手違いでニンゲン界に産まれおちたゾウ

しばらくやすみ、と思ってたけれど、引き続き、ときどき、ぽつぽつと、テキトーに書きます。…

手違いでニンゲン界に産まれおちたゾウ

しばらくやすみ、と思ってたけれど、引き続き、ときどき、ぽつぽつと、テキトーに書きます。ニンゲンは優しいヒトが多くてスキですが、一部のヒトは徹底的にキライ、というかコワイです。「手違い」なので、ベースで具合がわるいです。

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      • 日記:猫、命

         1/14、仔猫たちが産まれてきた。推定まで生後半年強のはるが、5匹を身ごもっていて、お腹のなかで育てていた。前日に退院していたばかりのぼくには、母から、お産がはじまったと連絡があったときはそれだけでしんどかったけど、むろんそんなことを言っている場合じゃなかったから、はるのもとに飛んで行った。すでに1匹出てきていて、ぼくが着いて間もなくして2匹めも出てきた。  3匹めが大変だった。出てくるまでが長かった。赤ちゃんもはるも危ないんじゃないかとずいぶん緊張した。はるは過呼吸のよ

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          日記

           血圧が高い。昨年末のIgA腎症の定期の経過観察で受診したとき、上は140台で下が100を超えてた。人生でそういう数値が出たのは初めてで、「高いですねぇ」と言うと、「たしかになぁ。クレアチンにも高いから気になるけど、ただあなたの場合は体格がいいから、それも関係しとると思う」と、「あんまり気にするな」という口調で主治医には言われた。血圧なんて刻一刻と変化しているものだから、ぼくもとりあえず気にすることはないと、食事と運動に気をつけようということで病院を出た。で、その直後に今回入

          日記

           診察直後、さっきまでの診察や今までのいろいろな話し合いをひっくり返されるようなことを母に言われ、心臓が冷たくなるほど悲しくなり、そしてすぐさま怒りが込み上げてきた。弟がなぜ失踪したのかもわからない段階で、また、自分のあり方を見つめ直すことをする前から、「また4人でごはんを食べたい」などと言っていた気味の悪い母性の持ち主。ただ、その気持ちを無視できず、父も含めどういう家族の状況であれば弟が帰って来たときに居やすいのかを何年も話し合ってきた。でも、徒労だったか。  さっきまでや

          日記

           また来てしまった。昨日の診察に母を同席させたのが間違いだった。ただ、そうしないといけない理由・出来事があった。  「もう入院なんてしたくない」と、一昨年の退院以来、決意のように思っていて、それに、去年の秋から教壇に立ちはじめたから、日々、細心の注意で、慎重に慎重に、丁寧に丁寧にすごしていたのにくずれてしまった。  なにか起きると暴れる。そんな状態なっていたからとにかく家を出たけど、心も体もどこに行けばいいのか、おちつくところがなくなって病院に連絡した。  自ら保護室を希望し

          日記

           きょうはカウンセリングと診察。カウンセリングはさっき終わった。診察は16時からだから、いったん病院から離れて喫茶店なう。  カウンセリングで、「自分で自分の世話がうまくできない」という話を聴いてもらった。無意識に「自分」以外のことを勝手にぐるぐる考え始めていたり、あいかわらず寝るのが怖くて、それを紛らすために寝る前にドカ食いしてしまって毎朝後悔していて、難病状態の腎臓に負荷をかけていることが気持ち悪いでんですとか、そんな話を聴いてもらった。そしたら、「まつださんが自分で自分

          日記

           さっきまで、従兄弟の子どもと、そのジジババ(つってもぼくの両親より若い)が訪ねて来ていた。うさぎ島に子どもたちを遊びに連れて来るついでに、寄ってくれた。  滞在時間は短かったけど、互いに土産を渡したり、母がおばちゃんとばあちゃんの一周忌の打ち合わせをしている間、ぼくは子どもたちと遊んでいた。二人とも、夏のばあちゃんの法事以来だったけど、うちの猫ズの名前を憶えていた。  子どもと遊ぶのはたのしい。「たのしい」というか、自然体でいられる。「子どもがかわいい」とかじゃなくて、子ど

