたら即行動せよ)
・常に挑戦・常に成長

とりあえず、バァーっと思いつくものを記載しました。
あまり整理をされていませんが、この記載内容から私の人となりをイメージしてもらい、こんなやつでも上手くやれるよと思っていただける方との素敵な出会いを求めています!

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