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Amplitube 5 でモダンメタルサウンドを作ってみた!

少し前にセールで非常に安かったので、IKMultimedia からリリースされているアンプシミュレータ Amplitube 5を買いました!
「音が格段に進化した」と評判が非常に高かったので期待高く、モダンメタルのデモを作成してみたので、使用感と音をレビューします!

Amplitube 5 モダンメタルデモ動画

モダンメタル曲でデモ動画作成しました!

前半はフルミックスで、後半はギタートラックのみの音源となっています。

使用機材
ギター:Ibanez RGD71AL
ベース:Bucchus TF-ASH
ドラムライブラリ:GGD P4
ギターの音は生音をDI(Radial J48) → オーディオインターフェイス直で録音し、Amplitube 5 にそのまま通しています。

今回作成した音について

上の動画で使用したギターのプリセットはAmplitubeのToneNETにアップロードしております。

Amplitube5の使用感とサウンドのレビュー

Rhythm-amp-preset

今回購入したのはSEでもCSでもない通常のAmplitube5です。MAXではないので、全てのアンプやペダルが使えるわけではないですが、それでも「まず使いきれないだろうな」というくらい種類が多いです。ギターアンプだけでなくベースアンプも充実していますね。

良かったところ

使いやすい!
GUIベースなので操作で迷うところは少ないです。また、信号ルーティングも下部に表示されているので、変更したいところにすぐに移動できます。

ルーティングが非常に多彩!
1-3系統分岐&ステレオでなんでもできそうです!

音が良い
良いですよ!実機に近いか?と言われるとそうでもないかなという気がしますが、特徴がしっかり出ながら使いやすい音になっていると思います。クランチがイマイチなんてコメントも見ますが、個人的にはむしろクリーン/クランチが非常に好印象でした。バッチリ抜ける音になっていますね。

VIR Techがユニーク!
マイキングしている隣のスピーカーの影響も音に影響します。これ非常にユニークで良いですね!他に見ない機能だと思います。それぞれ違うスピーカー載せて見たくなりますね。

VIR Tech

イマイチだったところ

ステレオが面倒
ステレオルーティングできるんですが、LRの設定がリンクしてないんですよね。アンプのEQ設定やキャビネット設定などいちいちCopy -> Pasteしないといけないので非常に面倒です。ギター一つでステレオ効果の場合はいいと思いますが、メタルのバッキングのようにLRダブルの場合は逆にデメリットですね。表裏一体かなここは。

キャビネットのスイートスポットが狭い&レゾナンスが出やすい
操作はしやすいのですが、音作り自体は難しい部類かなと。特にキャビネットシミュレータは少しの変化でかなり音が変わる上にレゾナンスが出やすい印象ですね。いい場所を探すのがなかなか難しいかなと思いました。

SettingのCopy&Pasteが中途半端
これはもしかしたらバグかもしれないですけどね。キャビネット関連のSetting Copy & Pasteが一部しか反映されないんですよね。かなり面倒でした。
メサのRectifierモデルがイマイチ
IKオリジナルのDual Rectifierのアンプモデルが「こんな音?」という感じで残念でした。ブーミーすぎやしないかな〜。メタラー的にここはもう少しクオリティあげて欲しかったです。
が!、MESA公式のRectifierはいいです!公式は別途購入必要です。自分は少し前の何かで無料のセールの時Triple Rectifierは無料で入手してしまいました。たまに無料の時もあるかも?

まとめ

自分はセールで購入したというのもありますが、相当な機能とアンプやペダル種類で、ものすごいコストパフォーマンスだと思います。音のクオリティも想像以上でした!
なんとなく使用感的には自分のようなDTMメタラーよりも、汎用的にDTMでギターを使う人や、PCをギターアンプがわりにするユーザーがメインターゲットのような気がしますね。
ゆくゆくはAmplitube 6も出るのだと思いますが、どうなるのか想像つかないくらいAmplitube 5 は全体クオリティは高いと思います!


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