令和漢詩のススメ

私の尊敬する方から
漢詩を書いてみるように言われた。

ちなみに
その方はYouTuberとしても収益を上げている
実業者でもある。


漢詩なんて
やってる人はかなりニッチだ
という目付もあったかもしれない。

漢詩を
特に好きでもなかったが
執行草舟氏の「友よ」から



詩の面白さを知り、
漢詩も
いくらか面白さを感じていた。

また
私の座右の銘は
漢詩の神様・李白の言葉から出している。



45歳の私は
高校時代に漢文を教わった。

漢文の文法等は
もはやほぼ全て忘れているので
本来の形を意識したら
漢詩を書くことはできない。

であれば、
日本人的な漢詩があってもいいんじゃないかと思う。

それを
令和漢詩
と名付けてみる。


なんとなく
それっぽく書けばいい。
あまり型を重視すると面白く無くなってしまうから。


種田山頭火の自由さ


私のことを
種田山頭火のようだと
褒めて頂いた。

否、褒められてはいないのかもしれない。

山頭火の生涯は
wikipediaを見ると
なかなか辛い人生だったように感じる。



「無駄に無駄を重ねたような一生だった、それに酒をたえず注いで、そこから句が生まれたような一生だった」

大酒飲みのイメージや
写真の見た目から
また
悲惨な人生航路からも
山頭火にたとえて頂いたようだ。


代表句を見ても自由だ。


あるけばかつこういそげばかつこう
音はしぐれか
ゆうぜんとしてほろ酔へば雑草そよぐ


山頭火の句は
自然の中に生きる姿が
超然としてある。

美しさではなく
そこここにある日常が
つまり親しみやすさがある。

芭蕉のような
一片の絵が浮かぶわけではない。

どこにでもありそうな風景が
人それぞれの形で思い浮かぶ。


山頭火のように
自由に
令和漢詩を書いてみよう。

表現することで
わかることも多いはずだ。


芸術は
もともと金にならない作業だ。
少なくとも生きている間は。

そんな時間を作るのは
贅沢な話だ。

仕事ではないのだから。


令和の世に先んじて
自由な気持ちを
形にして表現してみることで
私の場合は
自らを慰めることにもなろう。


今日もありがとうございました!

ご縁に感謝です。サポート頂いたら、今後の学習投資に使わせて頂きます。