          日記

           「父親」という奴が、オス猫がメス猫に発情して追いかけまわしているのを見て「オカシイ」と訝っている。そのときの表情は、昔からぼくが恐怖と狂気とヒステリーを感じてきたそれと変わらない。眉間にシワがより、小さい目がさらに小さくなって、プラスティネーションか特殊メイクかでもしたかのように表情筋が動かない。それで気味が悪い。さらに悪いことに図体がでかい。気味悪い図体が「同じ屋根の下」という空間の中で大きな面積、体積を占めている圧迫感、不快感。  動物の行動を見て「オカシイ」と思うのは

          日記

           疲れた。書くのもめんどくさいくらい。でもアタマのおかしい「父親」とかいう奴がアタマのおかしいことを言い始めたから気が狂いそうで、暴れ出してしまいそうで、書くしかなくなってる。  昨日同様、終日病院にいた。きょうはカウンセリングと診察。カウンセリングでは、「まつださんはまさに学芸に優れてるのに自分のこと「欠陥品」って思っちゃうのは傍から見てると不思議だし、たぶんまつださんのしんどさの根元なんだろうなあと思います」と言われた。診察では、「まつだくんの存在で救われとる子がおるんよ

          日記

           昨日はやり抜いた。彼・彼女たちが納得してくれたかどうかはわからない。でも、とにかくやり抜いた。少なくとも「敗北」からタダでは起き上がらなかった。  帰宅したら疲労困憊。疲労がピークに達したときの症状が出ていた。でも、「しんどいけどここまで疲れたから寝れるだろう。」  寝れなかった。まさかだった。それできょうはデイケアで終日、瀕死状態。みんないろいろなプログラムやってるのに、ぼくは一日中ソファーに沈み込むようにして動けなかった。  様子を心配して声をかけてきたOTさんに「ヤダ

          日記

           ぼくには「空母艦」がいない。  山本先生も主治医も宮本浩次も、その他、ぼくが魅力を感じる人たちは例外なく母親との良好な関係を必ず口にする。最近そのことに気がついた。  宮本さんには会ったことがないからわからないけれど、山本先生と主治医は、自分が存在していることに揺るぎない安定性を持っているし、ご本人たちもそれを自覚しておられる。  主治医は、本当に良い意味で自由に大切に育てられ、お母さまからは「あんたは恵まれとるから将来はみんなに恩返しするような仕事をするんよ」と言われて育

          日記:あるいは、分かっているのについついムリしてしまうバカだけど愛しいひとたちへ

           きょうも彼女に救われた。  水曜のデイケアはスポーツ・レク。きょうはテニスorグラウンド・ゴルフだった。ぼくはテニスをした。彼女と昨日から「一緒にやろう」と約束していた。  病院から少し離れたところにある総合公園にみんなはハイエースで、ぼくは自分の車で向かった(痕跡恐怖でいろんな人が乗る車に乗れない)。着いたらすぐに職員さんが手続きをしてくれて、さっそくやり始めた。ぼくの運動能力はあいかわらず激しくて、フェデラーばりのサービスをバチバチ打った。たのしかった。しかし突如として

          日記:あるいは、分かっているのについついムリしてしまうバカだけど愛しいひとたちへ

          日記

           今週の「マイ・セカンド・アオハル」も鑑賞終了。始まる前からこのドラマは人気出るんじゃないかと思って観てるんだけど、視聴率どうなんだろう。でもべつにわざわざ調べやしない。ぼくがおもしろく観てるからそれでいい。  道枝くんってのはすごい子だなあと、24時間テレビのドラマを観て感じて、このドラマを観ようと思った。まだめちゃめちゃ若いけど、演技がナチュラルでセンスを感じる。そのうちすごいことになるんじゃないかな。広瀬アリスは、役が彼女そのものみたいだ。ありがちな青春ものと言ってしま