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巫女の末裔ー続きはアルファポリス小説へ


雨が激しくなり、雨戸を閉めると音が大きくなった。その中、村人たちの声が聞こえる。「これは龍神の怒りか?」「人柱は誰か?」そんな中、真白という神主の孫娘が今年の人柱と決まってしまう。

真白はまだ4歳だった。祖父は掟よりも孫娘の命を優先し、真白を逃がすために神社を畳んで逃げることを決めた。実は、真白は言霊を操り、人を光へ導く巫女として生まれたのだ。だが、その代償として、真白は好きな人と結ばれることができず、人柱となってしまう運命を背負う。

真白は、好きな人が早死してしまうという運命を知って以来、人を好きになることが怖くなった。自分が好きになった人を失うことが怖かった。

そんな中、幼なじみの新くんに別れを告げずに去ってしまう。新くんは、真白が心の支えだった。真白も新くんを想っていたが、自分が人柱になるという運命に逆らえなかった。

真白が人柱となる日がやってきた。村人たちは、真白を祀る神社に向かった。真白は、言霊を操って村人たちを光へ導いた。その時、真白は新くんの顔を思い出した。

真白は、自分が好きな人を失うことを恐れて、人を想うことをやめていた。だが、新くんを想う気持ちがどんどん大きくなっていく。真白は、自分が好きな人を守るために、言霊を操って大雨を止め、村人たちを救うことに。

雨が止んだ後、祖父に抱かれた真白は、新くんに会いたくて、村を抜け出した。そして、雨上がりの川で新くんと再会する。真白は、

真白と新くんは、お互いを想い、手をつなぎながら、村に帰っていく。真白は、自分が好きな人を失うことを恐れず、新くんと一緒になれる未来を、信じて。




  ー続きはアルファポリス小説へー


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